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放課後等デイサービス

放課後等デイサービスで働くなら気をつけるべきこと5選。

  • 放課後等デイサービスや児童発達支援で働きたいけれど気をつけることって何かな?
  • どんなトラブルが放課後等デイサービスでは起きるのかな…。
  • 放課後等デイサービスで働いている人はどんなことで悩んでいるのかな…。

今回はこのような疑問を解決します。

 

私は放課後等デイサービス(児童発達支援も同時運営)で2年以上勤務していました。働き始めた頃をふり返ってみると、放課後等デイサービスで気をつけるべきことを知っていれば、

kokou
「どうしよう…。」

と悩んだり、

kokou
「はぁ…。」

と、ため息をつきながら仕事をしたりすることなく放課後等デイサービスで楽しく働くことができていたと思います。なによりも、ストレスの量が半分以下になっていたと思います。

 

そこで今回は、私が働いてわかった、放課後等デイサービスで働くなら気をつけるべきこと5選について紹介します。

さっそく知りたい方はこちら。

「気をつけるべきこと5選」

 

本記事の執筆者情報

profile-「kokou」

私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。

  • 元放課後等デイサービス・児童発達支援勤務(未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
  • 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
  • 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のために発達障害の診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)

 

放課後等デイサービス(放デイ)では毎日のようにいろいろなことが起きます。そして、仕事が終わったときにドッと疲れることがよくあります。とくに働き始めたばかりの人は「放課後等デイサービスで働くなら気をつけること」を知らずに、仕事に追われて、悩んで、疲れて、そして、放課後等デイサービスを辞める人がたくさんいます。

 

そのため、放課後等デイサービスで働くなら気をつけるべきことを意識して、

ストレスを溜めない

疲れない

ようにすることがたいせつです。

 

今回の記事を読むことで、

  • 放課後等デイサービスで働くなら気をつけるべきことがわかる

さらに、放課後等デイサービスの仕事について知ることで、トラブルや失敗などをすることがなくなって、まわりのスタッフから「すごい!」と尊敬されるようになります。それでは、放課後等デイサービスで働くなら理解しておくべき「気をつけること」について詳しく紹介します。

 

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放課後等デイサービスで働くなら「気をつけること」を知っているだけで仕事がスムーズになる

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放課後等デイサービスで働いていると予定とちがうことが毎日のように起きます。

kokou
「とくに子どもに関わるトラブルは毎日のように起きます。」

 

放課後等デイサービスでは子どもが1番です。子どものことを優先に行動しなければいけないので、自分の仕事、または、子どもに関係のない事務作業などはどうしても後回しになってしまいます。

 

「やろうと思ったけど、この仕事は後でしよう…。」

「今日は子どもの対応で疲れたし、この仕事は明日にしよう…。」

「あ!○○すること忘れてた!…やらなきゃ…はぁ…。」

などと、仕事を後回しにして仕事がどんどん溜まっていくことにストレスを感じるようになります。

kokou
「このストレスを我慢できずに『辞めたい』と考える人もいます。」

 

そのため、仕事をスムーズにこなすためにも、放課後等デイサービスで「気をつけること」を知っている必要があります。

 

放課後等デイサービスで気をつけることを知っていることで、毎日のように起こるイレギュラーにも対応できるようになったりトラブルが起きないように事前に予防するための行動をとったりすることができるようになります。そして、

  • 子ども対応
  • 学習支援
  • 療育活動
  • 事務作業

などの仕事をスムーズにこなせるようになって、あなたのストレスの量をグッと減らすことができるようになります。

 

これが、放課後等デイサービスで働くなら「気をつけること」を知っているだけで仕事がスムーズになる理由です。つぎの項目では、放課後等デイサービスで働くなら知っておくべき「気をつけること」について紹介します。

 

放課後等デイサービスで働くなら知っておくべき「気をつけること5選」

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放課後等デイサービス(放デイ)で働くなら知っておくべき「気をつけること5選」がこちらです。

