※この記事には一部PRが含まれます。
うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
小学生です。
グレーゾーンです。
- 算数ができない…。
- 算数の勉強になるといつもイヤがってこまる…。
- 家で算数の勉強を教えたいけれど、どうやって教えたらいいのかわからない…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもが算数の勉強がキライで、イヤがって勉強をしなかったり勉強してもすぐに覚えたことを忘れたりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
そこで今回は、算数がキライな小学生のADHDの子どもにやるべき11の学習支援の方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで小学生のADHDの子どもが、
- 算数の勉強ができるようになる
- イヤがらずに算数の勉強をするようになる
- 算数のテストで良い点数を取れるようになる
さらに、算数の勉強や宿題をするたびに大きな声を出してイヤがったり、てきとうに答えを書いて終わらせようとしたりしていた子どもが、最後まで集中して算数の勉強をする姿を見ることで、いつも悩んでいたあなたの気持ちもスーッと軽くなります。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
元小学校教師(担任)をしていたとき
- 算数がキライな子
- 算数のテストで良い点数が取れない子
- 算数の授業になると、苦手だから元気がなくなる子
- etc.
放課後等デイサービスに勤務していたとき
- 算数の問題用紙を鉛筆でグチャグチャに書く子
- 算数がキライで宿題プリントをビリビリに破く子
- 算数の勉強になると、逃げ出したり暴れたりする子
- etc.
そして、そのような子どものお母さんから、
「子どもが算数の勉強をイヤがってこまっています。ほかの子と同じくらいに算数の勉強ができるようになってほしいです。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回の支援方法は、算数の勉強が苦手な小学生のADHDの子どもには、どうやって支援をしたらいいのかを考えて、なやむお母さんにアドバイスをして、すぐにつかえて効果のあった方法を紹介します。
知っていますか?
「すらら」を知っていますか?「すらら」はADHDの子どもや発達障害の子どものために考えられた無学年式オンライン学習教材です。そのため、たくさんの保護者が利用しているのも納得です。学習の悩みがあるなら無料体験を受けたほうがいいかと思います。
≫すららをADHDの子どもが利用する5つのメリット2つのデメリット|元小学校教諭の体験レビューあり!
-
すららをADHDの子どもが利用する5つのメリット2つのデメリット|元小学校教諭の体験レビューあり!
続きを見る
知らないと今より苦労します!
大丈夫ですか?
子どもは授業でみんなについていけていますか?ちょっとでも心配なら後悔する前にこちらの記事を見たほうがいいかと思います。
目次
小学生のADHDの子どもは算数ができないと困ることになる【元小学校教師時代に私がしていた算数の「授業内容」と「子どもの様子」について】
小学生のADHDの子どもは算数ができないと困ることになります。
理由
学校をキライになって勉強も宿題もしなくなる
算数ができないと小学生のADHDの子どもは学校がキライになります。なぜなら、算数の授業は毎日のようにあるからです。
これは算数がキライな子どもにとって、毎日のように「イヤな時間」があることになります。そして、算数の授業内容がわからないと、授業そのものを受けることを子どもがイヤがるようになります。
それだけではなく、算数の授業では「話し合い活動」も多くあります。
「?」
はじめの20~25分間
その日に教える内容を全体で指導。
次の5~10分間
子ども1人ひとりで、今、習ったことや勉強法をつかって問題を解かせる。(このときにできていない子を把握する。)
次の5~10分間
問題をどのように考えて解いたのかを、
- となりの人
- 班の人たち
と話し合い活動をさせる。
のこりの時間
全体での「発表」と「まとめ」をする
このような流れで、算数の授業でも「話し合い活動」をしていました。
「話し合い活動があるなんて知らなかったわ…。」
そのため、算数ができなかったりわからなかったりすると、子どもは話し合い活動に参加することができなくなります。それだけではなく、話し合いに参加できないことで友達とトラブルになる可能性もあります。
そのため、
- 算数の授業がわからない
- 話し合いもできない
- 友達とトラブルになる
ことが、算数の授業があるたびに起これば、
「算数なんてやりたくない!」
「算数の授業はキライ!」
「算数の勉強なんてやりたくない!」
と子どもは思うようになって学校をキライになります。
