うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
グレーゾーンです。
小学校3年生です。
- 勉強がみんなについていけなくなった…。
- 家で子どもに勉強をどうやって教えたらいいのかわからない…。
- 教科別の学習支援方法が知りたい…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもが小学3年生になって勉強をイヤがったり授業の学習内容についていけなくなったりしてテストの結果や成績がどんどん下がって、
「このままで大丈夫かしら…。」
「どうしたらいいの…。」
と悩んで困ることってありますよね。
そこで今回は、ADHDの小学3年生の子どもにするべき「教科別」学習支援の方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで、
- ADHDの小学3年生の子どもが勉強でこまらなくなる
さらに、子どもに自宅で教えるべき各教科の学習内容や学習支援の方法がわかることで、学校の授業についていけるようになったり、テストの結果が良くなって「もっと勉強しよう!」とやる気になったりした子どもの姿を見ることで、いつも悩んでいたあなたの気持ちもスーッと軽くなります。
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【悩み解決】ADHDの小学3年生の子どもの「育て方の悩み」をまとめて解決したい方はこちら。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
※小学3年生の担任経験あり。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
3年生になって勉強がみんなについていけなくなった子
家で勉強をしなくなった子
苦手な教科をまったく勉強しようとしない子
そして、そのような子どものお母さんから、
「子どもが3年生になってから勉強ができなくなってこまっています。家でどうやって教えたらいいのかわかりません。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回の支援方法は、ADHDの小学3年生の子どもにするべき自宅学習の方法について、なやむお母さんにアドバイスをして、すぐにつかえて効果のあった方法を紹介します。
知らないと今より苦労します!
大丈夫ですか?
子どもは授業でみんなについていけていますか?ちょっとでも心配なら後悔する前にこちらの記事を見たほうがいいかと思います。
目次
小学3年生のADHDの子どもにとって「家庭学習」がたいせつな理由
小学3年生のADHDの子どもにとって「家庭学習」がたいせつな理由がこちらです。
理由
自宅でも学習支援をしなければ授業についていけなくなる
小学3年生になると、低学年(1年生・2年生)のときとはちがって授業の学習量がふえます。
たとえば、
- 授業の時間数がふえる
- 学習する教科がふえる(理科・社会・外国語活動・総合的な学習の時間など)
※もっと詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「標準授業時数の在り方について」
そのため、
「勉強が好き!」
というADHDの子ども以外は、小学3年生になることで勉強をキライになる可能性がグッと高まります。
ADHDの子どもは「キライなことを頑張り続ける」ことが苦手です。
勉強が、
たのしくない
わからない
やりたくない
と思うことで小学3年生のADHDの子どもは勉強をやらなくなります。
小学3年生で勉強がわからなくなると、今後、ますます難しくなる学習内容についていけなくなって、子どもに勉強をさせることに苦労します。
そうならないためにも、子どもが勉強に対してちょっとでも苦手意識をもっているならば、学校だけに勉強を任せるのではなく、自宅でもしっかりと学習支援をするようにしましょう。
これが、小学3年生のADHDの子どもにとって「家庭学習」がたいせつな理由です。
つぎの項目では、そんな小学3年生のADHDの子どもにするべき学習支援の方法を教科別で紹介します。
- 忙しくて毎日子どもに勉強を教えるなんてムリ!
- 子どもが言うことを聞かなくて勉強を教えられない!