放デイで「気をつけること」

 

子ども対応

放課後等デイサービスで働くときに気をつけなければいけないことは、子ども1人ひとりへの対応です。

 

放課後等デイサービスでは発達に障害があったり支援が必要だったり、同年代の子どもよりも成長が遅れているようなグレーゾーンの子どもたちが利用しています。

詳しく放課後等デイサービスについて知りたい方はこちら→厚生労働省「放課後等デイサービスガイドライン」

 

そのため、放デイで働くなら子ども1人ひとりにあった対応方法を見つけてサポートしてあげる必要があります。なぜなら、何も気にすることなく子どもに接してしまうと、

とつぜん怒り出す

言うことを聞かない

大きな声であばれる

勉強をしない

などの行動をする子どもの対応に体力を奪われて、ドッと疲れることになってしまうからです。

 

さらに、その日だけではなく、次に子どもが放デイを利用したときも、子どもはすぐに怒りスイッチが入りやすい状態になっているので、ちょっとしたことで怒ったりあばれたりすることでスムーズに仕事ができなくなる可能性があります。

 

または、最悪のパターンとして子どもが放課後等デイサービスに来ることをイヤがるようになって、あなたは仕事へのストレスだけではなく、子どもへの対応に失敗したことを後悔することになってしまいます。

 

そうならないためにも、子ども1人ひとりへの対応には気をつけるようにしましょう。

kokou
「ほかにも、子ども対応に失敗して1人の子どもがあばれだすと、まわりの子も不安定になって現場が大変になることもよくあります。」

 

スタッフ連携

放課後等デイサービスで働くときに気をつけなければいけないことは、スタッフ間の連携を意識することです。

 

放課後等デイサービスの仕事のメインは子どもへの対応や支援です。しかし、支援が必要な子どもたちがたくさん利用する放課後等デイサービスでは、1人だけで子どもの支援をすることは大変です。そのため、スタッフと協力して子どもたちに支援をしなければいけないので、自然とスタッフと連携を取らなければいけない場面が放課後等デイサービスでは増えます。

 

たとえば、

  • 集団療育でトラブルが起きないように連携する
  • 「学習支援をするスタッフ」「子どもと一緒に遊んだり活動したりするスタッフ」が、子どもたちをスムーズに受けわたすために連携する
  • 子どもが怒ったりあばれだしたりしたときに、「子どもを落ち着かせるスタッフ」と「まわりの子が被害にあわないように誘導するスタッフ」で連携する
  • 学校でイヤなことがあった内容について、送迎時に聞いた内容をスタッフに伝えてトラブルを減らすために連携する(学校で何があったか知らずに子どもへの対応を失敗すると、子どもがあばれだす可能性があるため)
  • 送迎時間に間に合うように、「帰りの用意を子どもと一緒にするスタッフ」と「忘れ物がないか確認するスタッフ」で連携する(ADHDの子どもは不注意で忘れ物をすることがよくあるため)

上記のように放課後等デイサービスでは、その場、その場で判断して子どもへの対応をしなければいけないことがよくあるので、日頃からスタッフ同士の連携を意識するようにしましょう。

 

保護者対応

放課後等デイサービスで働くときに気をつけなければいけないことは、保護者対応です。

 

放課後等デイサービスに子どもを預ける保護者のほとんどが悩みを抱えています。

たとえば、

子どもの成長に悩む保護者

まわりの子よりもできないことが多いことに悩む保護者

子どもが勉強しないことに悩む保護者

など、さまざまです。

kokou
「私も、放デイに勤務しているときは保護者からたくさんの相談を受けてきました。」

 

そのため、保護者には放デイを利用しているときの子どもの様子をわかりやすく説明したり、気になっていることや悩みについて解決できる方法を提案したり、いっしょに解決策を考えたりすることを意識して保護者対応をする必要があります。

 

