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うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
小学生です。
グレーゾーンです。
- 国語ができない…。
- 国語の勉強ができるようになってほしい…。
- 国語の勉強になるといつもイヤがって大変…。
- 家で国語の勉強を教えたいけれど、どうやって教えたらいいのかわからない…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもが国語の勉強がキライで、
- 文字がきたない
- 漢字がおぼえられない
- 音読ができない
- 文章問題がまったくできない
- 作文が書けない
さらに、テストの成績もわるくて、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
そこで今回は、国語ができない小学生のADHDの子どもに自宅でやるべき11の学習支援の方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで小学生のADHDの子どもが、
- 国語の勉強ができるようになる
- イヤがらずに国語の勉強をするようになる
- 国語のテストで良い点数を取れるようになる
さらに、国語の勉強や宿題をするたびに大きな声を出してイヤがったり、てきとうに答えを書いて終わらせようとしたりしていた子どもが、最後まで集中して国語の勉強をする姿を見ることで、いつも悩んでいたあなたの気持ちもスーッと軽くなります。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
元小学校教師(担任)をしていたとき
- 国語がキライな子
- 国語のテストで良い点数がとれない子
- 音読ができなくてみんなの前で読もうとしない子
- etc.
放課後等デイサービスで勤務をしていたとき
- 国語の勉強になると机の下やトイレの中にかくれる子
- 国語の宿題をやりたくなくて「わすれた」「今日はない」などとウソをつく子
- 文章問題がまったくできなくて、1問ずつ絵に書いてあげないと理解できない子
- etc.
そして、そのような子どものお母さんから、
「子どもが国語の勉強をイヤがってこまっています。ほかの子と同じくらい国語の勉強ができるようになってほしいです。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回の支援方法は、国語の勉強が苦手な小学生のADHDの子どもにはどうやって支援をしたらいいのか考えて、なやむお母さんにアドバイスをして、すぐにつかえて効果のあった方法を紹介します。
知っていますか?
「すらら」を知っていますか?「すらら」はADHDの子どもや発達障害の子どものために考えられた無学年式オンライン学習教材です。そのため、たくさんの保護者が利用しているのも納得です。学習の悩みがあるなら無料体験を受けたほうがいいかと思います。
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目次
小学生のADHDの子どもは国語ができないと困ることになる【小学校教師時代に私がしていた国語の「授業内容」と「子どもの様子」について】
小学生のADHDの子どもは、国語ができないと困ることになります。
理由がこちらです。
コ理由
国語ができなければ学校へ行かなくなるだけではなく「自分の力」で生きられなくなる
国語の勉強で子どもが習うことがこちらです。
読む
書く
考える
話す
伝える
これはすべての教科に必要な能力です。そして、子どもが将来、自分の力で生きていくためにも必要な能力です。
国語ができなければ他の教科の学習もできなくなるので、子どもは学校での授業がまったくわからなくなります。そして、学校がキライになって行きたがらなくなります。
文章が読むことが苦手で内容を理解できない子
文章を読むことが苦手で、国語だけではなく、ほかの教科でも「問題の内容」を理解することができなくて、泣き出したりイヤがって問題を解こうとしなかったりする子どもがいました。そのため、すべての教科の問題や文章に出てくる漢字に「ふり仮名」をつけて読めるようにしたり、文章の内容をわかりやすく絵に書いて教えたりしながらサポートしました。
音読ができない子
国語の授業ではいつも授業のはじめに音読をしていました。しかし、音読に苦手意識をもっていた子どもは、音読をイヤがって教室から逃げたり、みんなと同じように音読ができずに暗い顔になったりして国語の授業を受けることをイヤがっていました。他の教科でも教科書を読むことはあるので、そのたびにイヤがっていました。そのため、休憩時間やちょっとした空き時間にくり返し音読の練習をしてサポートしました。
このように、国語ができなければ他の教科の勉強もできなくなるので、学校での授業がまったくわからなくなって不登校になってしまうきっかけになります。
まだあります!
