うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
グレーゾーンです。
幼児です。
- いつも子育てに悩んで苦労しています…。
- 勉強しない、友達とケンカ、片づけない、落ち着きがない、すぐに怒る、ルールを守らない…。
- 習い事もさせたいけど何がいいのかわからない…。
- このまま小学生になったときが不安…。
今回はこのような悩みを解決します。
幼児期の子どもの子育てをしていると、いろんなことが悩みとして出てくるけれど解決策がわからなかったり、子どもの成長を他の子と比べるといつも不安になったり、まわりから「育て方がわるい」と思われていないか気になったりして、
「どうしたらいいの…。」
と悩んでこまることってありますよね。
そこで今回は、ADHDの幼児の子どもを育てるときに知らないと後悔する7つの対応方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
→ 「【ADHDの幼児の育て方】知らないと後悔する7つの対応」
今回の記事を読むことで、
- ADHDの幼児の子どもを悩まずに楽しくおだやかに育てることができるようになる
さらに、ADHDの子ども(幼児)への場面別の対応方法がわかることで、あなたの悩みが解決するだけではなく、子育てに対する「このままでいいのかな?」と不安になる気持ちや、「どうしたらいいの!」とイライラする気持ちがパッとなくなって、ひさびさに気持ちがフワッと軽くなります。
なぜなら、私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
勉強をイヤがる子
自分勝手に行動する子
友達と仲良くできない子
片づけられない子
ずっと動き回る子
ルールを守らない子
そして、そのような子どものお母さんから、
「最近は子育てに悩んでいます。子どもが言うことを聞かないことが増えて、毎日、イライラしたり悩んだり困ったり、夜になるとドッと疲れます。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきたからです。
今回は、ADHDの幼児への対応方法について、それぞれの場面別で効果的な支援方法を考えて、なやむお母さんにアドバイスして、すぐにつかえて効果のあった方法を提案しています。
知っていますか?
最近は、子どもが小学生になるまえから習い事を利用する保護者がふえています。まわりの子にこれ以上遅れて後悔したくないなら、こちらの記事を見て損はないかと思います。
【厳選】Kokouの活動プログラム
見なきゃ損!
目次
ADHDの特徴
ADHDは「Attention-Deficit / Hyperactivity Disorder」の略で、日本語では「注意欠如・多動症(注意欠如・多動性障害)」とよばれています。
注意欠如・多動症(ADHD)とは、年齢あるいは発達に不相応に、不注意、落ちつきのなさ、衝動性などの問題が、生活や学業に悪影響を及ぼしており、その状態が6ヶ月以上持続していることと定義されています。
ADHDの特性には3つあります。
それぞれの特性の代表的な一例
不注意
- まわりが気になって集中できない
- 忘れ物がおおい
- 片づけられない
多動性
- 落ち着きがない
- 気になるとすぐに動き出す
- ずっとしゃべり続ける
衝動性
- すぐに怒りだす
- ルールを守れない
- 我慢ができない
などです。
そして、3つの特性がすべて子どもに現れるわけではありません。
- 不注意傾向が強くでる子
- 多動性と衝動性が一緒にでる子
など、さまざまです。
※ADHDは生まれつきの脳機能のかたよりが原因となって起こると考えられていますが、ハッキリとはわかっていません。
ADHDの子どもは自分で感情をコントロールすることが苦手で、
- 注意力
- 集中力
- 抑制力
を、うまくコントロールすることができずに、本人の意志ではどうしようもなくなってしまうことがよくあります。
そのため、まわりから見ると、
- 「我慢できない子」
- 「落ち着きがない子」
- 「悪い子」
と、決めつけられることがあります。
さらに、理解してくれない大人からは、
「甘やかしている」
「育て方が悪い」
など、子どもだけではなく、親も誤解を受けることがあります。
ADHDの幼児の特徴
ADHDの幼児にはさまざまな特徴があります。
とくに2~3歳頃から「多動性」や「衝動性」が目立つようになります。(とくに男の子)また、乳児期とはちがって、行動範囲が広くなるので常に動き回るようにもなります。