算数の学習内容も理解していないので宿題もできなくなります。宿題がわからなければ、
てきとうに答えを書いて宿題をおわらせる
宿題をイヤがってやろうとしない
あばれて抵抗する
などの行動を子どもがとるようになります。
「うちの子も算数の宿題をイヤがるから毎日大変…。」
それだけではなく、イヤがる子どもに算数の宿題をさせるために注意したり怒ったりする回数もふえて、
「ぼくはダメだ…。」
「算数なんてできない…。」
などと、算数ができないことで自己肯定感のひくい子どもになってしまう可能性があります。そして、今よりも子どもに算数を教えることがもっとむずかしくなって、子育てが大変でツライものになってしまいます。
小学生のADHDの子どもが算数をキライになる理由
小学生のADHDの子どもが「算数」をキライになる理由がこちらです。
理由
- いつも勉強させられる
- どんどん難しくなる
- たのしくない
ADHDの子どもは、キライなことやイヤなことを続けることが苦手です。そのため、どうしても苦手意識があることに対してはすぐに集中が切れてしまいます。
ADHDの特性について詳しく知りたい方はこちら→。NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター
算数は毎日のように学校の授業で勉強をします。そのため、
「算数はいつも勉強して、宿題も毎日のようにやらされる…。」
と算数がキライな子どもは思っています。さらに、算数は学年が上がるにつれて学習内容もむずかしくなります。
そして、算数が1度わからなくなってしまうと、勉強についていけなくなるだけではなく、まわりの友達に追いつくためにもっと勉強しなければいけなくなります。そうすると、
「むずかしい…。」
「わからない…。」
「できない…。」
と子どもは思うようになって、
「算数は楽しくない!」
「イヤだ!」
「キライ!」
「やりたくない!」
と、算数の勉強をすることをイヤがったり反抗したりするようになってしまいます。
これが、小学生のADHDの子どもが「算数」をキライになる理由です。つぎの項目では、そんなADHDの子どもが算数を、
すきになる
できるようになる
ための学習支援の方法について紹介します。
算数がキライな小学生のADHDの子どもに自宅でやるべき11の学習支援
算数がキライな小学生のADHDの子どもに自宅でやるべき11の学習支援の方法がこちらです。
11の学習支援
「計算」ができるようにする
悩み
- 算数の計算の勉強をイヤがってこまる…。
- ほかの子と同じくらい計算ができるようになってほしい…。
- どうやって子どもに算数の「計算の学習」を教えたらいいのかわからない…。
小学生のADHDの子どもが算数の計算がキライな理由には3つのパターンがあります。それぞれのパターンがこちらです。
- 算数の計算への苦手意識がとてもつよい
- いつもうっかりミスをしてしまう
- まちがえたくない気持ちがつよい
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の「計算」ができるようになるための支援方法がこちらです。
支援方法
- 計算をすることに苦手意識がつよい子への対策
- 計算問題のちょっとしたミスが多い子への対策
- 計算をまちがえたくない気持ちがつよい子への対策
この3つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが算数の計算ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
算数の計算がキライなADHDの子どもにするべき対策【3つのパターンで解説】
続きを見る
「文章問題」ができるようにする
悩み
- 算数の文章問題をイヤがってやらない…。
- 文章問題がキライで拒否反応がすごい…。
- 算数の文章問題はどうやって教えたらいいのかわからない…。
小学生のADHDの子どもが算数の「文章問題」がキライな理由がこちらです。
ふつうの問題よりも苦手意識がつよい
ADHDの子どもが算数の問題で、「計算」や「九九」などはスラスラと解くのに、文章問題になると勉強することをイヤがって抵抗したり、急にやらなくなったり、やる気がなくなったりするのは、算数の文章問題は答えを出すまでの道のりが長いからです。
そのため、「計算」や「九九」などの問題よりも苦手意識がつよくなってしまいます。そんな小学生のADHDの子どもが、算数の文章問題をイヤがらずに解けるようになるためには、
5つの支援
- 算数の基礎である「計算」をできるようにする
- 文章を「絵」や「図」に書く
- やさしい問題を解かせる
- ちょっと考えたら解ける問題をさせる
- 文章問題が解ける達成感を味合わせる
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが算数の文章問題ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
