うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
グレーゾーンです。
小学校2年生です。
- 2年生の勉強でたいせつな学習は何か知りたい…。
- 家でかんたんにできる教科別の学習支援方法が知りたい…。
- 子どもがイヤがる教科の宿題だけでも教えられるようになりたい…。
- みんなと同じくらい勉強ができるようになってほしいけれど、どうしたらいいのかわからない…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもが小学2年生になってから学校の勉強がむずかしくなってきたのか、勉強をイヤがったりテストの点数がわるくなったり、ダラダラと長い時間をかけて宿題をしたりするようになって、
「どうしたらいいの…。」
と悩んで困ることってありますよね。
そこで今回は、ADHDの小学2年生の子どもに自宅でやるべき学習支援方法9選について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで、
- ADHDの小学2年生の子どもが勉強で悩まずにこまらなくなる
- 自宅でやるべき教科別の学習支援方法がわかる
さらに、イヤがらずに勉強や宿題をしたりテストで良い点数をとって喜んだりする子どもの姿を見ることで、いつも悩んでいた気持ちもスーッと軽くなります。
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【悩み解決】ADHDの小学2年生の子どもの「育て方の悩み」をまとめて解決したい方はこちら。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
※小学2年生の担任経験あり。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
2年生になって勉強をやらなくなった子
テストの点数がわるくなった子
好きな教科とキライな教科で学習態度が変わる子
そして、そのような子どものお母さんから、
「子どもが2年生になってから勉強をイヤがったりテストの点数がわるくなったりして、このままで大丈夫なのか心配です。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回は、ADHDの小学2年生の子どもにすぐにつかえて効果のあった自宅でできる「教科別」学習支援の方法を紹介します。
知らないと今より苦労します!
大丈夫ですか?
子どもは授業でみんなについていけていますか?ちょっとでも心配なら後悔する前にこちらの記事を見たほうがいいかと思います。
目次
ADHDの小学2年生の子どもにとって家庭学習がたいせつな理由
ADHDの小学2年生の子どもにとって家庭学習がたいせつな理由がこちらです。
理由
勉強をキライになる「きっかけ」がおおい
ADHDの小学2年生の子どもにとって家庭学習はとてもたいせつです。なぜなら、2年生になると子どもは学校にも慣れて、授業にも慣れてきます。1年生のときとはちがい、
「今日はどんな勉強をするのかな?」
「授業がんばるぞ!」
というワクワクとした気持ちになることが小学1年生のときと比べて少なくなるので、勉強をイヤがったりキライになったりする子どもが多くなるのが小学2年生です。
勉強をキライになるきっかけ
- 学習内容がむずかしくなる
- 宿題がむずかしくなって量もふえる
- 覚えなければいけない学習内容がある
学習内容がむずかしくなる
小学2年生になると学習内容が1年生のときよりもむずかしくなります。
授業の内容も、
座って勉強する時間
1人で考える時間
自分の考えを伝える時間
ノートやプリントに書き込む時間
学習内容を覚える時間
など、いろいろなことが1年生のときとはちがって増えるので、ADHDの子どもは、
「勉強がむずかしい…。」
「もう勉強なんてしたくない!」
「授業で先生が言っていることがわからない!」
と思うことが増えて勉強をキライになってしまいます。
宿題がむずかしくなって量もふえる
小学2年生になると宿題の内容がむずかしくなって宿題の量も増えるようになります。そして、ADHDの子どもは、
むずかしい
できない
キライ
などと苦手意識をもった教科の勉強や宿題をイヤがってやらなくなることがよくあります。そして、
「はやく宿題しなさい!」
「まだ宿題できていないの?!」
などと怒られることが増えたり、1人では宿題をすぐには終わらせられなかったりすることがきっかけで、さらに勉強をイヤがってキライになってしまいます。
覚えなければいけない学習内容がある
小学2年生になると、子どもの将来に重要な学習内容をたくさん勉強することになります。
たとえば、
- 音読
- 漢字
- かけ算
- 筆算
※音読や漢字は1年生でも学習しますが、2年生になると学習量が急に増えます。
すべての学習がたいせつですが、とくに小学2年生にとって「漢字」や「かけ算九九」は重要です。どちらも3年生以降でも必要でたいせつな学習内容です。そして、「漢字」や「かけ算九九」は2年生のあいだに覚えなければ、今後、子どもが勉強についていけなくなって苦労する学習内容です。
「漢字」や「かけ算九九」を覚えるためにはコツコツと勉強しなければいけない学習内容です。そのため、イヤなことやキライなことを続けることが苦手なADHDの子どもにとっては、ちょっとでも「漢字」や「かけ算九九」に対して苦手意識をもってしまうと、覚えることができずにキライになってしまいます。そして、授業ではみんなについていけなくなってしまいます。
家庭学習がたいせつな理由「まとめ」
ADHDの小学2年生にとって勉強をキライになる「きっかけ」はたくさんあることを意識してサポートしてあげなければ、子どもはますます勉強をキライになってやらなくなります。そのため、はやめに対策をしてしっかりと子どもの学習をサポートしてあげるようにしましょう。
小学2年生の時期はたいせつな学習内容もあるので、学校だけに勉強を頼ってしまうと、子どもが勉強をキライになってやらなくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
これが、ADHDの小学2年生にとって家庭学習がたいせつな理由です。つぎの項目では、そんなADHDの小学2年生の子どもに自宅でできる学習サポート方法を教科別で紹介します。
大丈夫ですか?