国語の時間には、「話し合い」や「考えを伝え合う」時間がたくさんあります。
はじめの5分
新出漢字(子どもがあたらしく習う漢字)をおしえる
5分~10分
学習内容の理解のために音読
15分~20分
学習内容をすすめる
10分~15分
「となりの人」や「班の人」と話し合い活動
5分~10分
クラス全体で発表・まとめ
上記のような内容で私は授業をすすめていたので、国語の授業は「単元の学習内容」だけではなく、
- 漢字
- 音読
- 話し合い
などを、45分間の授業の中でいろいろと勉強することになります。そのため、どれか1つでもできなければ、
「わからない。」
「できない!」
というイヤな思いを子どもは国語の授業時間にいつも経験することになります。
「イヤ」と思う気持ちは小学生のADHDの子どもにとって1番の問題です。
ADHDの子どもは「イヤだ」と思うと、なかなか続けることができずに、
「国語の勉強はやりたくない!」
と考えるようになります。そうなってしまうと、ADHDの子どもは国語の勉強がもっとわからなくなります。そして、国語ができないと他の教科もできなくなります。そうすると、子どもは学校が楽しくなくなって学校へ行きたがらなくなって不登校になります。さらに、学校へ行かなくなれば友達との関係作りやコミュニケーション能力を養う経験もできなくなるので、「自分の力で生きられなくなる」きっかけになってしまう可能性があります。
このような悪循環になってしまうと、今、子どもに国語の勉強を教えることに苦労しているあなたは、今以上に子どもへの接し方がむずかしくなるだけではなく、国語を教えること以外にも、たくさんの苦労や心配をすることになってしまう可能性があります。
これが、小学生のADHDの子どもは国語ができないと困ることになる理由です。
小学生のADHDの子どもが国語をキライになる理由
小学生のADHDの子どもが国語をキライになる理由がこちらです。
理由
キライなことがいっぱいありすぎる
ADHDの子どもはキライなことがいっぱいありすぎることで国語をキライになります。
たとえば、
国語の授業は、
- 毎日のようにある
- 文字をいっぱい書く
- 文章をたくさん読む
- 学習内容を考えたり想像したりしなければいけない
- 話し合い活動がある
- テストが多い(漢字の小テストもいっぱい)
- 体を動かす活動よりも座学ばかり
など、小学生のADHDの子どもが国語をキライになる理由はたくさんあります。ADHDの子どもは、キライなことやイヤなことを続けることが苦手です。そのため、どうしても苦手意識があることに対してはすぐに集中が切れてしまいます。
ADHDの特性について詳しく知りたい方はこちら→NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター
国語をキライになれば、毎日のようにある国語の授業で子どもはキライな勉強(授業)をしなければいけなくなって、勉強することに対してやる気スイッチが入らずに、
「国語はたのしくない…。」
「やりたくない…。」
「わからない…。」
「できない…。」
と子どもは思うようになって、国語の授業がADHDの子どもにとってはとてもツライ時間になってしまいます。
国語の授業は毎日のようにあります。
「まいにち国語なんてイヤ!やりたくない!」
文字を書くこともキレイに書けなければやり直しをさせられます。
「キレイに書けない!もう書きたくない!だから国語はキライ!」
文章をたくさん読まなければいけません。
「もう文字なんて読みたくない!うまく読めない!イヤだ!国語なんて勉強したくない!」
さらに、国語は文章を読んで内容を理解して考えなければいけません。物語文などは、登場人物の気持ちを想像して考える必要があります。ADHDの子どもは相手の気持ちを考えることが苦手なので、気持ちを想像することなんてむずかしすぎます。
「○○のきもち?そんなのわからないよ!だから国語はイヤなんだ!」
国語の授業では話し合い活動もたくさんあります。授業内容を理解していなければ話し合いにも参加できません。
「みんなと何を話せばいいかわからない!国語の授業なんてなくなればいいのに!」
国語は漢字の小テストなどをあわせると、他の教科よりもテストの回数も多くなります。
「またテスト?!国語ってテストが多くてイヤ!」
そして、国語は他の教科よりも座って授業を受けることが多く、体を動かして活動することがあまりありません。体を動かしていないと落ち着かないADHDの子どもには、この「座学」がかなりのストレスになります。
「ひま!ひま!ひま!動きたい!落ち着かない!国語キライ!」
このように、国語には小学生のADHDの子どもがキライになる理由がいっぱいあります。これが、小学生のADHDの子どもが国語をキライになる理由です。
つぎの項目では、そんな小学生のADHDの子どもが国語を、
すきになる
できるようになる
ために実践すべき学習支援の方法について紹介します。
国語がキライな小学生のADHDの子どもに自宅でやるべき11の学習支援
国語がキライな小学生のADHDの子どもに自宅でやるべき11の学習支援の方法がこちらです。
11の学習支援
1つずつ説明します。
「漢字」ができるようにする
悩み
- 国語の漢字がぜんぜんできない…。
- もっと漢字を覚えられるようになってほしい…。
- 漢字を覚えてもキレイに書けない…。
小学生のADHDの子どもが国語の「漢字」がキライな理由がこちらです。
3つの感情がつよく出る
3つの感情がこちらです。
- 楽しくない
- 覚えられない
- 書きたくない
そんな小学生のADHDの子どもが漢字を覚えてキレイに書けるようになるためには、
7つの支援
- 漢字を読めるようにする
- なぞって成功体験をふやす
- いろいろな書き方をして覚えさせる
- 枠内に書けるようにする
- 漢字の確認テストを毎日する
- 集中して漢字学習をさせる
- 勉強ができる環境を用意する
この7つの方法を実践することで、ADHDの子どもが国語の漢字を覚えられるようになってキレイな文字で書けるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの子どもが漢字を覚えてキレイに書けるようになる7つの方法。簡単テクニックあり!