幼児期のADHDの子どもは、上記の「特徴」が成長とともに目立つようになります。
そして、このような特徴を持つ子どもを育てるママは、毎日、子どものことを気にしながら生活しなければいけないので、
「どうして、うちの子はこんなに大変なの…。」
「毎日、毎日、ストレスも疲れも溜まりっぱなし…。」
「子どもが育てにくい…。」
と考えたり、まわりから「育て方がわるい」と思われていないか不安になったりすることがよくあります。
また、ADHDについて理解していない人に相談すると、
「子どもはそんなものよ。」
「これから育て方がわかってくるわ。」
「もっと厳しくしつけないと!」
など、子どものことを理解してくれない言葉を聞くことで、さらに悩みが深くなったり、よけいに子育てに疲れたりしてしまうこともよくあります。
「わかるわ…。」
ADHDの幼児と関わるときの注意点
ADHDの幼児と関わるときの注意点がこちらの3つです。
注意点
- できるだけ子どものやりたいようにさせる
- 生活リズムを整える
- いつでも「ほめる」
1つずつ説明します。
できるだけ子どものやりたいようにさせる
ADHDの幼児はいろいろなことに興味をもちます。そして、まわりのことを考えることなく、自分の興味があることに向かって夢中になります。そして、1度、夢中になってしまうとなかなかやめられません。
「はい。」
そのようなときに、子どもの行動をコントロールしようとすると、子どもは怒ったりあばれたり泣いたりして、
「どうしたらいいの…。」
と対応に困ったり、
「いいかげんにしなさい!」
「言うことを聞きなさい!」
などと、子どものことを大きな声で怒ったり注意したりしなければいけなくて、あとでドッと疲れたりストレスを溜めたりすることになってしまいます。
「はい…。」
そのようなときは、
子どもにとって危険である
次にしなければいけない予定がある
など、「緊急なこと」や「絶対にしなければいけないこと」以外は、できるだけ子どもの気持ちを優先にしてあげるようにして、子どものやりたいようにやらせてあげるようにしましょう。
それだけでも、子どもはストレスを溜めることをグッと減らすことができるので、子どもが急に怒り出したりあばれたり泣き出したりすることを予防できるようになって子育てが今よりも楽になるはずです。
生活リズムを整える
ADHDの幼児は自分のしたいことを優先にして、他のことを後回しにすることがあります。そして、やらなければいけないことを後回しにすることで生活リズムが不規則になってしまうことがよくあります。
子どもがやらなければいけないことを後回しにすると、
「○○しなさい!」
「もうやめて○○しないとダメよ!」
「○○はできた?」
などの声かけが増えます。
この声かけは子どもにとってストレスです。
「わかっているよ!」
「今はこれがしたいの!」
「イヤだ!」
など、子どもが怒り出すきっかけにもなります。そうならないためにも、いつもやることが決まっていることは、できるだけ時間や場所を同じにするようにして、子どもの生活リズムが乱れないように日頃から意識するようにしましょう。
いつでも「ほめる」
ADHDの幼児の子どもには、いつでも「ほめる」ことを意識することがたいせつです。どうしても、ADHDの子どもは「気になる点」や「気になる行動」が目立ってしまって、
「ダメでしょ!」
「しずかにしなさい!」
「話を聞きなさい!」
「落ち着きなさい!」
などと注意してしまうことがよくあります。
しかし、この時期の子どもは、注意して行動をコントロールするよりも、ほめて行動をコントロールするほうが、子どもは喜んでがんばることができたり、素直に言うことを聞いたりしてくれます。
そのため、
ココに注意
本当にダメなこと
危険なこと
家族で決めたルール
などに対してだけ、子どものことを注意するようにしましょう。
そして、それ以外はできるだけ注意をせずにほめるように意識しましょう。たいせつなことは子どものことを観察して、ちょっとでも「ほめる」ことができるポイントを見つけたらドンドン子どものことをほめることです。
【ADHDの幼児の育て方】知らないと後悔する7つの対応
ADHDの幼児の対応方法について「場面別」でそれぞれ紹介します。
1つずつ説明します。
勉強をさせたい
悩み
- まわりの子よりも勉強ができない気がする…。
- そろそろ学習をさせたい…。
- 「幼児からできる学習」ってどんなものがあるのかな?
