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うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
グレーゾーンです。
- 子どもが楽しめる「おもちゃ」がわからない…。
- ADHDの子どもにおすすめのおもちゃが知りたい…。
- どんなおもちゃが定番なのかな…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもに「おもちゃ」をプレゼントしたいけれど、どんなおもちゃなら子どもが喜ぶのかわからなかったり、友達となかよく遊べるようなおもちゃがいいけれどどれがいいのかわからなかったりして、
「どうしたらいいの…。」
と、困ることってありますよね。
そこで今回は、ADHDの子どもが遊ぶべき定番のおもちゃ3選について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
→「定番のおもちゃ3選」
持っていますか?
発達障害やグレーゾーンの子どもにはボードゲームもおすすめです!幼児から小学生の子ども専用のおすすめボードゲームをこちらの記事で紹介しています。子どものためを考えるなら1つは持っておいたほうがいいかと思います。
≫おすすめのボードゲーム15選!発達障害やグレーゾーンの子どもには絶対遊ばせるべき。
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おすすめのボードゲーム15選!発達障害やグレーゾーンの子どもには絶対遊ばせるべき。
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今回の記事を読むことで、
- ADHDの子どもに合った「定番のおもちゃ」がわかる
さらに、家におもちゃはたくさんあるけれど、子どもが遊んでくれなかったり一緒に遊んであげたいけれど遊び方がわからなくて困ったりしていた悩みもパッと解決します。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
いつも同じおもちゃでしか遊ばない子
みんなと一緒におもちゃで遊べない子
ゲームばかりしておもちゃでは遊ばない子
そして、そのような子どものお母さんから、
「子どもがみんなと遊べるようなおもちゃや、遊び方を教えた方がいいおもちゃって何ですか?どんなおもちゃがオススメですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。今回は、なやむお母さんにアドバイスした定番のおもちゃ3つを、私が子どもと遊んで気づいた「注意点」と、子どもが楽しめるように実践した「ひとくふう」もいっしょに紹介します。
参考
こちらの記事では、今回オススメする3つのおもちゃと合わせて10種類のおもちゃを紹介しています。
注意!
子育ての不安をそのままにすると後悔します!「個別の療育や支援のほうがいいのかな?」とちょっとでも考えているあなたは失敗するまえにこちらの記事をみてください。
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目次
ADHDの子どもが「おもちゃ」で遊ぶときの注意点
おすすめの定番おもちゃを紹介する前に、ADHDの子どもがおもちゃで遊ぶときには注意しなければいけないポイントがあります。
注意ポイント
・おもちゃを子どもが見て「楽しそう」と思えるようにする
・ルールが簡単でわかりやすいおもちゃを選ぶ
・遊ぶ前にしっかりと説明する
この3つの注意点を意識することで、ADHDの子どもがおもちゃで楽しく遊んだり友達とも仲良くおもちゃで遊んだりできるようになります。
おもちゃを子どもが見て「楽しそう」と思えるようにする
子どもにとって「遊ぶ」ということは「楽しい」ことです。まずは、
「このおもちゃ楽しそう♪」
と子どもが思わなければ遊ぼうとしてくれません。そのためにも、ADHDの子どもにおもちゃで遊ばせるときは、大人がおもちゃを魅力的に紹介してあげるように意識することがたいせつです。
ルールが簡単でわかりやすいおもちゃを選ぶ
ADHDの子どもがおもちゃで遊ぶときに大事なことは、ルールが簡単でわかりやすいおもちゃを選ぶことです。
見た目が面白そうなおもちゃでも、いざ、遊んでみると、
- むずかしい
- ややこしい
- 考えることが多い
など、遊び方のルールが複雑になればなるほどADHDの子どもはすぐにおもちゃで遊ばなくなってしまいます。
ルールが簡単なおもちゃを選ぶようにしましょう。
遊ぶ前にしっかりと遊び方を説明する
ADHDの子どもがおもちゃで遊ぶときには、子どもが遊びだす前にしっかりと遊び方を説明するようにしましょう。
ADHDの子どもは新しいおもちゃを見ると、
「すぐに遊びたい!」
という気持ちを止められずに遊ぼうとしてしまいます。しかし、その気持ちをおさえて、しっかりと遊び方を説明する必要があります。
遊び方をしっかりと説明しないと、ADHDの子どもは遊んでいる途中でわからなくなったり大人にまちがいを指摘されたりして、楽しく遊んでいてもちょっとずつおもちゃで遊ぶことがイヤになって遊ばなくなってしまいます。
大人が「かんたんで楽しい」と思うおもちゃでも、ADHDの子どもはちょっとでも、
「わからない…。」
と思えば遊ばなくなります。説明も聞かなくなります。そうならないためにも、ADHDの子どもには遊びはじめる前に、しっかりと遊び方を説明するようにしましょう。
補足
