うちの子はADHDです。
ADHD傾向です。
幼児です。
- もっと本を読んでほしい…。
- 幼児の頃から読書力は身につけたほうがいいのかな…。
- まわりの子とちがって絵本を読まない。読んでも同じようなジャンルの本ばかり…。
今回はこのような悩みを解決します。
子どもには本をもっと読んでほしいと思っても読んでくれなくて、
「どうしたらいいの…。」
「このままでいいのかしら…。」
と悩んで困ることってありますよね。
そこで今回は、ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられる3つの支援方法について紹介します。
さっそく知りたい方はこちら。
今回の記事を読むことで、
- ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになります。
さらに、自分から絵本を読んだり読んだ絵本の感想をニコニコと話したりする子どもの姿を見ることで、今までのあなたの悩みやストレスがパッとなくなります。
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本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの保護者に会いました。
まわりの子と比べて絵本を読まないことが心配になる保護者
もっと本を読んでほしいと悩む保護者
テレビやゲームばかりで本を読まないことに悩む保護者
そして、そのようなお母さんから、
「子どもがまわりと比べて絵本を読みません。このままでいいのか不安です。どうしたらいいですか?」
と相談を受けて、その子の個性や特徴を考えながらアドバイスをしてきました。
今回の支援方法は、ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようにするためには、どうやって支援したらいいのか考えて、なやむお母さんにアドバイスして、すぐにつかえて効果のあった方法を紹介します。
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目次
ADHD傾向の幼児に読書力を身につけることのたいせつさ
ADHD傾向の幼児にとって読書力を身につけることは、学習の基礎がしっかりと築かれることになるので将来の学びや生活に大きな影響があります。

ひらがなとカタカナの必要性
- 語彙の量がふえることで言葉の理解力が向上する。
- 読解力の土台ができて小学校の勉強がスムーズになる。
- 文章を読むことに抵抗がなくなるので学習意欲が高まる。
- 登場人物の気持ちを考えることで共感力が育つ。
- 家族や友達との会話で使える言葉がふえるので話す力が育つ。
- 新しいことに興味を持って学ぶ意欲が高まる。
- etc.
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられる3つの支援方法
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられる3つの支援方法がこちらです。
本を読む習慣を身につける
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになるためには、本を読む習慣を子どもに身につけさせることがたいせつです。
子どもに本を読む習慣が身につけば、子どもがどんどん本を読むようになるので、
「もっと知りたい!」
と、子どもが思うきっかけになります。これが子どもの学習意欲につながります。そして、いろいろな絵本を読んでみようと子どもが思うようになります。
テクニック
子どもが「本を読むことが楽しい♪」と思えるようにしましょう。毎日、絵本の読み聞かせをする時間を作って絵本を読んでもらえる楽しさを子どもに知ってもらいましょう。子どもがすぐに手の届く場所に絵本を置いておくことも本を読む習慣を身につけられるきっかけになります。
いろいろな本を読むことに興味を持たせる
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになるためには、色々な本を読むことに興味を持たせることがたいせつです。
子どもが本を読むことで学ぶことはたくさんあります。子どもにとって絵本は魅力的なものが多く、図書館が好きな子どもはたくさんいます。そのため、子どもが楽しいと思えるきっかけになるような絵本をたくさん用意してあげましょう。
絵本を子どもがすぐ手に取って読むようになれば色々な本を読むきっかけになります。また、図書館で様々なジャンルの絵本を読んであげることで、子どもの知識や語彙力などを増やすきっかけになります。
テクニック
子どもが1つの絵本しか読まなかったり興味のあるジャンルが1つしかなかったりする場合には、まずは子どもが興味のあるジャンルの本の内容について深めることもオススメです。
ADHD傾向の子どもは好きなことには誰よりも夢中になることがあります。その良さを活かして深く学べる機会にしましょう。それでも色々なジャンルの本に興味をもって欲しいと思うのであれば、まずは読み聞かせの時間をたくさん用意しましょう。
絵本の挿絵だけではなく文章を読むことに興味を持てるようにする
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになるためには、絵本の挿絵だけではなく文章を読むことに興味を持てるようにすることがたいせつです。
子どもが絵本を楽しく読んでいると思っても、ただ絵を見てペラペラとめくっているだけかもしれません。ペラペラとページをめくって「読んだ。」と子どもが言うこともよくあります。
幼児の時期に挿絵だけを見て楽しむことも本を好きになるきっかけとしてたいせつです。しかし、今後、子どもが小学生になって困らないように、あなたが悩まないようにするためにも子どもが文章を読むことで、「もっと知ることがあって楽しい」ということに子どもが気づけるようにサポートしてあげましょう。
テクニック
挿絵を見て何の話なのかクイズにしましょう。そして、子どもが答えた内容と本の内容があっているのか文章を読みながらいっしょに答え合わせをしましょう。そうすることで、文章を読むことでいろいろなことがわかることに子どもが気付いて文章を読もうとするきっかけになります。
まとめ:3つの方法を実践することで、ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになる
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになるためには、まず、ADHD傾向の幼児に読書力を身につけることのたいせつさを知りましょう。
ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられる3つの支援方法がこちらです
この3つの方法を意識して実践することで、ADHD傾向の幼児が小学生になるまでに読書力を身につけられるようになります。
さらに、自分から絵本を読んだり読んだ絵本の感想をニコニコと話したりする子どもの姿を見ることで、今までのあなたの悩みやストレスがパッとなくなり、日々のストレスがスーッと軽くなります。
いつも悩んで、いつも頑張っているあなたの少しでも役に立つ情報になったのなら嬉しいです。ありがとうございました。
子どもに合っていますか?
子どもは放課後等デイサービスや児童発達支援を利用していますか?利用しているならば、子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)ですか?ADHDの子どもに合った放課後等デイサービス(児童発達支援)には選び方があります。選び方が気になった方はこちらの記事を見てください。