スタッフA

「子どもへの対応はしっかりとするけれど、保護者とは会っても数分、または、連絡帳でのやりとりだけだから、そんなに重要ではないよね。」

などと考えながら保護者対応をしてしまうと、保護者はすぐに放課後等デイサービスの利用をやめたり、ほかの放デイに子どもを移したりしてしまうので気をつけましょう。

 

時間を守る

放課後等デイサービスで働くときに気をつけなければいけないことは、時間を守ることです。

 

仕事をするならば時間を守ることは当たり前のことです。しかし、

急な予定変更

トラブル

など、何か理由があって時間に遅れるときは、

「それはしょうがないね。」

「大変だったね。」

「ちょっとスタート時間が遅れたけど、今からがんばって時間に間に合えば良いよ。」

などと、事情を理解してもらえればその日の仕事を問題なく済ますことができることもあります。けれども、放課後等デイサービスでは、時間を守れなかった理由(事情説明)を聞かない子どもがたくさんいます。

たとえば、

決まった時間にやりたいことができない

送迎時間なのに待たされる

15時におやつが食べられない

公園へ行く時間になっても出発できない

などの理由で怒りだす子どもがいるのが放課後等デイサービスです。

 

どんな事情があったとしても、子どもが遅れる事情を理解することができずに怒ったり暴れたりして対応に苦労することがよくあります。そして、1度、子どもの感情に怒りスイッチが入ってしまうと、その日はスムーズに過ごすことがむずかしくなってしまいます。そのため、1日の仕事をスムーズに終わらせるためにも「時間を守る」ことに対しては気をつけなければいけません。

kokou
「送迎時間を1分遅れただけで、子どもが怒って車に乗ってくれないことがあってこまったことがありました。」

 

送迎

放課後等デイサービスで働くときに気をつけなければいけないことは、送迎に気をつけることです。

※放課後等デイサービスでは、基本的にスタッフが子どもの自宅や通っている学校へ迎えに行き、帰宅時間になると子どもを自宅まで送り届けます。

 

上記でも説明しましたが、1分でも送迎時間に遅れると怒って暴れだすような子どもに支援をする場所が放課後等デイサービスです。

 

送迎では子どもをたくさん車に乗せることもあるので、子どもたちがケンカをしないように気をつけなければいけません。そして、安全運転にも心がける必要があります。

 

放課後等デイサービスで働きはじめの頃は、知らない場所の運転に緊張しながら、さらに、子ども対応にも意識を向けながら送迎をしなければいけないので気をつけなければいけないことがたくさんあって大変です。そのため、送迎担当になったときは、

  • 安全運転
  • 時間を守る
  • 子どもの対応

などに気をつけるようにしましょう。

kokou
「送迎ルートが、ほかのスタッフとちょっと違うだけで怒り出す子もいるので注意が必要です。」

 

まとめ:放課後等デイサービスで働くなら気をつけるべきこと5選を知ることで、仕事がスムーズにできるようになる

「まとめ」の文字

今回は、放課後等デイサービスで気をつけることを5つ紹介しました。まず、放課後等デイサービスで働くなら「気をつけること」を知っているだけで仕事がスムーズになります。そして、放課後等デイサービスで働くときに意識すべき気をつけることがこちらです。

上記の気をつけること「5選」を意識することで、放課後等デイサービスで働くときに困ることなくスムーズに仕事ができるようなります。

 

さらに、仕事へのストレスを減らすだけではなく、トラブルや失敗などをすることがなくなって、まわりのスタッフから「すごい!」と尊敬される存在になれます。

知っていますか?

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  • この記事を書いた人
kokou

kokou

子どもが好きです。子育て、ADHD、発達障害についての専門家。 心理大学卒の元小学校教師、元障害児通所支援事業所勤務、そして、メンタルケア心理士。子ども「に」教えるのは得意にしてきたが、現在、子ども「を」育てる難しさをパパとして勉強&奮闘中。

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