算数の文章問題が解けるようになる!ADHDの子どもにするべき5つの方法。
続きを見る
かけ算「九九」ができるようにする
悩み
- 算数のかけ算ができない…。
- 何度やっても「九九」が覚えられない…。
- ほかの子はみんな「九九」を言えるのに…。
小学生のADHDの子どもが算数のかけ算「九九」が苦手な理由がこちらです。
同じことをくり返すからイヤになる
ADHDの子どもは「同じことをくり返す」という作業をイヤがります。(好きなこと以外)「九九」を覚えるためには何度も唱えたり、書いたりすることをくり返しながら覚える必要があります。そのため、ADHDの子どもにとっては、ずっとイヤなことを何度もくり返すことになるので、集中力もすぐに切れて覚えられなくなってしまいます。
そんな小学生のADHDの子どもが、「かけ算九九」を覚えられるようになるためには、
5つの支援
- 「1の段」から「9の段」まで一緒にやる
- 何度も唱えさせる
- 覚えているかを確認する
- 合格シール付きのテストをする
- 箱を3つ用意してマスターさせる
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが算数のかけ算「九九」が覚えられるようなります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
かけ算九九をADHDの子どもが覚える5つの方法|元小学校教師が解説
続きを見る
「筆算」ができるようにする
悩み
- 算数の筆算が苦手…。
- 「筆算」ができなくて何度もまちがえてばかりで、いつもイヤイヤやり直しをしている…。
- 「筆算」の宿題が出たときはイヤがって大変…。
小学生のADHDの子どもが算数の筆算がキライな理由がこちらです。
イヤのことが多い
算数の「筆算」の問題は答えを出すまでにしなければいけないことがたくさんあります。筆算(の式)がすでに書いてあって、あとは答えを書くだけならいいですが、式から書いて答えを出さなければいけない問題だと、
- 問題を見ながら式を書く
- ものさしを使って筆算を書く
- 答えを考える
- 答えを書く
など、1問に対して子どもがしなければいけない作業が多くなります。そして、まちがえたら消してやり直さなければいけません。
まちがえた数字だけをうまく消すことができればいいですが、ほかの数字も一緒に消してしまうと、全部、はじめからやり直しになってしまいます。このくり返しで、ADHDの子どもは算数の筆算がキライになってしまいます。
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の筆算をイヤがらずにできるようになるためには、
7つの支援
- 授業についていけているか確認
- 計算方法を知っているか確認
- マスをうまく使えているか確認
- やり方を学校に確認
- 問題を1つずつ確認
- 学習環境の確認
- 算数が好きなのか確認
この7つの支援方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが算数の「筆算」をイヤがらずにできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの子どもが算数の筆算ができるようになる7つの支援|元小学校教師が解説。
続きを見る
「時計」ができるようにする
悩み
- 小学生なのに時計が読めない…。
- 時計を読めるようになってほしい…。
- 算数の「時計」ができれば、時間を意識した行動ができるようになるのに…。
ADHDの小学生の子どもが算数の「時計」が苦手な理由がこちらです。
ハッキリしなくてわかりにくい
算数の勉強で「時計」の問題ができるようになるためには、
- 長い針と短い針の「意味」を理解する
- 長い針と短い針の「位置」を確認する
という2つのことをしなければいけません。そして、時計の学習でADHDの子どもが苦手なのが「長い針と短い針の位置を確認する」ことです。さらに、時計の問題をしていても、
「これは何時?」
「○時△分。」
「ちがうよ。よく見て。」
などのようなやりとりをくり返すことも多くなるで、ADHDの子どもはどんどん「時計」の勉強がキライになったり、できないことで自信をなくしたりしてしまいます。
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の時計ができるようになるためには、
5つの支援
- 午前・午後・正午をサラッと教える
- アナログ時計とデジタル時計の両方を使う
- アナログ時計を動かす
- 時計の問題を出す
- 時計を見て行動させる
この5つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが時計を読めるようになって、算数の「時計」の問題がスラスラとできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの小学生の子どもが時計を読めるようになる5つの方法|算数の学習に役立つ!