始め方と終わり方はしっかりと決めましょう。
これはとても大事です。
始め方と終わり方をしっかりと教えることで、ADHDの子どもがおもちゃで遊んでいるときに大人が子どものことをコントロールしやすくなります。
ADHDの子どもが遊ぶべき定番のおもちゃ3選
それではADHDの子どもにおすすめの遊ぶべき定番のおもちゃを3つ紹介します。3つの「おもちゃ」がこちらです。
それぞれのおもちゃについて「評価」を付けています。星の数が多いほど「おすすめ度」が高いです。
それぞれの部門について説明します。
それでは、3つの定番おもちゃを紹介します。
オセロ
オセロは、2人以上で遊ぶおもちゃです。(私は4人でしたことがあります。チーム戦です。)
遊び方
ルールはとても簡単です。オセロには「白」と「黒」の駒があります。駒を順番に盤面の上にパチッと置いていきます。そして、パチッと置いたあとに、自分の駒が相手の駒をはさんでいたら、クルッと変えます。たて、横、ななめ、どれかで挟んでいたらクルッと相手の色を自分の色に変えます。そして、最後に多くの色を持っている方の勝ちです。
ADHDの子どもへの注意点
ADHDの子どもが初めてオセロで遊ぶときは、オセロの「ルール」はかんたんなので、
「ぼくは白(または黒)をずっと使ってふやせばいいんだ。」
とすぐに理解してくれます。白、黒、どっちの色がいいのか、子どもに選ばせてあげましょう。やる気になります。
注意点は2つ
1つ目の注意点が、駒をひっくり返すときに「たて」「横」はわかりやすいのですが、ななめがわかりにくいので、ものさしや棒などを使って「ななめ」がわかるように視覚的なフォローをするようにしましょう。
もう1つの注意点が、駒をひっくりかえす時は、ゆっくりひっくりかえすようにしましょう。大人のスピードでパチッパチッとひっくりかえすと、子どもは目で追えません。
「え!?何で?何でここも色変わるの!」
となってしまいます。このような状態になってしまうと、ADHDの子どもに理解させることがむずかしく時間がかかってしまいます。すでにひっくりかえった後なので、もう1度、説明のためにひっくりかえすことで、さらに、よくわからなくなってしまうので注意しましょう。
ADHDの子どもが遊ぶときの、ひとくふう
ADHDの子どもがオセロで遊ぶときの「ひとくふう」として、始めは、すぐに終わるようにマスを少なくしましょう。
マスを何かで隠したりテープで範囲を決めたりしてあげましょう。始めから普通のサイズでオセロで遊んでしまうと、勝つよろこびの「達成感」までに時間がかかってしまいます。
もちろん初めは、子どもに勝たせてあげてください。ADHDの子どもは初めてで負けると、遊ばなくなる可能性があります。
オセロは一度ルールさえわかれば簡単にできるおもちゃなのでおすすめです。
人生ゲーム
遊び方
これは複数の人数で遊べる定番おもちゃです。ルールも簡単です。
- 自分の使う人形を決める
- 順番を決める
- ルーレット回す
- 出た数だけ進む
- 止まった場所に書いてある内容を読む
これを順番に繰り返していくだけです。じっくりと遊べるおもちゃなので大人がコントロールしやすいです。
※「おもちゃのお金」の出し入れがあるので、数えまちがえたり、もめたりしないように、大人と一緒にするほうが安心です。
ADHDの子どもへの注意点
ADHDの子どもが「人生ゲーム」で遊ぶときの注意点は、
- 早くゴールした人が勝ち
- 最後にお金がいっぱいある人の勝ち
というルールでは遊ばないようにしましょう。時間をたっぷりつかって遊ぶおもちゃなので、最後の結果が不満だとADHDの子どもは、もう、遊ぼうとしません。次から遊ばせることが大変になります。
勝敗を決めないような遊び方をしましょう。
たとえば、
- 早くゴールできたら
- お金をいっぱい持っていたら
- おもしろい職業についたら
- 大きな家を手に入れたら
- 家族が1番ふえたら
など、じっくり遊びながら、最後に部門を決めてほめることができる場所をさがしながら一緒にあそぶようにしましょう。
ADHDの子どもが遊ぶときの、ひとくふう
ADHDの子どもが「人生ゲーム」で遊ぶときの「ひとくふう」は、順番をコントロールすることです。
人生ゲームは時間をたっぷり使って遊ぶおもちゃなので、ADHDの子どもは待てなくなることがあります。そして、
「今、だれの番?」
「ぼく?」
「わたし?」
「きみ?」
「誰?」
となります。そうなると、
「早く!」
「ねぇねぇ!」
「○○ちゃんの番だよ!」
などの「トラブルワード」が出てくるようになります。このようなことにならないためにも、ADHDの子どもと「人生ゲーム」で遊ぶときは、大人が順番をコントロールすることがたいせつです。
「はい。次は○○ちゃん。どうぞ。」
などと毎回、言っても良いですが、その言葉を聞いていないとトラブルワードが飛び出してくることになります。そうならないための「ひとくふう」として、ぬいぐるみやボールなどをルーレットを回す人が持つようにすることがおすすめです。
自分のターンが終わったらぬいぐるみどを次の人に渡す。
これで次は誰の順番なのかが見てわかるようになるので、ADHDの子どもがトラブルになることなく「人生ゲーム」を楽しく遊ぶことができるようになります。
補足
出たマスの内容はわかりやすいように伝えてあげましょう。むずかしい内容だったら時間をかけて説明せずにサラッと「お金が増えるよ。」などと伝えましょう。
それでも納得しないときだけ詳しく内容を教えてあげましょう。
人生ゲームも1度ルールを覚えれば簡単に楽しめるのでおすすめです。
ミッケ!
