- 放課後等デイサービスや児童発達支援で働きたいけれど「大変なこと」や「イヤなこと」ってなんだろう?
- 放課後等デイサービスや児童発達支援のツライ仕事内容ってどんなことかな?
- 放課後等デイサービスの仕事で辛かったことやしんどかったことの体験談が知りたい…。
今回はこのような悩みや疑問を解決します。
さっそく結論
放課後等デイサービスや児童発達支援の仕事の大変さについて知っても、あなたが「大丈夫!」と思えれば、放課後等デイサービスや児童発達支援の職業はあなたの天職です。
放課後等デイサービス(児童発達支援)の仕事で「大変なこと」についてさっそく知りたい方はこちら。
付け足し
この記事を読んで「大変そう…。」と思ったとしても、あなたに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)を見つけることができれば、「楽しさ」と「やりがい」を感じながら心に余裕をもって放課後等デイサービスで働くことができるようになります。あなたに合った放課後等デイサービスの見つけ方について今すぐ知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで、
- 放課後等デイサービスや児童発達支援の仕事内容の「大変さ」がわかる
さらに、放課後等デイサービスで働くときに苦労したり、しんどかったり、辛かったりする経験をしないように、事前の準備や対策ができるようになって、放課後等デイサービスで楽しく働けるようになります。
私は放課後等デイサービス(児童発達支援も同時運営)で2年以上働いていました。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元放課後等デイサービス・児童発達支援勤務(未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のために発達障害の診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
※ここからは放課後等デイサービスと児童発達支援と記入すると長く読みにくいと思いますので、「放課後等デイサービス」で統一させて頂きます。
私が放課後等デイサービス(放デイ)で働きはじめたときは、
と、初めての仕事内容に戸惑ったりこまったりしていました。
しかし、
という気持ちで働きはじめましたが、
などと思うことがよくありました。
たとえば、
子どもの対応だけでも、
先輩A
「○○ちゃんはADHDだから、すぐに怒りだしてパニックになるから声かけは気をつけて。」
先輩B
「○○ちゃんはADHD傾向が強いから忘れ物をしないようにサポートしてあげて。」
先輩C
「○○ちゃんはLD傾向が強いから学習支援をするときは子どもの様子を見ながらわかりやすく教えてあげて。」
先輩D
「○○ちゃんは自閉症だから友達とトラブルにならないように気をつけて。」
などと言われることがあり、
と思ったことを覚えています。
そして、
子ども対応以外でも、
- 大変
- 困った
- しんどい
- ツライ
- イヤだ
と思うことが毎日のようにありました。
このような仕事の大変さの毎日で「放課後等デイサービスをやめたい」と考える人もいます。
そこで今回は、私が放課後等デイサービスで働いて「大変」だと感じたことを7つ紹介します。
今回紹介する「放課後等デイサービスの仕事の大変さ」を知ることで、気持ちに余裕ができたり、今後、困らないように対策をしたりすることできるようになって、放課後等デイサービスの仕事で苦労したりストレスを溜めたりすることなく楽しく働けるようになります。
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目次
放課後等デイサービス(児童発達支援)の「大変さ」を知ることの良さ
放課後等デイサービス(放デイ)では、さまざまな仕事内容があります。
放デイの主な仕事内容
- 子どもたちへの支援
- 保護者対応
- 事務作業
もっと詳しく放課後等デイサービスの仕事内容について知りたい方はこちら→「放デイの仕事内容」
上記の「放デイの仕事内容」を知っているだけでも、スムーズに放課後等デイサービスで働くことはできます。しかし、放課後等デイサービスで働くなら仕事内容だけではなく、
大変なこと
困ること
辛いこと
しんどいこと
イヤに思うこと
などがあることもいっしょに知っておくことで、働いているときに困ったり悩んだりすることがなくなります。さらに、ストレスを溜めたり失敗して後悔したりすることも避けられる可能性がグッと高まります。
なぜなら、放課後等デイサービスの仕事の大変さを知っているだけで、事前に、
- 大変なことにならないように
- 辛い経験をしないように
- イヤな思いをしてストレスをためないように
- ストレスのせいで体調をくずさないように
対策ができるようになって、放課後等デイサービスの仕事を楽しみながらやりがいをもって心に余裕をもちながら働くことができるようになるからです。
これが、放課後等デイサービスの仕事の大変さを知ることの良さです。
放課後等デイサービスや児童発達支援で働くとわかる大変なこと7選【実体験】