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「音読」ができるようにする
悩み
- 国語の音読がとても苦手でいつもイヤがってこまる…。
- 宿題の音読を聞いていると、「もっとうまく読めないの?」と思ってしまう…。
- どうやって音読の方法を教えたらいいのかわからない…。
小学生のADHDの子どもが国語の「音読」がキライな理由がこちらです。
- 読めない文字がある
- どこを読んでいるのかわからなくなる
そんな小学生のADHDの子どもがスラスラと国語の音読ができるようになるためには、
5つの支援
- 読めない文字の確認
- 静かな場所で音読
- 順番に音読
- 指でなぞり読み
- 「絵本」を使って音読練習
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが国語の音読をイヤがらずにできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの子どもが国語の音読をイヤがらずにできる5つの方法。元小学校教師が教えます!
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「文章問題」ができるようにする
悩み
- 国語の文章問題が苦手…。
- 文章問題がわからないのか、文章をもともと読んでいなくてわからないのか…。
- 子どもにどうやって文章問題を教えたらいいのかわからない…。
小学生のADHDの子どもが国語の「文章問題」がキライな理由がこちらです。
キライなことだらけで手がつけられない
そんな小学生のADHDの子どもが「国語の文章問題」をできるようになるためには、
7つの支援
- 国語の授業に参加できるようにする
- 子どもに合った内容かどうか確認する
- 読み聞かせで内容を理解させる
- 毎回、同じクイズを出す
- 文章を声に出して読ませる
- 文章問題を解くサポートをする
- 国語を好きな教科にする
この7つの方法を実践することで、ADHDの小学生の子どもが「国語の文章問題」をできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの小学生が国語の文章問題ができるようになる7つの方法|読むのがキライな子どもに効果あり。
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「作文」ができるようにする
悩み
- 作文を書くことが苦手…。
- 国語の作文や宿題の日記が書けない…。
- 書きたいことを自由に書けばいいのに書こうとしない…。いつも時間がかかって大変…。
小学生のADHDの子どもが国語の「作文」を書くのが苦手な理由がこちらです。
「書きたくない」ではなく「書けない」
そんな小学生のADHDの子どもが作文をスラスラと書けるようになるためには、
5つの支援
- 話すことから始める
- 話したことを絵にする
- かんたんな作文の型を教える
- 語彙力をふやす
- 作文を集中して書けるようにする
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが自分の気持ちや考えをスラスラと作文に書けるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
作文が苦手なADHDの子どもにするべき5つの支援。知って得する対策あり。
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「読書」ができるようにする
悩み
- 読書がキライで本を読んでくれない…。
- 読んでもマンガだけ…。
- 子どもが読書をすきになる方法が知りたい…。
小学生のADHDの子どもが本を読むことが苦手な理由がこちらです。
本を読むことの楽しさを知らない
そんな小学生のADHDの子どもが読書をすきになるためには、
5つの支援
- 読みたい本を選ばせる
- 自分で読もうとするまでは読んであげる
- 本を見える場所に置く
- 本の内容を聞いて読む
- 集中できる読書環境をつくる
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが読書をすきになって本を読むことができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
本を読まないADHDの子どもが読書をすきになる5つの方法|注意点あり。
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「ローマ字」ができるようにする
悩み
- 国語のローマ字ができない…。
- ひらがな・カタカナ・漢字はできるのに、ローマ字だけが苦手…。
- 子どもにどうやってローマ字を教えたらいいのかわからない…。
小学生のADHDの子どもが国語の「ローマ字」を覚えられない理由がこちらです。
はじめてのことには抵抗がある
そんな小学生のADHDの子どもがローマ字をできるようになるためには、
5つの支援
- 苦手意識をなくす
- パターンを教える
- 読めるようになればOK
- パソコンを使って楽しく覚えさせる
- 英語が好きになるきっかけをつくる【簡単】
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが国語の「ローマ字」をできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ローマ字ができないADHDの子どもに効果がある5つの支援|元小学校教師が解説。
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「字が汚い」を対策する
悩み
- いつも文字が汚い…。
- もっとキレイな字を書いてほしい…。
- ほかの子はキレイな文字を書いているのに…。
小学生のADHDの子どもの書く文字が汚くなる理由がこちらです。
- 書くことに集中できない
- 毎回のことで楽しくない
そんな小学生のADHDの子どもがキレイな文字を書けるようになるためには、
5つの支援
- キレイな文字を書くための準備をする
- なぞり書きをする
- 「○」「△」「□」の形を書く
- キレイな文字を書くことを楽しめる工夫をする
- キレイな文字を書けるようになるための声かけをする
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもがキレイな文字を書けるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
字が汚いADHDの子どもにやるべき5つの対策|キレイな文字は書けるようになる!