続きを見る
「単位」ができるようにする
悩み
- 算数の「単位」ができない…。
- 子どもにどうやって単位の勉強を教えたらいいのかわからない…。
- 時間、長さ、重さなどの「分」「㎝」「m」「L」「㎏」などがゴチャゴチャになっていて、何がなんだかわかっていない…。
小学生のADHDの子どもが算数の「単位」が苦手な理由がこちらです。
難しすぎてわからない
ADHDの子どもにとって算数の「単位」の勉強はむずかしすぎます。
ADHDの子どもは算数の単位に対して「難しい」と決めつけて勉強をしなくなることで、算数の単位の学習ができなくなってしまいます。
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の「単位」の勉強をイヤがらずにできるようになるためには、
5つの支援
- ムリやり勉強させない
- 生活に使う「単位」だけ覚えさせる
- 集中して学習に取り組めるようにする
- 単位の勉強にイライラしないようにする
- 宿題に出たら一緒にする
この5つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが算数の「単位」の勉強ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
小学生のADHDの子どもが算数の単位の勉強ができるようになる5つの支援方法。
続きを見る
「お金」ができるようにする
悩み
- 算数の「お金」の勉強が苦手…。
- 「お金」の意味や価値についてわかっていないから心配…。
- 将来のためにも「お金の使い方」はわかってほしいのにイヤがって勉強をしてくれない…。
小学生のADHDの子どもが、算数の「お金」の勉強が苦手な理由がこちらです。
「楽しい」から「むずかしい」に変わる
ADHDの子どもが算数の「お金」の勉強を初めて学習するときは、
- おもちゃで遊ぶような楽しい感覚
- 大人が使っている物を使えるうれしい感覚
など、
「お金の勉強って楽しい♪」
と思って勉強をはじめます。しかし、いざ、「お金」の勉強がはじまると、
「おぼえるのが多くてイヤだ…。」
「思ったよりも楽しくない…。」
などと、「お金」の硬貨やお札について覚えなければいけない種類がたくさんあることを知って、子どもが「お金」の学習に対して苦手意識をもつようになります。
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の「お金」の勉強をイヤがらずにできるようになるためには、
簡単な流れ
- お金の名前を言えるようにする
- お金の価値を理解させる
- 同じ価値の組み合わせがあることを教える
- おままごとをする
- クイズをする
- 買い物をする
- 学習環境を用意する
この7つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが、算数のお金の勉強をイヤがらずにできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
小学生のADHDの子どもが算数のお金の勉強ができるようになる7つの支援。
続きを見る
算数の「テスト」対策をする
悩み
- 算数のテストの点がわるい…。
- ほかの子と同じくらいの点数だけでも取ってほしい…。
- テストでもっと良い点数をとってほしいけど、算数のテスト対策の方法がわからない…。
小学生のADHDの子どもが算数のテスト勉強をしない理由がこちらです。
テスト勉強というものを知らない
小学生のADHDの子どもは、毎日の学校生活を楽しく過ごすことで精一杯です。そのため、テストのことなどまったく考えていません。または、担任の先生から「テストの予定」を聞いてもうっかり忘れてしまう場合もあるので、テスト対策をすることなくテストを受けてしまいます。
そんなADHDの子どもが算数のテストの点数が良くなるためには、
5つの支援
- テストがある日を把握する
- 宿題の支援をする
- テスト直前の対策をする
- 見直しの方法をおしえる
- 習い事をうまく利用する
この5つの方法を実践することで、小学生のADHDの子どもが算数のテスト勉強をするようになって、テストで良い点数を取れるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
小学生のADHDの子どもにするべきテスト対策|自宅でできる5つの方法。
続きを見る
算数の「宿題」をさせる
悩み