と悩むあなたはこちらの記事を見て今すぐに対策しないと今後もっと苦労することになります。
ADHDの小学3年生の子どもにするべき「教科別」学習支援
小学3年生のADHDの子どもに自宅でするべき「教科別」学習支援方法がこちらです。
1つずつ説明します。
国語
ADHDの小学3年生の子どもに自宅で「国語」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
- 漢字
- 文章問題
- 国語辞典
- ローマ字
- 書写(習字)
1つずつ説明します。
漢字
「漢字」の学習は1年生のころから勉強している学習内容ですが、小学3年生になると毎日のように国語の授業で新しい漢字を覚えるようになります。
そのため、毎日のように授業や宿題でしなければいけない漢字の勉強を、ADHDの子どもがイヤがらないように自宅でサポートしてあげることがたいせつです。
小学3年生のADHDの子どもに漢字の勉強を教えるときは、
学習支援方法
- 漢字を読めるようにする
- なぞって成功体験をふやす
- いろいろな書き方をして覚えさせる
- 枠内に書けるようにする
- 漢字の確認テストを毎日する
- 集中して漢字学習をさせる
- 勉強ができる環境を用意する
この7つの方法を意識することで漢字の勉強への苦手意識がなくなります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
国語の文章問題
国語の「文章問題」も低学年のころから学んでいる学習内容ですが、小学3年生になると文章問題の内容がむずかしくなります。
そのため、
文章を読むことがキライ
文章の内容を理解できない
ことで、国語をキライになる小学3年生のADHDの子どもはよくいます。
しっかりと家庭で学習支援をして、これからもっとむずかしくなる文章問題を子どもがイヤがらずにできるように自宅で対策をするようにしましょう。
文章問題を読んだり解いたりすることがキライな小学3年生のADHDの子どもに自宅で国語の文章問題を教えるときは、
学習支援方法
- 国語の授業に参加できるようにする
- 子どもに合った内容かどうか確認する
- 読み聞かせで内容を理解させる
- 毎回、同じクイズを出す
- 文章を声に出して読ませる
- 文章問題を解くサポートをする
- 国語を好きな教科にする
この7つの方法を意識することで、ADHDの子どもが「文章問題」の勉強への苦手意識がなくなります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
国語辞典
小学3年生になると「国語辞典」をつかった学習が始まります。ADHDの子どもは、はじめての国語辞典を手に入れたときに喜んで勉強をしようとしますが、
小さな文字で見にくい
使い方がむずかしい
調べ学習がふえる
ことをきっかけにちょっとずつ国語辞典をつかった勉強をイヤになることがよくあります。
そうならないためにも、
- 毎日1つだけ国語辞典をつかって調べる
- 毎日1つだけ国語辞典をつかって問題を出す
など、「かんたんな調べ学習」を自宅でするようにして、小学3年生のADHDの子どもが国語辞典をつかうことに苦手意識をもたないようにサポートしてあげましょう。
補足
国語辞典を使って言葉をさがすときに「ひらがなの50音」がパッとわからず、前後どちらのページから探せばいいのかこまって国語辞典を使うことをイヤがるADHDの子どもはよくいます。
そのような場合は、子どもがすぐに見ることができる場所に「50音表」を用意して、視覚的なサポートをしてあげることで、小学3年生のADHDの子どもが国語辞典を使うことに対して苦手意識をもたずに使えるようになります。
ローマ字
ローマ字は小学3年生になると新しく学習する内容です。ローマ字を勉強する小学3年生の子どもは、
「英語ができるようになった♪」
と、はじめのころは喜んで勉強をしますが、ローマ字も漢字の学習と同じように、毎回、いっしょの学習スタイルで淡々と授業がすすみます。
そのため、ちょっとでもローマ字に対して苦手意識をもってしまうと、ADHDの子どもはどんどんローマ字の勉強をイヤがるようになります。そうならないためにも、自宅でしっかりと学習支援のサポートをしてあげましょう。
小学3年生のADHDの子どもに自宅でローマ字の勉強を教えるときは、
学習支援方法
- 苦手意識をなくす
- パターンを教える
- 読めるようになればOK
- パソコンを使って楽しく覚えさせる
- 英語が好きになるきっかけをつくる【簡単】
この5つの方法を意識することで、ローマ字の勉強への苦手意識がなくなります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
書写(習字)
小学3年生になると国語の書写の授業で「習字」の学習がはじまります。
習字の授業にむけてADHDの子どもの支援として気をつけることは「習字道具を忘れない」ようにすることです。
習字の時間はいつも以上に担任の先生は、子どもたちをきびしく指導することを意識します。
なぜなら、習字の時間にふざけている子どもがいると、墨がほかの子や着ている服、机、床などについてしまってキレイにすることに苦労して大変だからです。そのため、習字の時間は静かに集中した環境をつくります。
習字道具を忘れた場合は、担任に道具を借りるか、友達に借りて授業に参加しなければいけなくなります。先生が習字道具を貸すことができない場合は、友達が習字道具を使い終わるまで、何もせずに静かに待たなければいけなくなります。