放課後等デイサービスや児童発達支援で働くとわかる大変なこと7選がこちらです。
子ども対応
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは子どもの対応です。
放課後等デイサービスは発達に障害をもっていたり同年代よりも発達に遅れがあったりして、支援が必要な子どもたちが利用する場所です。
もっと詳しく放課後等デイサービスについて知りたい方はこちら→厚生労働省「放課後等デイサービスガイドライン」
私が放課後等デイサービスで働きはじめたときは、
「○○ちゃん、いっしょに遊ぼう。」
と子どもに声をかけても無視される。
または、
「イヤ!」
と言って、ほかのスタッフのところへ行ってしまって、
いっしょに遊んでいても、急にちがう友達やスタッフと遊びはじめたり、急に怒りだしたりして、
勉強を教えていても、
「うるさい!」
「この宿題はやりたくない!」
「もっと上手に教えてよ!」
と、急に大きな声で怒られて、
送迎のときも、
「○○先生に迎えに来て欲しかった!」
「車に乗りたくない!」
と言われたり、車の中では子どもが楽しめるように話しかけても無視をされたり、
「早く行ってよ!」
と暴言を吐かれたりして、
などと、毎日のように困ったり悩んだりしていました。
放課後等デイサービスを利用する子どもたちは、ちょっとしたことで感情が不安定になって怒ったり暴れたりします。
苦手な課題(勉強や集団行動)などに対しても、子ども1人ひとり「声かけ」や「対応」に気をつけなければいけないので、
「○○ちゃんはすぐに勉強をイヤがるからどうやって声かけしよう…。」
「この活動は○○ちゃん苦手そうだな。どうやって参加させよう…。」
「またケンカが始まった…。」
「ぜんぜん言うことを聞いてくれない…。」
「あぶない!止めなきゃ!」
などと思う場面が毎日のように起こります。
そのため、
- スムーズに仕事(療育活動など)ができるように
- 子どもたちがトラブルにならないように
- 子どもが危険な行動をしないように
- みんなが楽しく過ごせるように
気をつけながら子どもたちの対応をしなければいけないことが、放課後等デイサービスで働いていて「大変だ」と感じたことです。
けれども、この大変さを経験することで私は、いろいろな発達障害の子どもへの対応にこまらなくなって、さらに、子どもへの支援方法の引き出しもふえました。
参考
私が子ども対応を上手くできるようになるために実践してきたことから気付いた子ども対応がうまくなる方法について紹介した記事がこちらです。気になる方は見てください。
放課後等デイサービスで子どもに実践して手応えがあった活動プラグラムを紹介した記事がこちらです。私が子どもの対応で失敗したことも合わせて紹介していますので、気になる方は見てください。
合わせて読みたい
「子どもの対応が大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
-
【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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送迎
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは送迎です。
放課後等デイサービスでは毎日のように子どもたちの送迎をします。
放デイの主な送迎内容
- 子どもを自宅へ迎えに行く
- 子どもを自宅へ送る
- 学校へ子どもを迎えに行く
私が放課後等デイサービスで送迎をしていたときに大変だと思った内容がこちらです。
送迎の大変さ「5選」
- 子ども対応
- 時間厳守
- 運転技術
- 保護者対応
- 疲れる
放課後等デイサービスの送迎は知らない土地を運転するだけでもドキドキするのに、さらに、子どもの対応にも気をつけながら、そして、送迎をスムーズにこなさなければいけないことはとっても大変でした。
知らない土地での運転。
子どもを迎えに行ったときに車の置き場所で悩む。
子どもを迎えに行ってもイヤがって車に乗ってくれない。
車の中で会話をしないとヒマで怒り出す子がいる。
送迎が重なって、次の送迎が間に合うか不安…。
ちょっとでも遅れると、車に乗らずにまわりを気にせず大声を出して暴れる子がいる。
など、放課後等デイサービスで働き始めたときは送迎でたくさん苦労しました。しかし、私はさまざまな送迎でのトラブルやハプニングを経験して「送迎の大変さ」を知ることで、気づけば送迎がスムーズにできるようになっていました。
多いときは、1度に6人の子どもを車に乗せて送迎したこともありますが、そのときも、不安になったり戸惑ったりすることもなく送迎ができるようになりました。
参考
私が放課後等デイサービスで働いて思った「送迎の大変さ」について紹介した記事がこちらです。送迎の待ち時間を有意義に過ごす方法も合わせて紹介していますので気になる方は見てください。
合わせて読みたい
「送迎が大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
-