幼児のころからできる学習方法を知りたいけれど、どんなことをしたらいいのかわからなかったり、子どもがなぜか「勉強」と聞くとイヤがったりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児に勉強をさせるときは「あそび感覚ではじめられる学習」をすることがたいせつです。なぜなら、この時期の子どもは、遊びを通して学習させることで「知識」や「できること」がふえるからです。
そして、「ほめて、ほめて、やる気にさせて勉強させる」ことが1番です。そのため、幼児期のADHDの子どもは座って勉強するよりも、遊びながら学習する方が「知識」や「できること」をふやすことができるようになります。
ADHDの幼児は、
あそべない
たのしくない
おこられる
ことで「勉強がキライ」になります。
そうならならいためにも、「あそびを中心とした学習スタイル」に今すぐ変えることを強くおすすめします。
ポイント
ADHDの幼児があそび感覚で始められる学習「5選」がこちらです。
学習「5選」
- フラッシュカード
- 積み木(ブロック)
- ごっこ遊び
- お絵かき
- 通信教育【「学習」と「遊びの要素」が詰まっている】
この5つの学習を実践することで、ADHDの幼児の子どもが楽しんで学習をするようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの幼児があそび感覚で始められる学習5選|忙しくてもできる対策あり!
続きを見る
コミュニケーションが苦手
悩み
- 人とコミュニケーションを取ることが、ほかの子どもたちよりも下手な気がする…。
- 友達となかよくできない…。
- すぐにケンカになったり、ずっと1人であそんだりしている…。
- そろそろ友達となかよく話したり遊んだりしてほしい…。
子どもが友達と遊ばずに1人であそんだり、遊んだとしてもすぐにトラブルになったりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児は自分のことだけを考えて好き勝手に行動して、相手のことを考えることができずにトラブルになったり、一緒に遊ぶことができずに1人で行動したりすることがよくあります。
ADHDの子どもが友達となかよくできるようになるためには、子どもにコミュニケーション能力を身につけさせることがたいせつです。
ポイント
ADHDの幼児のコミュニケーション能力を育てる7つの支援方法がこちらです。
7つの支援
- 知っている「単語」と「言葉」の量をふやす
- 遊び方をおしえる【「遊んであげたいリスト」付き】
- 遊びに参加するときの「声かけ」を教える
- 友達との関わり方を教える
- ルールを守れるようにする
- 集団行動がちょっとでもできるようにする
- コミュニケーションの場をふやす【重要】
この7つの方法を意識して実践することで、ADHDの幼児がうまくコミュニケーションを取れるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの幼児がうまくコミュニケーションを取れるようになる7つの支援。
続きを見る
片づけができない
悩み
- 遊んだおもちゃや使ったものを片づけない…。
- 何度言っても片づけができない…。
- 子どもが片づけをしなくて部屋がすぐにグチャグチャ…。
「片づけなさい」と注意しても子どもが片づけなくてイライラしたり、汚い部屋を見るだけでドッと疲れたりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児は、使った物や遊んだおもちゃを片づけなくて部屋がすぐにグチャグチャになることがよくあります。
「はい。」
そして、何度も子どもに「片づけなさい!」と注意することにストレスを溜めたり、きたない部屋を見るだけで疲れたりイライラしたりしてしまいます。
「はい…。」
ADHDの幼児が片づけられないのは「不注意」と「夢中」が重なってしまうからです。
たとえば、
おもちゃで遊んでいても、他に気になるものを見つけると、遊んでいたおもちゃをほったらかしにして興味があるものに向かってしまいます。
そして、また同じように、次に気になったことを見つけて、また、ほったらかしにして次の遊びはじめてしまいます。これをくり返すことで、片づけられずに部屋がグチャグチャになってしまいます。
ポイント
ADHDの幼児が片づけを自分でできるようになる7つの対策方法がこちらです。
7つの対策
- ほめるタイミングを待つ
- 決まった場所をつくる
- いっしょに片づける
- スペースを確保する
- 勉強の片づけを「かんたん」にする【重要】
- 物を雑に使わせない
- 何度も注意しない
この7つの方法を意識して実践することで、ADHDの幼児が片づけを自分でできるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
片づけをしないADHDの幼児に効果的な7つの対策|今からできるようになる!