そのような何もできない時間ができてしまうとADHDの子どもは落ち着きなくまわりをキョロキョロしたり、友達に話しかけたりするようになって先生から厳しく怒られることになってしまいます。
習字道具を忘れてしまうと、待つことが苦手なADHDの子どもにとってはツライ時間になります。
さらに、先生からも習字道具を忘れたことを注意されるので、国語の習字の時間がキライになってしまいます。そうならないためにも、国語の授業で習字があるときは「持ち物チェック」を自宅でしっかりとするようにしましょう。
算数
ADHDの小学3年生の子どもに自宅で「算数」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
- 計算問題
- 単位
- わり算
- コンパス
1つずつ説明します。
計算問題
小学3年生の算数の勉強では「計算問題」ができるように自宅でしっかりとサポートしてあげることがたいせつです。
「たし算」「ひき算」という計算の基礎で子どもがつまずいている場合は、今のうちにみんなについていけるようにしっかりとサポートしてあげましょう。
参考
ADHDの子どもに算数の「計算問題」を自宅で教えるなら、こちらの記事が参考になるので見ることをオススメします。
単位
小学3年生のADHDの子どもに算数の学習支援を自宅でするときは、「単位」の勉強を子どもがイヤがらずにできるようにサポートしてあげましょう。
小学3年生になると「単位」の勉強がむずかしくなります。そして、小学3年生の子どもにとって「計算問題」や「図形」などの学習とはちがって、「単位」の勉強をキライになる子はたくさんいます。
そのため、小学3年生のADHDの子どもには「単位」の勉強をキライにならないように早めに対策しましょう。
ADHDの子どもに算数の単位の勉強を教えるときは、
学習支援方法
- ムリやり勉強させない
- 生活に使う「単位」だけ覚えさせる
- 集中して学習に取り組めるようにする
- 単位の勉強にイライラしないようにする
- 宿題に出たら一緒にする
この5つの方法を意識することで、「単位」の勉強への苦手意識がなくなります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
わり算
小学3年生の算数の勉強では「わり算」の学習があります。しかし、わり算の勉強ができるようになるためには、「かけ算」ができなければ、わり算の学習をすることができません。
そのため、子どもがわり算の土台としての「かけ算九九」をかんぺきに覚えられていない場合は、しっかりと「かけ算九九」ができるように自宅で支援してあげることがたいせつです。
わり算の土台となる「かけ算九九」をみんなと同じようにできるようになるために自宅でやるべき学習支援がこちらです。
学習支援方法
- 「1の段」から「9の段」まで一緒にやる
- 何度も唱えさせる
- 覚えているかを確認する
- 合格シール付きのテストをする
- 箱を3つ用意してマスターさせる
この5つの方法を意識することで、「かけ算九九」の勉強への苦手意識がなくなって、わり算の学習もスムーズに理解できるようになります。もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
コンパス
小学3年生になると算数の授業でコンパスを使います。小学3年生のADHDの子どもの場合は、学校の授業でコンパスを使う前に自宅でコンパスが使えるように練習をしておくことがたいせつです。
なぜなら、授業でみんなが上手にコンパスを使っているときに、
自分だけが
「上手に描けない!」
「むずかしい!!」
と思ってしまうと、ADHDの子どもはイライラして怒り出してしまう可能性があるからです。
さらに、コンパスは針があって危険なので、いつも以上に担任の先生は子どもが落ち着いていないことや暴れていることに対して敏感に反応して、きびしく子どもを注意します。
子どもが算数の授業中にコンパスが上手に使えなくてイライラしたり、先生から注意されてイヤな気持ちになったりしないように、事前にコンパスは自宅で使い方を教えてあげましょう。
理科
小学3年生になると、今まで低学年(1年生・2年生)で学習していた生活科がなくなって「理科」と「社会科」が新しく授業に加わります。
小学3年生になってはじめて理科の勉強をする子どもたちは、生活科の延長として理科の授業に取り組みます。
理科は「観察」をしたり「実験」をしたりするので、授業内容も生活科に似ていて子どもたちは楽しく授業に参加することができますが、生活科の授業とはちがって理科はテストがあります。そして、はじめてテストを受けたときに点数が悪くなってしまうと、
「理科はむずかしい…。」
と小学3年生のADHDの子どもは思うようになって、
「理科はキライ!」
「理科はやりたくない!」
と思うようになってしまいます。
そうならないためにも、自宅でも理科の学習をしっかりとサポートすることがたいせつです。
小学3年生のADHDの子どもに理科の勉強を自宅でサポートするときは、子どもが楽しんで身の回りにあるものを調べられるように工夫をして、理科の勉強にとってたいせつな「観察」や「実験」を自宅でも体験、経験できるようにしてあげましょう。
そして、実験をした「結果」について比較したり調べたりして、自分の考えや調べてわかった「気づき」などを子どもがもてるように意識して支援をしてあげましょう。
たとえば、
- 鏡を使って光を反射させる
- 光を集めて温度を調べる
- 風でうごくおもちゃを作る
- 電気が「通る物」と「通らない物」を調べる
- 磁石を使って磁石が「くっつく物」と「くっつかない物」を調べる
- 「日なた」と「日かげ」を調べる
- etc.