【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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保護者対応
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは保護者対応です。
放課後等デイサービスで働いていると、子どもの対応だけではなく「保護者対応」もしなければいけません。私が放課後等デイサービスで働き始めたときは、すべての発達障害について詳しい知識があったわけではないので、保護者対応をしているときに悩みを相談されても的確なアドバイスができずに、
などと、保護者対応に対して、大変さや、くやしさ、辛さ、ストレスなどを感じることがよくありました。しかし、保護者対応の経験を重ねたり、自分自身が発達障害についての知識を増やしたりすることで、保護者対応にも自信をもつことができるようになりました。
保護者対応の大変さを乗り越えることで、
保護者A
「相談してよかった。」
保護者B
「ありがとうございます。」
保護者C
「また来てください。」
などと、信頼されて感謝される言葉を保護者から言ってもらえるようになりました。さらに、
同僚A
「どうやったら保護者と上手くコミュニケーションがとれるの?」
と同僚のスタッフからも相談されるようになったときに、放課後等デイサービスで働くやりがいを感じたことを今でも覚えています。
参考
保護者対応で意識すべきポイントと上手くなる方法を知っていますか?気になる方はこちらの記事を見てください。
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「保護者対応が大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
-
【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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人間関係
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは人間関係です。
放課後等デイサービスで働いていると子どもとの関係だけではなく、スタッフ同士の関係も良好なものにしなければいけません。なぜなら、放デイを利用する子どもたちは発達に障害をもっていたり同年代よりも発達に遅れがあったりするので、子どもへの支援をスムーズに行うためにはスタッフ同士の連携が必要になるからです。
たとえば、
スムーズに療育を行うための打ち合わせをする
どんな活動プログラムをするか話し合う
療育グッズをいっしょに作成する
子どもの様子を常に情報共有する
トラブルが起きたときにすぐ状況を判断して連携して対処する
など、いろいろなことをスタッフ同士で協力しなければいけません。
- 子どもが言うこと聞いてくれなくて先輩に助けてもらう
- 学習支援をしようとしても子どもがイヤがって勉強道具を出さず、イスにさえも座ってくれなくて、結局、同僚に助けてもらう
- 送迎では送迎ルートを覚えられずに何度も聞いたり地図を書いてもらったりして助けてもらう
- 保護者対応では、伝えなければいけないことを言い忘れて、あとで先輩にフォローしてもらう
放課後等デイサービスでは子ども対応を優先にしながらスタッフと連携しなければいけないので、仕事の忙しさに追われてうまくスタッフ同士で連携がとれなくなると職場での人間関係がギクシャクしてしまいます。
日頃からスタッフ同士の連携を意識することでコミュニケーション能力が上がり、さらには、職場で頼れる存在になることができます。
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「職場の人間関係が大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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予定がすぐに変わる
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは予定がすぐに変わることです。
放課後等デイサービスで働いていると、
予定していたことが、
できない
変わる
ことがよくあります。なぜなら、放課後等デイサービスを利用する子どもたちは、その日、その日で、態度や反応が変わるからです。
たとえば、
「○○ちゃんが来たらまずは宿題をさせよう。」
↓
○○ちゃんが学校でイヤなことがあってイライラしながら来る。
↓
予定変更
↓
宿題ではなく気持ちを落ち着かせることからスタート。
「今日は集団療育だ。スタッフ全員の力を借りよう。」
↓
送迎でトラブルがあってスタッフがいない。
↓
集団プログラムをイヤがってやらない子がいてスタッフに協力してもらえない
↓
予定変更
↓
スタッフ全員の力を借りずにできる集団療育に変更
「おやつを食べたあとは公園にみんなを連れて行こう。」
↓
食べたいおやつが無くて暴れる子がいて、おやつを全員が食べ終わる時間が遅くなる
↓
予定変更
↓
送迎の都合でみんなで公園へ行く時間がなくなって、公園へ行くグループと室内で遊ぶグループに分かれる。