続きを見る
落ち着きがない
悩み
- 落ち着きがなくてこまる…。
- あっちへ行ったりこっちへ行ったり…。
- 何度も「落ち着きなさい!」と注意するけれど、なおらない…。
子どもが落ち着きなくずっと動きまわって、静かにしてほしいときもずっとしゃべったり、やめさせようと注意すると怒ったり暴れたりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児が落ち着くことができない理由は「気になって落ち着けない」からです。
幼児期の子どもは基本的に落ち着きがありません。そして、ADHDの子どもはとくに落ち着くことができません。
何か気になることがあればそっちに向かって動き出す
話したいことや気になることがあればすぐにしゃべり出す
常に動いていないと落ち着かずソワソワしてしまう
など、いろいろなことが気になってADHDの子どもは落ち着けなくなってしまいます。
そのため、ADHDの幼児は気になることがあると自分でも気持ちをコントロールすることができずに衝動的に動いてしまうことがよくあります。
ポイント
落ち着きがないADHDの幼児に必要な「5つの時間」がこちらです。
5つの時間
- 動いて良い時間
- 落ち着く時間
- ほめる時間
- ストレスを発散する時間
- 1つのことに集中する時間
この5つの時間を意識することで、ADHDの幼児が落ち着いて行動できるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
落ち着きがないADHDの幼児は5つの時間を意識するだけで変わる!今日からできる解決法。
続きを見る
すぐに怒る
悩み
- ちょっとしたことですぐに怒る…。
- ながいイヤイヤ期なのか、毎日のようにかんしゃくを起こす…。
- おだやかに過ごせた日がここ最近ない…。
子どもがちょっとしたことで怒ったり、楽しく遊んでいるとおもったら急に怒りだしたりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児がすぐに怒りだすのは「自分の気持ちをうまく表現できない」からです。
幼児期の子どもは、すこしずつ言葉をおぼえて、話せるようになって、そして、自分の気持ちを相手に「言葉」で伝えられるようになります。けれども、幼児期の子どもが言葉をスラスラと話せるようになるタイミングは、子ども1人ひとりちがいます。
ちょっと前までまったく話せなかった子どもが、やっと話せるようになって、
- 言葉の数が増えてきた
- 言葉の意味がわかってきた
という段階が幼児期です。
そんな子どもが、「自分の気持ちを相手に伝えたい」と思っても、
- うまく伝えられない
- 表現できない
と思えば、しゃべれなかった頃と同じように、怒ったり、あばれたりして相手に伝えようとすることはよくあります。
ポイント
すぐ怒るADHDの幼児に効果的な5つの支援方法がこちらです。
5つの支援
- 「注意」や「否定」をしない
- 伝え方をおしえる
- イヤがったらすぐ対応
- 内容で対応を変える
- 「思い込み」や「決めつけ」で怒りだす場面を減らす【重要】
この5つの方法を意識して実践することで、ADHDの幼児がすぐに怒らなくなります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
すぐ怒るADHDの幼児に効果的な5つの支援|かんたんにできるので実践しないと損。
続きを見る
ルールを守らない
悩み
- ルールを守らない…。
- ルールがあっても自分勝手にルールを変えようとする…。
- 友達と遊んでもルールを守らないので、よくトラブルになる…。
子どもがルールを守らなくて友達とケンカになったり何度言っても約束をやぶったりして、いつも同じことで注意しなければいけなくて、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
ADHDの幼児がルールを守らないのは「自分だけで楽しみたい」と思うことがよくあるからです。
そして、この時期のADHDの子どもは、相手の気持ちを考えてみんなでいっしょに楽しむことが苦手です。そのため、子どもがルールを守れるように対策してあげる必要があります。
ポイント
ルールを守らないADHDの幼児に効果的な5つの対策方法がこちらです。
5つの対策
- 順番のある遊びをする
- ルールを説明させる
- 守ってほしいルールを決める
- 特別な約束をつくる
- 子どもに合った習い事を見つける
この5つの方法を意識して実践することで、ADHDの幼児がルールを守れるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ルールを守らないADHDの幼児に効果的な5つの対策|成功事例あり!