すでに子どもが勉強をイヤがって、そして、授業ではみんなについていけていない気がするのであれば、今後、子どもの勉強についてもっと悩むことになります。後悔する前にこちらの記事をみてください。
≫ADHDの小学生が授業でみんなについていけるようになる習い事5選!
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ADHDの小学2年生の子どもに自宅でやるべき「教科別」学習支援方法【9選】
ADHDの小学2年生の子どもに自宅でやるべき「教科別」学習支援方法9選がこちらです。
1つずつ説明します。
国語
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「国語」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
- 音読をできるようにする
- 漢字の学習サポートをする
音読をできるようにする
ADHDの小学2年生の子どもが、国語の勉強をキライになったり苦手意識をもったりしないように自宅でできる学習支援として、子どもが音読をイヤがらずにできるようにしましょう。
音読は国語の授業で毎日のようにあります。そして、国語の宿題としても音読はあるので、子どもが音読に苦手意識を持っていると国語がキライになります。ADHDの小学2年生の子どもに自宅で音読の勉強をさせるときは、音読が宿題として出されたときだけ「ていねいに教えてあげる」ことがたいせつです。
それでも、子どもが音読をイヤがったり上手にできなかったりして、音読の宿題がない日や宿題以外で音読を練習させたいときは、絵本を使って音読をすることをおすすめします。
子どもが読みなれた絵本などを楽しみながら声に出すことを意識させるだけでも、小学2年生のADHDの子どもにとっては十分な音読練習になります。
参考
もっと詳しく「音読」の学習支援方法について知りたい方はこちらの記事が参考になります。
漢字の学習サポートをする
ADHDの小学2年生の子どもが国語をできるようになるためには「漢字」の学習サポートをしっかりとするようにしましょう。
漢字の学習は小学2年生から覚える量がグッと増えます。そして、毎日のように授業で勉強したり宿題で学習したりします。
ADHDの子どもが漢字の勉強がキライな場合は、
また漢字か…。
漢字はイヤだな…。
などと、国語の勉強(授業)を受けるたびに思うようになります。そうならないためにも、
- 学校で習ってきた漢字
- 宿題で出された漢字
は、しっかりと自宅でサポートをしてあげて、子どもが漢字の勉強に対して苦手意識をもたないように支援してあげましょう。
参考
もっと詳しく「漢字」の学習支援方法について知りたい方はこちらの記事が参考になります。
算数
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「算数」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
- 計算問題の苦手意識をなくす
- 九九はいっしょに勉強する
計算問題の苦手意識をなくす
ADHDの小学2年生の子どもが、算数の勉強をキライになったり苦手意識をもったりしないように自宅でできる学習支援は、子どもの計算問題に対しての苦手意識をなくすようにしましょう。
小学2年生の算数の計算は、
単純な計算問題
くり上がり
くり下がり
筆算
文章問題
など、さまざまな計算問題を子どもは授業で学んだり勉強したり宿題をしたりしなければいけません。そのため、できるだけ小学2年生の早い段階でしっかりと計算問題の基礎を身につけさせて、子どもが算数をイヤがらないようにしっかりとサポートしてあげましょう。
参考
もっと詳しく「算数の計算」についての学習支援方法を知りたい方はこちらの記事を見てください。
九九はいっしょに勉強する
小学2年生の算数で重要な学習内容が「かけ算九九」です。
かけ算は「計算」と同じぐらい重要です。そして、子どもがこれから3年生以上になって算数の授業で勉強をする「わり算」や「かけ算の筆算」を学ぶときにもかけ算は必要になります。また、「かけ算九九」は覚える作業になるので、イヤなことやキライなことをやり続けることが苦手なADHDの子どもにとっては「九九」を覚えることはとてもハードルが高いことです。