このようなちょっとした予定変更が放課後等デイサービスでは毎日のようにおきます。
このイレギュラーに日々対応しながら子どもたちへ支援をしなければいけないことが大変でした。しかし、この経験をすることで、急な予定変更にも柔軟に対応できるようになって子どもへの対応が上手になりました。
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「予定がすぐに変わることが大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
-
【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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仕事量が多い
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは、仕事量が多いことです。
放課後等デイサービスの仕事内容がこちら。
子どもたちへの支援
保護者対応
事務作業
※それぞれの放課後等デイサービスによって力を入れている内容はちょっとずつちがいます。そのため、今回は、私が勤務していた放課後等デイサービスでの支援内容と、ほかの放デイで勤務していた人たちの情報を交えて「放デイの仕事内容」として紹介します。
子どもたちへの支援内容は、「活動プログラム」「学習支援」「遊び」がメインです。
保護者対応は、「送迎対応」「連絡帳対応」がメインです。
事務作業は放課後等デイサービスによってさまざまです。
イメージとしてはこちら。
放デイの事務作業
- 子どもの学習プリント作成
- 勉強に役立つ資料の印刷
- 年間予定、月予定の作成
- 活動プラグラムの内容決め
- 療育や活動プログラムで使う道具の作成
- おやつの買い出し
- 備品チェック
- 出席確認
- 子ども1人ひとりの個別の支援計画作成
- ミーティング資料、勉強会資料の作成
- 掃除
もっと詳しく放課後等デイサービスの仕事内容について知りたい方はこちら。→「放課後等デイサービスの仕事内容」
上記の仕事内容をスムーズにこなすことで仕事量は調整できますが、放課後等デイサービスは子どもを中心とした仕事です。そして、放課後等デイサービスを利用する子どもたちは、発達に障害をもっていたり同年代よりも発達に遅れがあったりする子どもが利用しています。
子どもの特性によって行動が違ったりちょっとしたことで怒ったり、好きキライが激しく好き勝手に行動したり、トラブルが起こしたりすることで、私はスムーズに仕事ができずにやらなければいけない仕事が後回しになって「仕事が大変」と感じることがありました。
私は毎月の活動(療育)プログラムを考えて作成する仕事を任されていました。そして、その日は、プログラムの日程表を完成させる日だったので午前中に完成させるつもりでした。
私が勤務していた放課後等デイサービスは児童発達支援もいっしょに運営していたので、午前中から未就学児が数人利用していましたが、ほかのスタッフに任せられるので日程表を作れると安心していました。しかし、急遽、午後からの予定だった子どもが午前中利用になりスタッフの数が足りなくなって私も子ども対応にあたらなければいけなくなりました。この時点で、
状態です。そして、学習支援や子ども対応をしているとちょっとしたトラブルが起きるのが放課後等デイサービスです。その対応に追われて連絡帳を書くタイミングがなくなってバタバタ。さらに、送迎では別のスタッフが迎えに行った学校の終わりの会が長引いて「次の子どもへの送迎に間に合わない」という連絡を受けました。
その日は大きな車を送迎できるスタッフが私しかいなくて、送迎予定のなかった私は、子どもたちが帰りの送迎でいなくなったあとに片づけ作業は他のスタッフに任せて午前中にやろうと思った活動プログラムの日程表を作成しようと思っていたのに、急遽、子どもたちをまとめて送迎しなければならず、送迎や保護者対応の連続。
そして、帰ってきたころにはすでに残業時間。そんな「仕事量が多くて大変と感じた1日」がありました。
と思いましたが達成感はとてもあった1日でした。
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「仕事量が多くて大変!」と感じて放課後等デイサービスの仕事を辞めた人へのインタビューが掲載されている記事がこちら。辞めたあとの行動も紹介されているので見ないと損です。
≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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支援や療育に関わる知識が必要
放課後等デイサービスで働いているときに私が「大変だ」と思ったことは、支援や療育に関わる知識が必要なことです。
放課後等デイサービスの仕事のメインは子ども対応です。そして、子ども対応の種類にもさまざまな内容があります。
子ども対応の種類
学習支援
活動(療育)プログラムの実施
遊び対応
友達とのコミュニケーション活動
送迎時の対応
食事対応
etc.