上記のような自宅でもできそうな理科の調べ学習を、子どもといっしょに楽しみながら自宅で学習することで、小学3年生のADHDの子どもが理科の授業でこまらなくなります。
参考
理科は学年が上がるにつれて授業がむずかしくなります。ADHDの子どもが理科の勉強に苦手意識をもたないようにするためにも、小学3年生という理科が始まったばかりのタイミングの今からしっかりと理科の授業についていけるようにしましょう。
そのためにおすすめの自宅学習の方法が「通信教育」や「オンライン家庭学習教材」です。
「通信教育」や「オンライン家庭学習教材」ならば、子どもが楽しんで、そして、わかりやすく理科の勉強を理解できるような工夫がたくさんされています。今後、子どもが理科の勉強で苦労しないためにも今すぐ後悔しないように今のうちから対策することをおすすめします。
ADHDの子どもにおすすめの「通信教育」について知りたい方はこちら。
ADHDの子どもにおすすめの「オンライン家庭学習教材」について知りたい方はこちら。
時間に余裕がない!
自宅学習の支援をする余裕がないあなたは「家庭教師」または「オンライン家庭教師」を利用することをおすすめします。
ADHDの子どもにおすすめの「家庭教師」について知りたい方はこちら。
ADHDの子どもにおすすめの「オンライン家庭教師」について知りたい方はこちら。
社会科
小学3年生になると、今まで低学年(1年生・2年生)で学習していた生活科がなくなって「社会科」と「理科」が新しく授業に加わります。
小学3年生になって社会科の勉強をする子どもたちは、生活科の延長として社会科の授業に取り組みます。そして、社会科の授業では、生活科で学んだ「自分たちが住んでいる地域」について興味や関心をもったことに対して、より詳しく調べて「気づき」を増やす学習などをするようになります。
たとえば、
- 近くにある公共施設やお店、スーパーなどで働いている人がどんなことを考えながら働いているのか調べる
- いつも買い物に行くお店ではどのような工夫がされているのか調べる
- 住んでいる町(学校)の周辺地図をつくる
- 地域の良いところや文化について調べる
- etc.
上記のように、社会科の授業では「調べ学習」や「地域の人の考え」などについて学ぶことが多くあります。
小学3年生のADHDの子どもにとって、社会科の授業はずっと座って勉強を受けるわけではないので楽しく授業に参加することができます。しかし、生活科の授業とはちがって社会科ではテストがあります。
そして、はじめてテストを受けたときにテストの点数がわるくなってしまうと、
「社会はむずかしい…。」
と小学3年生のADHDの子どもは思うようになって、
「社会はキライ!」
「社会はやりたくない!」
と言い出して社会科の勉強をしなくなってしまいます。そして、今後、苦労するようになります。
そうならないためにも、自宅でも社会科の学習をしっかりとサポートしてあげることがたいせつです。
注意
小学3年生の社会科では覚えなければいけない学習内容があります。
たとえば、
- 東西南北の意味
- 地図記号
そして、上記のような学習内容は、小学3年生のADHDの子どもが社会科を苦手になるきっかけにもなります。
「社会の授業がわからない…。」
「おぼえられない…。」
「社会はわからない!」
と子どもが思って社会科をキライにならないように、自宅でも覚えなければいけない社会科の学習内容はしっかりとサポートしてあげましょう。
参考
社会科は学年が上がるにつれて授業がむずかしくなります。
ADHDの子どもが社会科の勉強に苦手意識をもたないようにするためにも、小学3年生という社会科が始まったばかりのタイミングの今から、子どもがしっかりと授業についていけるようにしましょう。
そのためにおすすめの自宅学習の方法が「通信教育」や「オンライン家庭学習教材」です。
「通信教育」や「オンライン家庭学習教材」ならば、子どもが楽しんで、そして、わかりやすく社会科の勉強を理解できるような工夫がたくさんされています。
今後、子どもが社会科の勉強で苦労しないためにも今すぐ後悔しないように対策することをおすすめします。
ADHDの子どもにおすすめの「通信教育」について知りたい方はこちら。
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時間に余裕がない!