- いつも算数の宿題をイヤがってしない…。
- 宿題をさせるのにとっても時間がかかる…。
- ほかの子はふつうに宿題をしているのに…。
算数の宿題は毎日のように出ます。そして、宿題の内容も、新しく習ったことから復習までいろいろな形で宿題がでます。さらに、
- 教科書への書き込み
- 計算ドリル
- 算数プリント
など、さまざまなパターンの宿題を子どもはしなければいけません。
小学生のADHDの子どもが算数の宿題をイヤがってしない理由がこちらです。
キライなことはやりたくない
そんな小学生のADHDの子どもが、算数の宿題をイヤがらずにするようになるためには、
7つの支援
- 授業内容を理解させる
- 時間を決める
- 宿題の内容を確認する
- いっしょにする宿題を決める
- ダラダラさせない
- できたことをほめる
- 宿題ができる環境用意する
この7つの方法を実践することで、ADHDの小学生の子どもが自分から算数の宿題をするようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの小学生に宿題をさせる7つの方法|学年別の対策あり。
続きを見る
算数の勉強ができる「学習環境」をつくる
悩み
- 算数の勉強を始めてもすぐに他のことが気になってやめてしまう…。
- 集中して勉強をしてほしい…。
- 子どもにとって理想の勉強ができる環境が知りたい…。
小学生のADHDの子どもが算数の勉強をするためには、「学習環境を整えてあげる」こともたいせつです。ADHDの子どもに勉強ができる環境が必要な理由はこちらです。
ちょっとしたことで勉強ができなくなる
ADHDの子どもは、ちょっとしたことが気になって勉強に集中できなくなってしまいます。そのため、ADHDの子どもが勉強に集中できる環境を作ってあげることで、算数の学習内容をしっかりと理解できるようになります。
「勉強をしなさい!」
「集中しなさい!」
などと怒るまえに、子どもが集中して学習ができる環境をつくってあげるようにしましょう。
小学生のADHDの子どもが集中して算数の勉強ができる学習環境をつくるためには、
5つの支援
- 学習スイッチをおす
- 視覚支援をする
- 聴覚支援をする
- 時間の管理をする
- 【重要】集中できるようにする
この5つの方法を実践することで、ADHDの子どもが勉強をイヤがらなくなって、最後まで集中して算数の勉強ができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの子どもに必要!「勉強ができる環境」をつくる5つの方法。
続きを見る
「習い事」を利用して算数ができるようにする【重要】
悩み
- 子どもにうまく算数の勉強を教えてあげられない…。
- 算数の勉強を教えたいけれど忙しくて時間がない…。
- かんたんに子どもが算数の勉強をすきになる方法が知りたい…。
小学生のADHDの子どもが算数の勉強を、
すきになる
できるようになる
得意になる
ためには、上記で説明した、それぞれの支援方法を実践することが1番の解決策になりますが、それでも、
- 算数がわからない
- イヤがって算数の勉強をしない
- どうしても話を聞いてくれない
子どもについては、習い事を利用して悩みを解決しましょう。
ADHDの子どもは1度、
- イヤだ
- キライ
- できない
- 苦手
と思ったことをやり続けることがなかなかできません。しかし、はじめて経験したことが、
「楽しい♪これならできるかも♪」
と思えば、イヤがることなく続けられます。それは習い事でも同じです。
「?」
初めての環境(習い事)で、もう1度、算数の勉強をスタートさせることで、
「算数の勉強ってかんたん♪」
「勉強のコツがわかったかも♪」
「これなら勉強ができるかも♪」
「楽しい♪教えてもらったらすぐにできた♪」
と子どもが思えれば、もう1度、算数の勉強をしようとするきっかけになります。
そして、子どもの算数(勉強)を見てあげたいけれど、
- 忙しくて子どもに勉強を教える時間がつくれない
- 子どもに集中させて勉強をさせることができない
- 「勉強をさせなきゃ」と考えすぎてイライラする
と思っているならば、今すぐに習い事を利用することを考えましょう。
今よりも子どもが算数の勉強ができなくなることは、これからの子育てが今まで以上に大変になります。そして、子どもが成長するにつれて、子どもの行動をコントロールすることができなくなってしんどくなります。そうならないためにも、今すぐ、行動しましょう。