これはおもちゃではないですが、ADHDの子どもが遊びやすくおすすめなので紹介します。そして、
遊び方
「ミッケ!」の遊び方はとてもシンプルで簡単です。ページ内に色々な物が散らばっています。その中から、
たとえば、
- 「めがね」なら、めがねを見つける
- 「青い靴」なら、青い靴を見つける
- 「クマのぬいぐるみ」なら、クマのぬいぐるみを見つける
など、さまざまな物を見つけて楽しむ本です。そして、探す物がいっぱいあるので、子どもと一緒に、または、友達といっしょにさがして楽しむことができます。
ADHDの子どもへの注意点
「ミッケ!」で遊ぶときの注意点は、見た目が本のため、おもちゃよりも楽しさが伝わりにくいので、本を見せるときに、
「とっても楽しそう♪」
と子どもに思わせるようにしましょう。この本の良さは、子どもが興味さえもてば、遊び方が簡単なのでどんどん楽しめるところです。そして、色々な物をさがすので物の名前をいっしょに覚えることができます。言葉の語彙力を増やすことができます。
「さがす」という作業で集中力が養えます。さらに、ADHDの子どもにとって良いことが「どんなときでも終わることができる」ということです。
途中で終わったとしても、
「また次は、このページの「めがね」をさがすところからしようね。」
と言えることです。そして、終わり方も、
「このページで最後ね。」
「あと3つ見つけたら終わり。」
など、大人が終わりのタイミングをコントロールできるところがとてもおすすめなポイントです。
ADHDの子どもが遊ぶときの、ひとくふう
「ミッケ!」でADHDの子どもが遊ぶときの「ひとくふう」として、遊び方を子どもに説明するときは、実際に一緒にさがすようにしましょう。
このとき、さいしょの3問くらいは事前に見つけておきます。そして、子どもと一緒にさがすフリをしながら、
とさりげなく教えてあげて、子どもがすぐに見つけて達成感を得られるような工夫をするようにしましょう。また、探すときに子どもが「物の名前」をわからなかったらいけないので、探す物を本の順番通りにすることなく、子どもが言葉の意味がわかるものから探すようにしましょう。
そうすれば、意味のわからない物について、
「これは何?」
と子どもが聞いてくるようになるので、子どもの語彙力をふやすきっかけになります。
ミッケにはいろいろなシリーズがあります。飽きることなく遊べるのでおすすめです。
それでも迷ったら「おもちゃレンタル」を利用してかんたん解決
上記の「ADHDの子どもにおすすめの定番おもちゃ3選」を見ても、子どもに買いたいおもちゃを決めきれない場合は、おもちゃレンタルを利用して悩みをかんたんに解決することをおすすめします。
最近は「おもちゃレンタル」を利用する人が増えています。おもちゃレンタルを利用することで、
- 子どもが買ったおもちゃをすぐに飽きてこまる…。
- 子どもにおもちゃをプレゼントするときにいつも悩む…。
- おもちゃがいっぱいでグチャグチャな部屋を見るとドッと疲れる…。
- 子どもの成長に役立つ知育玩具をお得に利用したい…。
などの悩みが解決できます。そして、ムダな出費をすることなく子どもに合ったおもちゃばかりをお得に利用することができるので利用者がふえていることにも納得です。(おじいちゃんおばあちゃんから孫へのプレゼントとして利用することもふえているそうです。)
参考
ADHDの子どもやその他の発達障害、グレーゾーンの子どもにおすすめの「おもちゃレンタル」について紹介した記事がこちらです。この記事は6歳以下の子ども限定の記事です。そのため、6歳以下の子どもを育てるあなたは読まないと後悔するかもしれません。
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【おすすめ3選】おもちゃレンタルは発達障害の子を育てる親が利用すべきサブスクって知っていましたか? ADHDやグレーゾーンの子を育てる親も必見。
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こっちもおすすめ
幼児から小学生までの子どもが楽しめるボードゲームのおもちゃを厳選して紹介した記事がこちらです。1つは子どものために持っておいたほうがいいと思います。
まとめ:ADHDの子どもには定番のおもちゃで1度は遊ばせるべき
今回は、ADHDの子どもが遊ぶときに、おすすめの定番おもちゃを「3つ」紹介しました。
ADHDの子どもは遊ぶことが大好きです。しかし、遊ぶときの注意点が多くあります。その注意点を意識しながら、「ひとくふう」も合わせて子どもとおもちゃで遊ぶようにしましょう。
この記事が、あなたにとって少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか?
子どもは放課後等デイサービスや児童発達支援を利用していますか?利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)ですか?ADHDの子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)には選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。
本日、紹介した「定番おもちゃ一覧」
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