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ADHDの子どもにおすすめの「家庭教師」について知りたい方はこちら。
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音楽
小学3年生のADHDの子どもに自宅学習で音楽の学習支援をするべき内容は「リコーダー」です。
小学3年生になると、低学年までの鍵盤ハーモニカの学習が「リコーダー」に変わります。
そのため、はじめてのことや1度でもイヤだと思ったことを続けたり努力したりすることが苦手なADHDの子どもには、はやめにリコーダーができるように自宅で支援をしてあげましょう。
リコーダーをつかって音楽の授業に参加するときの3年生の子どもは、とてもわくわくドキドキしながら「がんばろう!」という気持ちで授業に参加します。
子どもがリコーダーに興味をもっているあいだに、
「音楽の授業がたのしい♪」
「リコーダーはかんたん♪」
と子どもに思わせることがたいせつです。
音楽の授業で習ってきたリコーダーの授業内容を子どもに聞いて、子どもがしっかりとできているかを確認して、できていなければ、次の音楽の授業までにはリコーダーが吹けるように教えてあげましょう。
そうすることで、小学3年生のADHDの子どもは「音楽」の授業に苦手意識をもつことがなくなります。
注意
音楽の授業で習うリコーダーは全体練習がほとんどです。そのため、自宅でのリコーダー練習(宿題)が重要になります。
小学3年生のADHDの子どもがリコーダーをできるようになるためにも、学校だけに頼らずにしっかりと自宅でサポートしてあげましょう。
さらに、リコーダーの学習ではテストがあります。リコーダーが苦手でテストに合格できないと、みんなが遊んでいる休み時間にリコーダーの練習をすることになってしまって、
「友達とあそべない!」
「リコーダーができない!」
「リコーダーなんてキライ!」
「音楽はキライ!」
と子どもが思うようになって、今後、苦労することになります。
そうならないためにも、しっかりと自宅でリコーダーができるようにサポートしてあげましょう。
図画工作
小学3年生のADHDの子どもの自宅学習として「図画工作(図工)」でするべき内容は、いろいろな物を考えて作る時間を用意してあげることがたいせつです。
小学3年生の子どもにとって「図工」は楽しい授業なので意欲的に参加します。しかし、
- 絵を描く
- 物を作る
ことが多い図工の授業は、基本的な作り方を先生から教えられると、あとは「自由」に作ることがほとんどです。
そのため、子どもに「作りたいことを考える発想力」や「効率的に作業をするための考える力」があまりない場合は、
「何を作ろう…。」
「どうやって作ろう…。」
と授業中に考えてこまってしまうようになります。
そうならないためにも、自宅では子どもにいろいろな物を作ったり描いたりする経験をたくさんさせて、
「上手にできたね♪」
「こんな物も作れたの?!すごいね♪」
などと子どもをたくさん褒めてあげるようにしましょう。
- 子どもに物を作る楽しさ
- 考えて作った物をほめられるよろこび
- 「もっといろいろ作りたい!」という好奇心
などを自宅でも経験させたり思わせたりしてあげることで、小学3年生のADHDの子どもは図工の授業にも楽しんで参加できるようになります。
知っていますか?