習い事を利用するだけで、子どもが算数の勉強をできるようになるだけではなく、あなたにとっては久しぶりにホッとする時間を作ることができるようになります。
たとえ1時間でも、30分でも、安心して子どもを任せて、あなたの好きな本や動画を見たり、あたたかい飲み物を飲みながらホッとしたり、ゆっくり自分のペースで家事をしたりする時間はとてもたいせつです。
そうすれば、あなたの気持ちもおだやかになりイライラすることなく子どもにやさしくできるはずです。
「子どものため」を考えるならば、習い事を利用することは重要な選択肢の1つです。
参考
算数の勉強ができないADHDの子どもにおすすめの習い事はこちらの記事から選ぶことをおすすめします。
記事をみる
まとめ:11の学習支援を実践することで、小学生のADHDの子どもが算数の勉強ができるようになる
小学生のADHDの子どもが「算数」の勉強ができるようになるためには、まず、小学生のADHDの子どもが、
- 算数ができないと困ることになる理由
- 算数をキライになる理由
それぞれを理解することがたいせつです。
算数ができないと困ることになる理由がこちらです。
学校をキライになって勉強も宿題もしなくなる
小学生のADHDの子どもが算数をキライになる理由がこちらです。
- いつも勉強させられる
- どんどん難しくなる
- たのしくない
そんな小学生のADHDの子どもが「算数の勉強」ができるようになるための支援方法がこちらです。
11の学習支援
上記の支援方法を意識して実践することで、小学生のADHDの子どもが算数の勉強ができるようになります。
さらに、イヤがらずに算数の勉強をするようになって、算数のテストで良い点数を取ったり、イヤがらずに最後まで集中して算数の宿題をしたりする子どもの姿を見ることで、今まで困っていた悩みがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
そのためにも、できるだけ、そっと、気づかれないように、子どもが気持ちよく次の行動に動けるように、サポートしましょう。いつもなやんで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか?
子どもは放課後等デイサービスや児童発達支援を利用していますか?利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)ですか?ADHDの子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)には選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。
本日、紹介した記事リスト
-
ADHDやグレーゾーンの子どもに個別療育を受けさせるなら1番に考えるべきはリタリコジュニア。しかし、知らなきゃ後悔するデメリットあり!
続きを見る
-
ADHDの子どもに「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」どっちがいいのか『7つの比較』で判断!幼児から小学生まで対応。
続きを見る
-
すららをADHDの子どもが利用する5つのメリット2つのデメリット|元小学校教諭の体験レビューあり!
続きを見る
-
算数の計算がキライなADHDの子どもにするべき対策【3つのパターンで解説】
続きを見る
-
算数の文章問題が解けるようになる!ADHDの子どもにするべき5つの方法。
続きを見る
-
かけ算九九をADHDの子どもが覚える5つの方法|元小学校教師が解説
続きを見る
-
ADHDの子どもが算数の筆算ができるようになる7つの支援|元小学校教師が解説。
続きを見る
-
ADHDの小学生の子どもが時計を読めるようになる5つの方法|算数の学習に役立つ!
続きを見る
-
小学生のADHDの子どもが算数の単位の勉強ができるようになる5つの支援方法。
続きを見る
-
小学生のADHDの子どもが算数のお金の勉強ができるようになる7つの支援。
続きを見る
-
小学生のADHDの子どもにするべきテスト対策|自宅でできる5つの方法。
続きを見る
-
ADHDの小学生に宿題をさせる7つの方法|学年別の対策あり。
続きを見る
-
ADHDの子どもに必要!「勉強ができる環境」をつくる5つの方法。
続きを見る
-
[簡単5分!]失敗しないADHDの子どもに合ったおすすめ家庭教師。2つの方法で見つかります。
続きを見る
-
[比較表あり!]ADHDの子どもにおすすめのオンライン家庭教師。
続きを見る