放課後等デイサービスを利用する子どもたちはいろいろな特性や発達の遅れなどがあります。そのため、子ども1人ひとりにあった支援や対応をしなければいけないので、子どもの発達段階の特徴や、それぞれの発達障害について理解しなければいけません。そして、子ども1人ひとりにあった支援方法や療育活動などの知識が必要です。
複数の子どもの学習支援をするときに、小学校教師をしていたときは「集中して勉強しましょう。」と子どもたちに伝えれば、子どもは集中して静かに勉強をすることができて、私は学習の遅れがある子どもに対応することで学習支援ができていましたが、放課後等デイサービスでは、「集中して勉強しましょう。」と子どもたちに伝えると、
15秒で集中が切れてしゃべりだす子
「イヤだ!」と反抗してあばれる子
おもちゃで遊ぼうとする子
「わからない!」と言って勉強をしようとしない子
ばかりで、
療育活動をしているときも、「これで大丈夫だろう。」と思って集団療育を実施すると、ルールを理解してできる子どもとまったくルールを理解することができずに何もしない子どもに分かれて、集団療育のはずが気付けば個別療育になってしまって、
と思って自信をなくしたことがありました。そのため、このような状況になってもスムーズに支援や療育をするためにも、支援や療育に関わる知識が必要なことを感じました。
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≫放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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【15人にインタビュー】放デイを辞めた人の「辞める理由」や「きっかけ」とその後の行動。
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放課後等デイサービスや児童発達支援の仕事を「大変」だと思っても楽しくやりがいをもって働けるようになる3つの方法
上記で紹介したように放課後等デイサービス(児童発達支援)の仕事には大変なことがあります。しかし、
放課後等デイサービスや児童発達支援の仕事って大変だな…。
と思ったあなたが楽しくやりがいをもって放課後等デイサービスで働く方法がこちらです。
楽しくやりがいをもって働ける3つの方法
自分に合った職場を見つける
放課後等デイサービスの仕事が大変だと思ったあなたが楽しくやりがいをもって働くためには、あなたに合った職場(放課後等デイサービス)を見つけることです。
放課後等デイサービスは、
- 対象としている子どもの年齢
- 提供するサービス
など、それぞれの放課後等デイサービスによって違います。
例えば
- 小学生以下を対象とした放課後等デイサービス
- 学習支援に力を入れている放課後等デイサービス
- 運動療育に力を入れている放課後等デイサービス
- 活動プログラムを充実させている放課後等デイサービス
- 個別療育に力を入れている放課後等デイサービス
- 集団療育に力を入れている放課後等デイサービス
- 「ピアノ」「ダンス」「英語」「サッカー」「プログラミング」「工作」などに特化した放課後等デイサービス
- etc.