そのため、学校の授業だけに任せるのではなく、しっかりと自宅でもいっしょに勉強するようにしましょう。
「かけ算九九」ができなければ、3年生以降では算数をもっとキライになってイヤがるようになるので、子どもに算数の勉強をさせることに苦労するので注意しましょう。
参考
ADHDの子どもが「かけ算九九」を覚えられるようになる具体的な方法について知りたい方はこちらの記事が参考になります。
生活
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「生活」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
「会話」「体験」を意識する
小学2年生の「生活」の学習が宿題に出ることはあまりありません。
「そもそも生活って何の勉強をするの?」
小学2年生の「生活」の授業で勉強する例を紹介します。
(※お住まいの地域や学校、担任によって内容が少しずつ変わります。今回は私が小学2年生担任をしたときの授業例を紹介します。)
生活の授業例
季節を感じる授業
「春見つけ」「夏見つけ」「秋見つけ」「冬見つけ」など、1年の中でその季節だけの物や遊び、体験などをする。
植物を育てる授業
植物(花・野菜)などを育てることで、いろいろな「気づき」を学ぶ。
地域学習
自分が住んでいる場所のまわりにはどんな物があって、どのような人が住んでいるのかなどの「気づき」を学ぶ。
人との関わり
同学年(2年生)だけではなく、他学年との関わりや、地域の人との関わりをとおして、いろいろなコミュニケーション能力を身につける。
発表
調べたことや気づいたことなどを「自分の言葉」でみんなに伝える。
自分の成長に気づく
子ども自身ができるようになったこと、成長したことなどに気づく。また、自分1人で成長できたのではなく、まわりの人のおかげで成長することができたことに気づく。
上記が、小学2年生の子どもが学習する生活の授業例です。
もっと詳しく「生活科」について知りたい方はこちら。→文部科学省「学習指導要領「生きる力」第2章 各教科 第5節 生活」
そのため、自宅で「生活」の勉強をサポートするときは、日頃から子どもとの会話をふやして、子どもにさまざまなことを「知識」として教えてあげたり、それぞれの季節にしかできない遊びや体験、旬な食べ物を食べさせてあげたり、家のまわりで知らない道をいっしょに歩いたりして、子どもにいろいろな「気づき」の場面を増やしてあげるようにしましょう。
「生活」の授業中に、
「知っている♪」
と子どもが思えるようになれば、子どもは意欲的に生活の授業に参加するようになります。
体育
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「体育」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
できるだけ体を動かす
小学2年生の子どもにとって体育は「国語」や「算数」などの授業とはちがって楽しんで参加する子どもがほとんどです。そのため、ADHDの小学2年生の子どもも楽しんで授業に参加することが多いです。
ADHDの小学2年生の子どもに自宅でできる体育のサポート方法は、子どもが体を動かせる場面をふやすために公園やアミューズメント施設など、子どもを外へ連れて行って遊ばせて「基礎体力」を身につけさせるようにしましょう。
基礎体力が身につくことで子どもは体育の授業でも元気いっぱいに参加できるようになって、そして、体育の授業に楽しんで参加できるようになります。
注意
ADHDの小学2年生の子どもが体育の授業でトラブルになることが多いのは「ルールを守れない」ときです。そのため、自宅で子どもと遊ぶときに、「ルール」や「時間」を守ることのたいせつさを教えるようにして、子どもが体育の授業でトラブルにならないようにしましょう。
音楽
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「音楽」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
- 歌うことを楽しませる
- 鍵盤ハーモニカの練習をする
小学2年生の音楽の授業は、楽しんで授業に参加する子どもがほとんどです。そのため、自宅でも日頃から、
歌うこと
音楽を聴くこと