続きを見る
習い事をさせたい
悩み
- 子どもに合った習い事が知りたい…。
- 幼児から習い始めたほうがいい習い事が知りたい…。
- 子どもの将来に役立つようなおすすめの習い事が知りたい…。
幼児期の子どもにはどんな習い事がいいのかわからなかったり、まわりのママ友が子どもにどんどん習い事をさせるようになったり、ADHDの子どもに合った習い事はあるのか気になるけど見つけ方がわからなかったりして、
「どうしたらいいの…。」
と困ることってありますよね。
「そもそも幼児から習い事って必要なの?」
と考えるママもいると思います。
「私もちょっと思うわ…。」
子どもに習い事をさせるデメリットはお金がかかることですが、それ以上にADHDの幼児に習い事をさせるメリットはたくさんあります。
習い事をさせるメリット
- 子どもが夢中になれる好きなことが見つかる
- 苦手なことでも努力することができるようになる
- コミュニケーション能力が養える
- できることが増えて自信がつく
- 習い事によっては小学生になったときに役立つ
- いつもとちがう環境に慣れることができる
- etc.
さらに、子どもだけではなく、ママにとっても子どもに「習い事」をさせるメリットはたくさんあります。
ママが子どもに習い事をさせるメリット
- 子どもの成長を客観的に理解できる
- 子どもが習い事をしているあいだは自由になれる
- まわりから子どもがほめられる
- 習い事の先生に相談できる
- 親ではできない経験を子どもにさせてあげられる
- 子どもが習い事をしている時間を使ってゆっくり家事をしたりのんびり過ごしたりできる
- etc.
上記のように、子どもに習い事させることは、子どもの成長に必要な経験をさせるだけではなく、あなたにもメリットがたくさんあります。
さらに、国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』が実施した「習い事調査」によると、
「習い事をしている」子どもは、
- 4歳で40%
- 5歳で65%
- 6歳で69%
さらに、4~6歳の保護者「2人に1人」が「2つ以上の習い事をしている」と回答しています。
上記のデータからも、幼児期から習い事をさせているママはたくさんいます。
「そうなの?!知らなかった!」
このように、幼児期から習い事をさせているママは多くいるので、まだ習い事を子どもにさせていない方は、ぜひ、今回を機に利用することを考えましょう。
注意
ADHDの幼児に習い事をさせるときには注意点があります。
注意点
- 子どもが楽しめることが第一優先
- 子どもは感想を言えない
- 「すぐにやめてもいい」という気持ちを持つ
という、3つの注意点を意識することがたいせつです。
ポイント
ADHDの幼児におすすめの習い事がこちらです。
この3つが、ADHDの幼児に利用させるべき「おすすめの習い事」です。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
-
ADHDの幼児におすすめの習い事を知っていますか?考えるべき習い事はこの3つ!
続きを見る
ADHDの幼児が小学生になるまでにするべきこと
上記の7つの対応をADHDの子どもに実践することで、あなたは子育てに悩まずにこれから生活できるようになります。
しかし、幼児を育てる中で多くのママがこれから悩む問題があります。それが、子どもが幼稚園または保育園を卒園して、小学生になるときです。
ADHDの幼児が小学生になるときに、あなたの今後の子育てが楽になるか苦労するかどうかは、はやめに対策を始めるかどうかで決まります。
なぜなら、ADHDの子ども(幼児)の場合は、子どもが小学1年生になってから対策をすると大変なことになるからです。
ADHDの子どもは、
- 興味がない
- わからない
- 楽しくない
- やりたくない
ことをイヤがります。
さらに、環境の変化にもすぐに対応することができないので、ちょっとでも環境が変わればストレスを溜めたり気持ちが不安定になったりしてしまいます。
ほかにも、友達の気持ちを理解したり、みんなといっしょに行動したりすることも苦手なので、すぐにトラブルになってしまいます。
ADHDの子どもにとって、
にがて
キライ
わからない
ということが、小学生(1年生)になるとまとめてやってきます。
今までのようにママがすぐにサポートに入ることもできなくなります。
そのため、これから今以上に子育てで苦労しないようにするためにも、子どもが小学1年生になるまでに、子ども自身がうまく小学校生活に対応できるように今から対策をはじめるようにしましょう。
ポイント
今からできるADHDの子どもが小学1年生になるまでにやったほうがいいこと「5選」がこちらです。
やったほうがいいこと「5選」
- 小学校がたのしい場所だとおしえる
- 時計がよめるように、または、音で行動できるようにする
- 前もって小学校に子どもの情報を伝える
- 1年生になるまでに学習の対策をする
- 小学校の「登下校」での不安をなくす
この5つの方法を意識して実践することで、ADHDの子どもがスムーズに小学校の学校生活をスタートすることができるようになります。
もっと詳しく知りたい方はこちらの記事を見てください。
※こちらの記事では、上記の対応方法を詳しく紹介しているだけではなく、教師歴10年以上で小学1年生担任を何度も経験している現役のベテラン先生にインタビューした内容も入っているので見て損はないと思います。
-
ADHDの子どもが小学1年生になるまでにやったほうがいいこと5選|現役小学校教師へのインタビューあり!