上記のように、放課後等デイサービスによって子どもたちへ提供するサービスがちがうので、あなたの好きなことや得意なことを発揮しやすい放課後等デイサービスを見つけることができれば、他のスタッフが大変だと感じている仕事内容でも、あなたは楽しくやりがいをもって、そして、ストレスを溜めずに余裕をもって働ける可能性がグッと高まります。また、職場での評価もかんたんに上がります。
私は元小学校教師ということもあり学習支援は他のスタッフよりもかんたんにすることができました。また、保護者対応も小学校教師の経験からスムーズにできました。
音楽が得意なスタッフはリトミックを子どもに教えて子どもだけではなく保護者からも信頼されていました。
ボードゲームが得意なスタッフはボードゲームを活動プログラムに取り入れて楽しそうに働いていました。
料理が得意なスタッフはプログラムにクッキングを取り入れて自分の特技を最大限に活かしていました。
このように、放課後等デイサービスでは自分にあった職場を見つけることができれば、あなたはストレスを溜めることなく楽しくやりがいをもって働けるようになります。
あなたが得意なことや好きなことを実践できるような放課後等デイサービスを見つけましょう。そのためにも、まずはこちらの記事を見てあなたにあった放課後等デイサービスを今からすぐに見つけることをおすすめします。良い求人ほどすぐになります。今もなくなっているので後悔しないためにもこちらの記事をみて行動したほうがいいかと思います。
あなたの特技が放課後等デイサービスで活かせるのか調べたい方はこちらの記事が参考になります。
あなたにあった放課後等デイサービスの見つけ方について知りたい方はこちらの記事を見てください。
知識をふやして心に余裕を持つ
放課後等デイサービスの仕事が大変だと思ったあなたが楽しくやりがいをもって働くためには、知識をふやして心に余裕を持つことです。
放課後等デイサービスの仕事が「大変だ」とはじめに感じることとしてはやっぱり子ども対応です。子ども対応にはそれぞれの子どもにあった支援方法や接し方をしなければ子どもに嫌われたり必要な支援ができなかったりすることがあります。
放課後等デイサービスを利用する子どもたちはさまざまな特性や障害をもっていることが多いので、子ども対応の方法や発達障害についての知識をしっかりと身につけることで、あなたは放課後等デイサービスで働くときに余裕ができて楽しくやりがいをもって働けるようになります。
参考
放課後等デイサービスで働くときに子ども対応でこまらないようにするための方法について知りたい方はこちらの記事をみてください。
放課後等デイサービスで働くなら読むべきおすすめの本を紹介した記事がこちらです。見て損はないかと思います。
働きながらレベルアップする
放課後等デイサービスの仕事が大変だと思ったあなたが楽しくやりがいをもって働くためには、働きながらレベルアップすることです。
こっそりレベルアップをして職場で信頼されるようになれば放課後等デイサービスで働きやすくなります。そして、子どもだけではなく同僚や先輩など職場のスタッフからも信頼されれば、仕事中に困ったときはサポートをしてもらったりちょっとしたミスでも許してもらえたりするようになります。そうすれば放課後等デイサービスで働いていていても「大変」だと感じる場面をグッと減らすことができるようになります。
参考
放課後等デイサービスで働きながらまわりよりもこっそりレベルアップする方法について紹介した記事がこちらです。気になる方は見てください。
まとめ:仕事の大変さを知っていれば、放課後等デイサービスや児童発達支援で楽しく余裕をもって働けるようになる
今回は、放課後等デイサービスで働くとわかる大変なこと7選について紹介しました。
放課後等デイサービスの仕事にはさまざまな内容があり、そして、大変なこともたくさんあります。
放課後等デイサービスの仕事の大変さを知ることの良さは、事前に「放課後等デイサービスの仕事の大変さ」を知ることで準備や対策ができるようになって、放課後等デイサービスで働いているときにストレスを溜めずに仕事ができるようになることです。
放課後等デイサービスで働くとわかる大変なことがこちらです。
上記の、7つの「仕事の大変さ」を知っていれば、放課後等デイサービスで楽しく余裕をもって働けるようになります。そして、放デイの仕事の大変さを知っても、「大丈夫!」「働きたい!」と思えれば、放課後等デイサービスはあなたの天職です。
補足
今回の記事を読んで、
放課後等デイサービスの仕事って大変だな…。
と思ったあなたが楽しくやりがいをもって放課後等デイサービスで働く方法がこちらです。
楽しくやりがいをもって働ける3つの方法
上記の方法を実践することで「大変そう…。」と思っていた不安がなくなって、楽しくやりがいをもって放課後等デイサービスで働くことができるようになります。
今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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