図画工作のような「物を作る作業」では、
自分が作りたい物を考える
どうやって作れば完成するか考える
時間内に完成させるための効率的な作業方法について考える
という、プログラミング的思考が必要になります。そして、2020年度より小学校においてプログラミングが必修科目になりました。
※小学校でのプログラミングが必修科目なった経緯について詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「プログラミング教育」
そのため、これから「プログラミング」で必要とされる「プログラミング的思考力」が子どもにとって必要な能力になっていきます。そして、プログラミングの重要性をわかっている保護者ほど早めに対策としてプログラミング教室を利用しています。
ADHDの子どもにおすすめのプログラミング教室について知りたい方はこちらの記事が参考になります。ちょっとでも気になったのであれば後悔するまえに見ることをおすすめします。
体育
小学3年生のADHDの子どもの自宅学習として体育でするべき内容は、「ルールを守ることのたいせつさ」をしっかりと教えることです。
小学3年生の子どもは体育の授業に楽しんで参加します。そして、ADHDの子どもは体を動かすことが好きなので、よろこんで授業に参加します。
しかし、体育は集団での活動がほとんどです。小学3年生のADHDの子どもはルールを守れずに先生や友達に注意されてトラブルになることがよくあります。まわりに合わせた行動が苦手なADHDの子どもの場合は、体を動かしてテンションが上がって興奮してくると、まわりの状況を理解できずに勝手な行動がふえてトラブルになることがよくあります。
そうならないためにも、
みんなに合わせた行動
ルールを守るたいせつさ
を自宅でもしっかりと教えてあげましょう。
参考
- ルールを守ることを教える
- 集団で活動することに慣れる
- ADHDの子どもに合っている
運動系の習い事を考えるならば「サッカー」がおすすめです。
なぜなら、サッカーは集団競技なので、「まわりに合わせる」ことや「ルールの大切さ」を学ぶことができるからです。そして、ADHDの子どもにサッカーは合っています。
しかし、ADHDの子どもにサッカーを習わせるときには、注意しなければいけないこともあります。気になる方はこちらの記事を見て失敗を回避してください。
外国語活動
小学3年生のADHDの子どもの自宅学習として「外国語活動」でするべき内容は、「かんたんな英語に触れる機会をふやす」ことです。
英語は2020年の教育改革により、英語が小学3年生から必修化、小学5年生からは教科化されました。
そのため、小学生から本格的に英語の勉強をするようになりました。
ココがポイント
- 小学校3年生、4年生からは「外国語活動」として、週1~2コマ程度
- 小学校5年生からは「教科」として英語を週3コマ程度
授業で勉強することになりました。
もっと詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」について
ADHDの子どもは、
- キライ
- むずかしい
- やりたくない
と思うと苦手意識をもってしまって英語を学ぼうとしなくなります。
そうならないためにも、小学3年生の時期からしっかりと英語に慣れさせて、子どもが英語の勉強をイヤがらないように自宅でもかんたんな英語を聞く機会をふやして対策をしましょう。
日常で使える「かんたん英語」リスト
- おはよう「Good morning」
- こんにちは「Hello」
- おやすみ「Good night」
- ありがとう「Thank you」
- 私の名前は○○です「My name is ○○」
参考
自宅で子どもに英語を上手に教えられないことへの対策として「英会話教室」を利用する保護者はたくさんいます。しかし、ADHDの子どもに英会話教室を利用する場合は、子どもに合っている英会話教室を見つけてあげなければ、子どもがさらに英語をキライになってしまう可能性があります。
そうならないためにも、まずはこちらの記事を見て失敗や後悔をしないようにすることをおすすめします。
プログラミング
ADHDの小学3年生の子どもに自宅で「プログラミング」の学習支援をするときのポイントがこちらです。
ポイント
わからないなら「習い事」を頼る
「小学3年生からプログラミングって必要なの?」
2020年度より小学校でプログラミングが必修科目になったことで、学校の授業でプログラミングを勉強するようになりました。
さらに、小学6年生の「令和4年度全国学力・学習状況調査」では、プログラミングが出題されるようになりました。それだけプログラミングの重要度は増しているので、今後、子どもにとってプログラミングができるようになることは、今以上に必要な能力です。
※小学校でのプログラミングが必修科目なった経緯について詳しく知りたい方はこちら→文部科学省「プログラミング教育」
「知らなかった…。」
注意
プログラミングの学習を学校だけに任せることはあまりおすすすめできません。なぜなら、全体指導だと学習内容が理解しにくいADHDの子どもは、先生の説明をしっかりと理解することができずに、
「わからない…。」
「どうしたらいいの?」
「今は何をやればいいの?!」
「みんなは何をやっているの?!」
などと授業中に思うことがふえると、まわりについていけずにプログラミングができなくなってしまう可能性があるからです。
補足
今では1人ひとりにタブレットやノートパソコンを配布している学校が増えています。そして、さまざまな授業でタブレットやノートパソコンを利用して勉強をしています。そのため、今後、さらにプログラミングの理解や技術が必要になるので、今以上にプログラミングは重要度が増していきます。
プログラミングを子どもに教えることができる保護者なら問題はありませんが、
はてな
- 教え方がわからない。
- プログラミングって何?