に触れる時間を多く持てるように意識するだけでも、子どもが今以上に音楽の授業を好きになったり楽しんで参加したりするようになるはずです。
重要
小学2年生の音楽には鍵盤ハーモニカの学習があります。
鍵盤ハーモニカの練習は自宅での練習がとてもたいせつです。なぜなら、学校の授業は全体練習がほとんどなので、先生が個別にじっくりと鍵盤ハーモニカを子どもに教えてくれる時間をほとんど用意することができないからです。そのため、鍵盤ハーモニカのテストは「自宅練習の成果を発表する場」になることがよくあります。
子どもが音楽の時間がキライになるのは、
「みんなできるのに、私だけできない…。」
「できないからテストを受けたくないな…。」
という気持ちになるときです。そうならないためにも、鍵盤ハーモニカの練習はしっかりと自宅でサポートしてあげるようにしましょう。
おまけポイント
音楽の授業では「鑑賞」というテストがあります。鑑賞のテストは、音楽を聴いて自分が思ったことを伝えたり文字に書いたりするテストです。「鑑賞」は成績にもつながる項目なので、日頃から音楽を聴いているときに、
「この音楽は聴いていると気持ちがスーッと軽くなるね。」
「色々な音が混じってキラキラした感じの音楽だね。」
「どんどん楽しくなってウキウキしてくる音楽だね。」
など、聞いた音楽を言葉で表現できるように子どもに声かけをすることで、子どもが「鑑賞」のテストでこまらなくなります。
図工
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「図工」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
好きなものを作らせる・描かせる
小学2年生の子どもは図工の授業を楽しみながら参加します。そのため、自宅でも子どもが、
「作ってみたい!」
「やってみたい!」
「描いてみたい!」
などの気持ちになれるようなことをたくさん体験させたり経験させたりしてあげましょう。
- 新聞紙
- お菓子の箱
- トイレットペーパーの芯
- 折り紙
など、家にある物を使って子どもが「作ってみたい」と思った物を自由に作らせてあげたり、絵を描くときも自宅では自由に描かせてあげたりしましょう。そして、子どもの作った作品をしっかりとほめてあげましょう。
そうすることで、子どもは学校での図工の授業で、
「何を作ろう…。」
「何を描こう…。」
「描くことがない…。」
などと困ることがなくなります。
英語【重要】
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「英語」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
はやめに対策をして今後の学校生活でこまらないようにする。
「小学2年生から英語って必要なの?」」
英語は2020年の教育改革により、英語が小学3年生から必修化、小学5年生からは教科化されました。そのため、小学生から本格的に英語の勉強をするようになりました。
ココがポイント
- 小学校3年生、4年生からは「外国語活動」として、週1~2コマ程度
- 小学校5年生からは「教科」として英語を週3コマ程度
授業で勉強することになりました。
もっと詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」について
そのため、2年生の時期から、しっかりと対策をしておかなければ今後の学校生活でこまることがふえるようになります。
「知らなかった…。」
英語は小学3年生から必修化になりましたが、小学2年生でも英語に関わる授業(外国語活動)があります。
- 英語の歌をうたう
- 英単語をつかってビンゴゲームをする
- 英語の音楽に合わせて体を動かす
- 英語だけで「買い物ごっこ」や「おままごと」をする
このように小学2年生でも英語に関わる授業はあります。そのため、ADHDの子どもは初めてのことやちょっとでもわからないと思ったことは苦手意識をもってしまうので、外国語活動の授業をしたときに、
「わからない…。」
と子どもが思って苦手意識をもってしまうと、今後、さらに重要度が増していく英語の勉強をイヤがったりまわりについていけなくなったりして、今後、どうやって英語の勉強をさせたらいいのか悩んで後悔することになるので早めの対策をするようにしましょう。
知っていますか?