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国語の「テスト」対策をする
悩み
- 国語のテストの点がわるい…。
- ほかの子と同じくらいの点数だけでも取ってほしい…。
- テストでもっと良い点数をとってほしいけど、国語のテスト対策の方法がわからない…。
国語のテスト対策も小学生のADHDの子どもにとっては重要です。国語のテストで良い点数が取れれば、
「国語はかんたん♪」
「国語がすき♪」
と子どもが思えるようになります。そして、国語の勉強にも楽しみながら取りくめるきっかけになります。国語ができないADHDの子どもが国語をすきになるためにも、「テスト対策」をしっかりとするようにしましょう。
小学生のADHDの子どもが国語のテスト勉強をしない理由がこちらです。
テスト勉強というものを知らない
小学生のADHDの子どもは、毎日の学校生活を楽しく過ごすことで精一杯です。そのため、テストのことなどまったく考えていません。または、担任の先生から「テストの予定」を聞いてもうっかり忘れてしまう場合もあるので、テスト対策をすることなくテストを受けてしまいます。
そんな小学生のADHDの子どもが国語のテストの点数が良くなるためには、
5つの支援
- テストがある日を把握する
- 宿題の支援をする
- テスト直前の対策をする
- 見直しの方法をおしえる
- 習い事をうまく利用する
この5つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが国語のテスト勉強をするようになって、テストで良い点数を取れるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
小学生のADHDの子どもにするべきテスト対策|自宅でできる5つの方法。
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国語の「宿題」をさせる
悩み
- いつも国語の宿題をイヤがってしない…。
- 国語の宿題をさせることにとっても時間がかかる…。
- ほかの子はふつうに宿題をしているのに…。
国語の宿題は毎日のように出ます。そして、宿題の内容も新しく習ったことから復習までいろいろあります。
たとえば、
- 音読
- 国語プリント
- 漢字ドリル
- 漢字ノート
- etc.
など、さまざまな宿題を子どもはしなければいけません。国語の宿題は毎日のようにあるので、国語がキライにならないように、そして、子どもが国語の宿題ができなくて困らないようにするためにも、しっかりと宿題のサポートをしてあげましょう。
小学生のADHDの子どもが国語の宿題をイヤがってしない理由がこちらです。
キライなことはやりたくない
そんな小学生のADHDの子どもが、国語の宿題をイヤがらずにするようになるためには、
7つの支援
- 授業内容を理解させる
- 時間を決める
- 宿題の内容を確認する
- いっしょにする宿題を決める
- ダラダラさせない
- できたことをほめる
- 宿題ができる環境用意する
この7つの方法を実践することで、ADHDの小学生の子どもが自分から国語の宿題をするようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの小学生に宿題をさせる7つの方法|学年別の対策あり。
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国語の勉強ができる「学習環境」をつくる
悩み
- 国語の勉強を始めてもすぐに他のことが気になってやめてしまう…。
- もっと集中して国語の勉強を家でしてほしい…。
- 子どもにとって理想の勉強ができる環境が知りたい…。
小学生のADHDの子どもが自宅で国語の勉強をするためには「学習環境を整えてあげる」ことがたいせつです。ADHDの子どもに勉強ができる環境が必要な理由がこちらです。
ちょっとしたことで勉強ができなくなる
ADHDの子どもはちょっとしたことが気になって勉強に集中できなくなってしまいます。そのため、子どもが勉強に集中できる環境を作ってあげることで、国語の学習内容をしっかりと理解できるようになります。
「勉強をしなさい!」
「集中しなさい!」
などと子どもを怒るまえに、子どもが集中して国語の学習ができる環境をつくってあげるようにしましょう。
小学生のADHDの子どもが集中して国語の勉強ができる学習環境をつくるためには、
5つの支援
- 学習スイッチをおす
- 視覚支援をする
- 聴覚支援をする
- 時間の管理をする
- 【重要】集中できるようにする
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが勉強をイヤがらなくなって、最後まで集中して国語の勉強ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの子どもに必要!「勉強ができる環境」をつくる5つの方法。
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「習い事」を利用して国語ができるようにする【重要】