と考えているあなたは、はやめにプログラミング教室を利用して、
子どもがプログラミングの授業で将来こまらないように
プログラミングを子どもにどうやって教えればいいのか悩まないように
今すぐ対策しましょう。小学3年生という今の時期からプログラミング教室を利用することでまわりの子に差をつけられるようになります。
注意
プログラミング教室を利用するときは、
子どもに合っているか
どんなカリキュラムなのか
をしっかりと確認することがたいせつです。
そのためにも、無料体験のあるプログラミング教室を利用して、後悔や失敗を避けるようにしましょう。プログラミングの重要性をわかっている保護者ほど早めに対策としてプログラミング教室を利用しています。
ADHDの子どもにおすすめのプログラミング教室について紹介した記事がこちらです。気になる方は見てください。無料体験だけでも受けて損はないかと思います。
忙しくて小学3年生のADHDの子どもに自宅で学習支援ができないとき
上記の「教科別」学習支援を子どもにしたくても、
- 忙しくてできない!
- 子どもの学習支援を毎日するのはムリ!
- すべての教科を教えることなんてできない!
と考える方は多くいます。そんな、子どものために「なんとかしたい」と考えても時間に余裕がないあなたには習い事を利用して子どもが授業についていけるようにすることをオススメします。
習い事は費用がかかりますが、子どもが勉強をイヤがってこれ以上苦労することを避けられます。そして、子どもが習い事をしている時間は自由な時間ができるようになるので、溜まっている仕事や家事を終わらせたり、ひさびさにのんびりとした自分のリフレッシュタイムに使ったりすることができるようになります。
そして、
「あれもしなきゃ。」
「これもしなきゃ。」
「どうして1人で勉強してくれないの!?」
などのイライラした気持ちもなくなるので、子どもに落ち着いて接することできるようなります。
そうすれば子どもの気持ちも安定します。勉強もイヤがらずにできるようになります。あなたの子育ての悩みもパッと解決します。
そのためにも、今すぐに行動しましょう。何もしないで後悔しないようにしましょう。
子どもが学校の授業でみんなについていけなくなって、今以上に子どもの勉強について悩まないように今すぐ対策するためにもこちらの記事を見てください。
まとめ:「教科別」学習支援の方法を実践することで、ADHDの小学3年生の子どもが勉強でこまらなくなる
ADHDの小学3年生の子どもが勉強でこまらなくなるためには、小学3年生のADHDの子どもにとって「家庭学習」がたいせつな理由について知ることがたいせつです。
理由がこちらです。
自宅でも学習支援をしなければ授業についていけなくなる
そんな小学3年生のADHDの子どもに自宅でするべき「教科別」学習支援方法がこちらです。
この「教科別」学習支援の方法を意識して実践することで、ADHDの小学3年生の子どもが勉強でこまらなくなります。
さらに、子どもに自宅で教えるべき各教科の学習内容や学習支援の方法がわかることで、学校の授業についていけるようになったり、テストの結果が良くなって「もっと勉強しよう!」とやる気になったりして、勉強をイヤがらずにがんばる子どもの姿を見ることで、今まで困っていた悩みがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
そのためにも、できるだけ、そっと、気づかれないように、子どもが気持ちよく次の行動へ動けるようにサポートしましょう。いつもなやんで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
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