ADHDの子どもにおすすめの英会話教室を知っていますか?子どもが英語の勉強をイヤがったりこまったりしないために、英語の勉強は英会話教室に任せることもおすすめです。
小学2年生という早い時期から英語の勉強を本格的にスタートしておけば、今後、子どもが英語の勉強でこまったり、子どもに英語を教えるときに悩んだりすることがなくなります。後悔や失敗をさけるためにも、英語の重要性をわかっている保護者ほど早めに対策として英会話教室を利用しています。
ADHDの子どもにおすすめの英会話教室について紹介した記事がこちらです。気になる方は見てください。無料体験だけでも受けて損はないかと思います。
プログラミング【重要】
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「プログラミング」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
わからないなら「習い事」を頼る
「小学2年生からプログラミングって必要なの?」
2020年度より小学校でプログラミングが必修科目になったことで、学校の授業でプログラミングを勉強するようになりました。さらに、小学6年生の「令和4年度全国学力・学習状況調査」では、プログラミングが出題されるようになりました。それだけプログラミングの重要度は増しているので、今後、子どもにとってプログラミングができるようになることは、今以上に必要な能力です。
※小学校でのプログラミングが必修科目なった経緯について詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「プログラミング教育」
「知らなかった…。」
注意
プログラミングの学習を学校だけに任せることはあまりおすすすめできません。なぜなら、全体指導だと学習内容が理解しにくいADHDの子どもは、先生の説明をしっかりと理解することができずに、
「わからない…。」
「どうしたらいいの?」
「今は何をやればいいの?!」
「みんなは何をやっているの?!」
などと授業中に思うことがふえると、まわりについていけずにプログラミングができなくなってしまう可能性があるからです。
補足
今では1人ひとりにタブレットやノートパソコンを配布している学校が増えています。そして、さまざまな授業でタブレットやノートパソコンを利用して勉強をしています。そのため、今後、さらにプログラミングの理解や技術が必要になるので、今以上にプログラミングは重要度が増していきます。
プログラミングを子どもに教えることができる保護者なら問題はありませんが、
はてな
- 教え方がわからない。
- プログラミングって何?
と考えているあなたは、はやめにプログラミング教室を利用して、
- 子どもがプログラミングの授業で将来こまらないように
- プログラミングを子どもにどうやって教えればいいのか悩ませないように
今すぐ対策をするようにしましょう。小学2年生という今の時期からプログラミング教室を利用することでまわりの子に差をつけられるようになります。
注意点
プログラミング教室を利用するときは、
子どもに合っているか
どんなカリキュラムなのか
をしっかりと確認することをおすすめします。そのためにも、無料体験のあるプログラミング教室を利用して、後悔や失敗を避けるようにしましょう。
プログラミングの重要性をわかっている保護者ほど早めに対策としてプログラミング教室を利用しています。ADHDの子どもにおすすめのプログラミング教室について紹介した記事がこちらです。気になる方は見てください。無料体験だけでも受けて損はないかと思います。
記事をみる
自主学習
ADHDの小学2年生の子どもに自宅で「自主学習」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
かんたんにできて楽しめる学習をする
小学2年生にとって自主学習は今後の学習がこまらないようにするためにもたいせつなことです。しかし、小学2年生のADHDの子どもにムリやり自主学習をさせることは子どもが勉強をキライになってしまう可能性があるので注意しましょう。
すでに勉強をイヤがっている
宿題だけで精一杯
の場合は、子どもにムリやり自主学習を取り入れるのではなく、宿題だけでもやりきれるようにサポートしてあげることを優先にしましょう。
ADHDの小学2年生の子どもに自主学習を自宅でさせる場合は、子どもが「かんたん」と思えて、楽しみながら勉強ができるような内容を選ぶようにしましょう。そして、自主学習を子どもにさせるときは、
- 勉強をすきになる
- 学習する意欲をもつ
- 授業についていけるようになる
ことを目的にして支援をするようにしましょう。
たとえば、
国語
- 音読を練習する
- 絵本を読む
- 漢字を書く
算数
- かけ算九九を唱える
- 家にある物を「ものさし」を使って長さを測る
- 計算問題をする
生活
- 家のお手伝いをする
- 公園の植物を観察する
体育
- 公園であそぶ
- なわとびをする
- 鉄棒をする
音楽
- 授業で習った好きな歌をうたう
- 鍵盤ハーモニカを演奏する
図工
- 好きな物をつかって作品を自由につくる
- 好きな色で絵を自由に描く
上記のように、各教科の中で子どもが「かんたん」と思えて楽しめる学習内容を自主学習として取り入れましょう。
ADHDの子どもの良さは好きなことには誰よりも夢中になれることです。その良さを伸ばすきっかけとして自主学習を取り入れるように意識することで、今後の学習で子どもが勉強をイヤがったり困ったりすることを避けられるようになります。
こんな方法もあります!
- みんなと同じくらい勉強ができるようになってほしい!