悩み
- 子どもにうまく国語の勉強を教えてあげられない…。
- 国語の勉強を教えたいけれど忙しくて時間がない…。
- かんたんに子どもが国語の勉強をすきになる方法が知りたい…。
小学生のADHDの子どもが国語の勉強を、
- すきになる
- できるようになる
- 得意になる
ためには、上記で説明した支援方法を実践することが1番の解決策になりますが、それでも、
国語がわからない
イヤがって国語の勉強をしない
どうしても話を聞いてくれない
集中して勉強ができない
子どもについては、習い事を利用して悩みを解決しましょう。
ADHDの子どもは1度、
- イヤだ
- キライ
- できない
- 苦手
と思ったことを続けることがなかなかできません。しかし、はじめて経験したことが、
「楽しい♪これならできるかも♪」
と思えれば、イヤがることなく続けられます。それは習い事でも同じです。
「?」
習い事を利用して、子どもが初めての環境で、もう1度、国語の勉強をスタートさせることで、
「国語の勉強ってかんたん♪」
「勉強のコツがわかったかも♪」
「これなら勉強ができるかも♪」
「楽しい♪教えてもらったらすぐにできた♪」
「もっと国語がわかるようになってテストで良い点数がとりたい♪」
と子どもが思えば、イヤがって勉強をしなかった子どもが、もう1度、国語の勉強をしようとするきっかけになります。そして、子どもの国語(勉強)を見てあげたいけれど、
- 忙しくて子どもに勉強を教える時間がない!
- 子どもに集中させて勉強をさせることができない!
- 「勉強をさせなきゃ!」と考えすぎてイライラする!
と思っているあなたは、今すぐに習い事を利用することを考えましょう。
今よりも子どもが国語の勉強ができなくなることは、これからの子育てが今まで以上に大変になります。そして、子どもが成長するにつれて、子どもの行動をコントロールすることができなくなってしんどくなります。そうならないためにも、今すぐ、行動しましょう。
習い事を利用するだけで、子どもが国語の勉強ができるようになるだけではなく、あなたにとっては久しぶりにホッとする時間を作ることができるようになります。たとえ1時間でも、30分でも、安心して子どもを任せて、好きな本や動画を見たり、あたたかい飲み物を飲みながらホッとしたり、ゆっくり自分のペースで家事をしたりすることができるようになれば、あなたの気持ちもおだやかになり、イライラすることなく子どもにやさしくできるはずです。「子どものため」を考えるならば、習い事を利用することは重要な選択肢の1つです。
参考
国語の勉強ができないADHDの子どもにおすすめの習い事はこちらの記事から選ぶことをおすすめします。
まとめ:11の学習支援を実践することで、小学生のADHDの子どもが国語の勉強ができるようになる
小学生のADHDの子どもが「国語」の勉強ができるようになるためには、まず、小学生のADHDの子どもが、
- 国語ができないと困ることになる理由
- 国語をキライになる理由
それぞれを理解することがたいせつです。
国語ができないと困ることになる理由がこちらです。
国語ができなければ学校へ行かなくなるだけではなく「自分の力」で生きられなくなる
小学生のADHDの子どもが国語をキライになる理由がこちらです。
キライなことがいっぱいありすぎる
そんな小学生のADHDの子どもが「国語の勉強」ができるようになるための支援方法がこちらです。
11の学習支援
上記の支援方法を意識して実践することで、小学生のADHDの子どもが国語の勉強ができるようになります。
さらに、イヤがらずに国語の勉強をするようになって、国語のテストで良い点数を取ったりイヤがらずに最後まで集中して国語の宿題をしたりする子どもの姿を見ることで、今まで困っていた悩みがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
そのためにも、できるだけ、そっと、気づかれないように、子どもが気持ちよく次の行動に動けるように、サポートしましょう。いつもなやんで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか?
子どもは放課後等デイサービスや児童発達支援を利用していますか?利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)ですか?ADHDの子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)には選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。
書籍紹介
私がADHDの子どもに国語をさせようとして「失敗した声かけ」と、その経験を通して見つけた「成功の声かけ」について紹介した本がこちらです。
「ADHDの子ども専用!国語ができるようになるための失敗しない「声かけ」~知らないと後悔します~」
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