続きを見る
まとめ:7つの対応方法を実践することで、ADHDの幼児の子どもを悩まずに楽しくおだやかに育てることができるようになる
ADHDの幼児への上手な対応ができるようになるためには、まず、ADHDの特徴について知ることがたいせつです。
それは、ADHDの特性には「不注意」・「多動性」・「衝動性」という3つの特徴があることです。
そして、その特徴を理解しながら、さらに、ADHDの幼児の特徴や、子どもに関わるときに注意しなければいけないことを理解する必要があります。
幼児期のADHDの特徴一覧
- 興味優先で自己中心的な行動をする
- すきな遊びばかりに集中する
- すぐに怒ったり泣いたりする
- コミュニケーションが苦手
- 友達とトラブルになりやすい
- 常に落ち着きなく動き回る
- 言うことを聞かない
- ルールを守らない
- きらいなことはやろうとしない
- 睡眠リズムが不安定
- コリック(原因不明の泣き)や夜泣きが多い
- 危険予測ができずにケガをしやすい
- 迷子になりやすい
※特徴としての「一例」です。必ずしもすべての子どもに該当するわけではありません。
そして、ADHDの幼児と関わるときの注意点がこちらです。
注意点
- できるだけ子どものやりたいようにさせる
- 生活リズムを整える
- いつでも「ほめる」
そんなADHDの幼児の育て方で知らないと後悔する7つの対応方法がこちらです。
この7つの対応方法と「小学生になるまでにするべきこと」を意識して実践することで、ADHDの幼児の子どもを悩まずに楽しくおだやかに育てることができるようになります。
さらに、ADHDの子ども(幼児)への場面別の対応方法がわかることで、悩みが解決するだけではなく、子育てに対する「このままでいいのかな?」と不安になる気持ちや、「どうしたらいいの!」とイライラする気持ちが無くなって、ひさびさに気持ちがフワッと軽くなって、日々のストレスがスーッと軽くなります。
ぜひ、それぞれの対応方法を試してみてください。いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
今回、紹介した記事リスト
-
ADHDやグレーゾーンの子どもに個別療育を受けさせるなら1番に考えるべきはリタリコジュニア。しかし、知らなきゃ後悔するデメリットあり!
続きを見る
-
ADHDの幼児があそび感覚で始められる学習5選|忙しくてもできる対策あり!
続きを見る
-
ADHDの幼児がうまくコミュニケーションを取れるようになる7つの支援。
続きを見る
-
片づけをしないADHDの幼児に効果的な7つの対策|今からできるようになる!
続きを見る
-
落ち着きがないADHDの幼児は5つの時間を意識するだけで変わる!今日からできる解決法。
続きを見る
-
すぐ怒るADHDの幼児に効果的な5つの支援|かんたんにできるので実践しないと損。
続きを見る
-
ルールを守らないADHDの幼児に効果的な5つの対策|成功事例あり!
続きを見る
-
ADHDの子どもに「スマイルゼミ」と「進研ゼミ」どっちがいいのか『7つの比較』で判断!幼児から小学生まで対応。
続きを見る
-
【3つの条件で厳選!】ADHDの子どもにおすすめの英会話教室「3選」。
続きを見る
-
[ランキングあり!]ADHDの子どもに習わせるべきプログラミング教室。これで失敗しない。
続きを見る
-
ADHDの子どもが小学1年生になるまでにやったほうがいいこと5選|現役小学校教師へのインタビューあり!
続きを見る