- 授業でみんなについていけるようになってほしい!
- テストで良い点数を取ってほしい!
と考えて、子どもには自主学習では「国語や算数を勉強させたい!」と考えるママは多くいます。しかし、子どもは宿題でも「国語」と「算数」の勉強をしているので、さらに自主学習でも勉強をさせるとなるとイヤがる子どもがたくさんいます。
そのような場合は「通信教育」を利用しましょう。通信教育なら子どもが勉強を楽しめる工夫がいろいろとされているので、子どもがイヤがることなく楽しみながら勉強をすることができるようになります。そして、あなたの悩みもかんたんに解決できるはずです。
小学2年生のADHDの子どもに「通信教育」の利用を考えるなら、【スマイルゼミ】と【進研ゼミ小学講座】がおすすめです。どちらも人気の通信教育教材なので子どもに合っている方を選ぶことをおすすめします。詳しくはこちらの記事を見てください。
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ADHDの子どもに「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」どっちがいいのか『7つの比較』で判断!幼児から小学生まで対応。
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どうしてもADHDの小学2年生の子どもに自宅で学習支援ができないなら
ADHDの小学2年生の子どもに自宅でやるべき「教科別」学習支援の方法についてはわかったけれど、自宅で学習支援をしようとしても、
子どもがイヤがって勉強をしない
仕事が忙しくて毎日は子どもの勉強を見ることができない
これ以上子どもに時間を使うことはムリ
学習支援をしようとしてもうまくできない
などで悩んでいるあなたは、これ以上ストレスを溜めないようにすることもたいせつです。そして、自宅での学習支援の方法をわかっていても、すでに「子どもの勉強」について悩みが消えずに自分だけではムリとちょっとでも思っているならばこちらの記事を読んで今すぐ行動することをおすすめします。
こちらの記事では、子どもが授業についていけるようになるために利用すべきおすすめの習い事を5つ紹介しています。
子どもがみんなと同じように授業についていけるようになれば今の悩みは解決するはずです。子どもが授業についていけるようになれば宿題を1人でもできるようになります。宿題ができるようになれば授業がわかるようになります。授業がわかるようになればテストでも良い点数が取れるようになります。
テストの点数が良くなって成績が良くなれば、あなたが今考えている子どもの勉強に対しての悩みもパッとなくなります。そのためにも、こちらの記事を見てすぐに行動してください。たいせつなことは行動しながら考えることです。
まとめ:自宅でやるべき学習支援方法「9選」を実践することで、ADHDの小学2年生の子どもが勉強で悩まずにこまらなくなる
ADHDの小学2年生の子どもが勉強で悩まずに困らなくなるためには、ADHDの小学2年生の子どもにとって家庭学習がたいせつな理由について知ることがたいせつです。
理由がこちらです。
勉強をキライになる「きっかけ」がおおい
そして、ADHDの小学2年生の子どもが勉強をキライになるきっかけがこちらです。
勉強をキライになるきっかけ
学習内容がむずかしくなる
宿題がむずかしくなって量もふえる
覚えなければいけない学習内容がある
そんなADHDの小学2年生の子どもに自宅でやるべき「教科別」学習支援方法9選がこちらです。
上記で紹介した学習支援の方法を意識して実践することで、ADHDの小学2年生の子どもが勉強で悩まずにこまらなくなります。
さらに、自宅でやるべき教科別の学習支援方法がわかることで、スムーズに勉強を子どもに教えられるようになって、イヤがらずに勉強や宿題をしたり、成績が良くなってよろこんだりする子どもの姿を見ることで、今まで困っていた悩みがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
それでも、子どもに自宅での学習支援がうまくできないならならば、子どもがみんなと同じように授業についていけるように今すぐ対策をしましょう。子どもが授業についていけるようになれば宿題を1人でもできるようになります。宿題ができるようになれば授業がわかるようになります。授業がわかるようになればテストでも良い点数が取れるようになります。
テストの点数が良くなって成績が良くなれば、あなたが今考えている子どもの勉強に対しての悩みもパッとなくなります。そのためにも、こちらの記事を見てすぐに行動してください。たいせつなことは行動しながら考えることです。
いつもなやんで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか?
子どもは放課後等デイサービスを利用していますか?利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービスですか?ADHDの子どもに合った放課後等デイサービスには選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。
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