うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
- 細かいことが気になります…。
- ちょっとしたことでも気になる…。
- いつものルーティンができないと不安になります…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもが細かいことが気になって勉強や作業に集中できなかったり友達のちょっとしたミスをゆるせずにトラブルになったりすることが多くて、
「どうしたらいいの…。」
「このままでいいのかしら…。」
と悩んで困ることってありますよね。
そこで今回は、細かいことが気になるADHDの子どもにやるべき3つの支援方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで、
- 細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなります。
さらに、ちょっとしたことが気になっても気持ちが不安定になることなく作業を進めたり相手のちょっとしたミスを見つけても落ち着いて対応したりする子どもの姿を見ることで、今までのあなたの悩みやストレスがパッとなくなります。
保存版
【悩み解決】ADHDの子どもの「育て方の悩み」をまとめて解決したい方はこちら。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師（通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ２年以上経験）
- 元障害児通所支援事業所勤務（放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を２年以上経験）
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士（心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。）
この経験を通して、たくさんの保護者に会いました。
細かいことが気になる性格がトラブルにならないか心配になる保護者
もっと気持ちにゆとりをもってほしいと悩む保護者
細かいことを気にせずみんなと一緒に行動してほしいと思って困る保護者
そして、そのようなお母さんから、
「子どもが細かいことをいつも気にします。些細なことは気にせず行動できるようになってほしいです。どうしたらいいですか？」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回の支援方法は、細かいことが気になるADHDの子どもにはどうやって支援したらいいのか考えて、なやむお母さんにアドバイスして、すぐにつかえて効果のあった方法を紹介します。
知らないと今より苦労します！
大丈夫ですか？
子どもは授業でみんなについていけていますか？ちょっとでも心配なら後悔する前にこちらの記事を見たほうがいいかと思います。
目次
細かいことが気になるADHDの子どもに支援が必要になる場面
細かいことが気になるADHDの子どもに支援が必要になる場面がこちらです。
支援が必要になる場面
- ちょっとしたことにこだわりすぎて作業や宿題を終わらせることに時間がかかる。
- 自分や他人のちょっとしたミスに納得できずイライラしたり落ち込んだりする。
- 些細なことが気になって作業が遅れる。
- 細かいルーティンや計画が崩れると気持ちが不安定になる。
- 友達の言動の細かい部分に対して敏感に反応して否定的な言葉を使うことでトラブルになる。
- 遊びの中でもルールにこだわりすぎて楽しむことができない。
- 細かいことが気になってストレスを溜めやすい。
- 他人の評価や批判に対して過敏になることがある。
- ちょっとした失敗やミスが納得できずに気持ちを切りかえられない。
- 細かいことにこだわりすぎて時間を効率的に使うことができない。
- 部屋の配置や持ち物の場所がいつもと違うと気持ちが不安定になる。
- 決められたルールや手順にこだわりすぎて柔軟な対応ができない。
- etc.
細かいことが気になるADHDの子どもにやるべき3つの支援方法
細かいことが気になるADHDの子どもにやるべき3つの支援方法がこちらです。
納得するまでやらせる
細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなるためには、子どもが納得するまでやらせることがたいせつです。
細かいことが気になるADHDの子どもはちょっとしたことが気になって他のことができないことや、気になって次の行動へ移れないことがあります。そのような場合には、子どもが納得して次の行動に移れるまでやりきらせる時間をつくってあげるようにしましょう。
納得させるまで子どもの好きなようにすると長く時間がかかるのでイライラすることがあるかもしれませんが、子どもを納得させて次の行動に移らせることで、子どもがストレスなく次の行動に対して気持ちを切りかえてスムーズに行動できるようになります。
柔軟に対応できるようにする
細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなるためには、子どもが柔軟に対応できるようにすることがたいせつです。
細かいことが気になる子どもはトラブルが多くてどうしても友達の遊びやルールなどに対して、
納得できない
気になる
ちょっと違う
などと思ったときに厳しく注意することでトラブルに発展してしまうことがあります。そのような場合には子どもが柔軟に対応できずに細かいことばかりが気になり相手に対して注意をしたりトラブルに発展したりしてしまう可能性があります。
そうならないためにも、子どもにはいろいろな場面で柔軟に対応ができるように支援するようにしましょう。
参考
ADHDの子どもがいろいろな場面で柔軟に対応ができるようにするために読んでほしい記事がこちらです。気になる方は読んでみてください。
集団行動に慣れさせる
細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなるためには、子どもを集団行動に慣れさせることがたいせつです。
集団行動に慣れさせることで子どもが細かいことでも気にならなくなることがあります。色々な経験を集団の中で積むことで相手によって考え方がいろいろあることを知って、そして、
みんなが仲良くするにはどうすればいいのか
相手に合わせるためにはどうすればいいのか
などを集団行動の中で自然と楽しく学びながら過ごすことで子どもが細かいことを気にしながらも自分なりに柔軟に対応しようとすることができます。また、細かいことが気になっても柔軟に対応したり考え方を自分なりに納得して変えたりするきっかけにもなります。
参考
集団行動に慣れさせるためには習い事を利用することをおすすめします。ADHDの子どもにおすすめの習い事を知っていますか？気になる方はこちらの記事をみてください。
まとめ：3つの方法を実践することで、細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなる
細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなるためには、まず、細かいことが気になるADHDの子どもに支援が必要になる場面を知ることがたいせつです。
細かいことが気になるADHDの子どもにやるべき3つの支援方法がこちらです。
この3つの方法を意識して実践することで、細かいことが気になるADHDの子どもへの対応に困らなくなります。
さらに、ちょっとしたことが気になっても気持ちが不安定になることなく作業を進めたり相手のちょっとしたミスを見つけても落ち着いて対応したりする子どもの姿を見ることで、今までのあなたの悩みやストレスがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
いつも悩んで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか？
子どもは放課後等デイサービスや児童発達支援を利用していますか？利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービス（児童発達支援）ですか？ADHDの子どもに合った放課後等デイサービス（児童発達支援）には選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。
