- 保育士を辞めて転職したい…。
- 子どもが好きで始めた仕事なのに、子どものことを考えるよりも主任や先輩、同僚の顔色が気になってばかりでストレスが溜まる…。
- 行事計画や指導計画を考えたり連絡帳を書いたり子どもに関わらない事務作業に追われてばかり…もうイヤ…。辞めたい…。
上記は、保育士として働いていた人たちに聞いた不満や悩みです。
今回はこのような悩みを解決します。
あなたの悩みを解決する前にちょっとした質問です。
今の職場よりも「ストレスを溜めないところで働きたい」ですか?
いっしょに働く先輩や同僚との「人間関係で悩まずに働きたい」ですか?
持ち帰りの仕事がない職場で働いて「プライベートの時間を楽しめるようにしたい」ですか?
転職するなら次も「子どもに関わる仕事がしたい」ですか?
「保育士として働いた経験を活かして働きたい」ですか?
この質問すべてに「はい」と答えたあなたは、この記事を読むことをおすすめします。
そして、記事を最後まで読んで、今の仕事への不満を解消するために『転職へ向けて行動する』か、イヤな仕事だとしても「しょうがない」と割りきって『保育士を続ける』のかを決めてください。
かんたん結論
保育士資格を持っているだけで、あなたは放課後等デイサービスで必要な存在になれます。そして、保育士として働いた経験があれば放課後等デイサービスで即戦力として働けます。保育士を辞めて、今よりも楽しみながら子どもに関わる仕事がしたいなら「放課後等デイサービス」へ転職することをおすすめします。
さっそく保育士を辞めて放課後等デイサービスへ転職することのおすすめポイントについて知りたい方はこちら。
→「保育士から放課後等デイサービスへ転職したほうがいいポイント」
私は放課後等デイサービス(児童発達支援も同時運営)で2年以上働いていました。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元放課後等デイサービス・児童発達支援勤務(未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のために発達障害の診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
私は放課後等デイサービスで働いていたときに、さまざまな職種から放課後等デイサービスへ転職してきた人たちと出会いました。そして、前職の経験を活かして放課後等デイサービスで働けば、
即戦力になれる
必要とされる
楽しく働ける
職種についてもわかるようになりました。そのため、採用担当の手伝いをしたときも、
- いっしょに働きたい
- なんとしても採用したい
と思えるかどうかの判断基準には、「前職で何をしていたのか」を履歴書で確認することがよくありました。
今回の記事を読むことで、
- 放課後等デイサービスへ転職すれば、保育士の仕事経験を活かして楽しみながら働くことができる理由がわかる
さらに、「職場の人間関係」「プライベートの時間がほとんどない」「子どもたちと楽しく自由に関われる時間が少ない」などの不満が、放課後等デイサービスへ転職すれば解消されることがわかって、あなたの理想とする未来像へ近づけるきっかけになります。
気になりますか?
今回の記事は、保育士を辞めるなら「放課後等デイサービスへの転職」を考えることをオススメする内容です。しかし、転職を考える前に、放課後等デイサービスの仕事が自分に向いているのかどうかを知りたい人もいると思います。そんなあなたはコチラの記事をまずは読んでください。
目次
「保育士」「放課後等デイサービス」仕事の共通点
保育園の先生が転職をするなら放課後等デイサービスがおすすめです。しかし、おすすめの理由を知る前に、「保育士」と「放課後等デイサービスで働く人」の仕事内容に共通点があるのかどうかを知ることも、保育園の先生を辞めて転職先に放課後等デイサービスを選ぶきっかけになります。
保育士が転職するなら「放課後等デイサービスがおすすめの理由」についてすぐに知りたい方はこちら。
→「保育士から放課後等デイサービスへ転職したほうがいいポイント」
「保育士」と「放課後等デイサービス」の仕事の共通点がこちらの3つです。
仕事の共通点
- 子どもに関わる仕事
- 保護者対応
- 色々な個性を持つ子どもに「できることを増やすきっかけ」を用意する
1つずつ説明します。
子どもに関わる仕事
保育士の仕事は子どもに関わる仕事です。
保育士が仕事として子どもに関わる対象年齢がこちらです。
保育園を利用する子どもの年齢未就学児(0歳から5歳)
※保育園によって異なります。
そして、放課後等デイサービスが仕事として子どもに関わる対象年齢がこちらです。
放課後等デイサービスを利用する子どもの年齢6歳~18歳
※放課後等デイサービスによって異なります。
上記で見ると、対象年齢に違いがありますが、放課後等デイサービスの多くが「児童発達支援」もいっしょに運営しています。そして、児童発達支援の対象年齢がこちらです。
児童発達支援を利用する子どもの年齢未就学児(0歳から5歳)
※児童発達支援によって異なります。
そのため、放課後等デイサービスで児童発達支援もいっしょに運営している放課後等デイサービスの場合だと、子どもの対象年齢が「未就学児」~「18歳」になるので、保育園を利用する子どもの対象年齢とも重なります。
※スタッフの数や子どもの状態などで受け入れ対象年齢はそれぞれの放課後等デイサービスによって異なる可能性があります。
※「未就学児から小学校低学年まで対象」「小学3年生まで対象」などの放課後等デイサービスもあるので、対象年齢は放課後等デイサービスによって異なります。
そして、子どもへの関わり方にも共通点があります。保育士と放課後等デイサービスの「子どもへの関わり」としての共通点がこちらです。
共通点
- 子ども対応
- できないことをできるようにする
- 苦手なことをできるようにする
- 手先の訓練
- 絵を描く
- 工作をする
- 絵本の読み聞かせ
- リトミック
- コミュニケーション能力を養う
- 集団行動ができるようにする
- トイレトレーニング
- おむつ変え
- etc.
上記が、「保育園の先生」と「放課後等デイサービスで働く人」が行っている子どもへの関わり方で共通する仕事内容です。
もっと詳しく放課後等デイサービスについて知りたい方はこちら→厚生労働省「放課後等デイサービスガイドライン」
保護者対応
保育園を利用する子どもが登園するときや帰るときは保護者が送り迎えをするので、保育士は毎日のように保護者対応をします。そして、子どもの1日の様子や気になることなどを保護者へ伝えます。
保護者と会わない場合でも、子どもの様子を連絡帳に書いて伝えます。
また、保護者と会ったときに相談されたり、連絡帳に要望などが書かれていれば対応したり、悩みに対してアドバイスをしたり、子どもへの対応方法を改善したりすることもよくあります。
これは、放課後等デイサービスの仕事でも同じです。
放課後等デイサービスでも、子どもたちの送り迎えで保護者に会ったときは、保育園の先生と同じように子どもの様子を伝えたりアドバイスをしたりします。そして、連絡帳も書きます。そのため、放課後等デイサービスの仕事も、保育士の仕事と同じように「保護者対応」や「連絡帳をスムーズに書く」技術が必要な仕事です。
色々な個性を持つ子どもに「できることを増やすきっかけ」を用意する
保育園は子どもの年齢によってクラスが分かれています。しかし、小学校、中学校よりも、同じ年代の子どもたちでも成長に差が大きくあるのが保育園を利用する年代の子どもです。
そのため、保育士は子ども1人ひとりを見て、子どもに合った指導方法や支援方法を考えることが必要になる仕事です。
たとえば、
言葉の理解が早い子どもにはスムーズに伝えられても、言葉の理解が遅い子どもに対してはアイコンタクトで内容を伝えたりジェスチャーなどで教えたりする。
上記のように、同じクラスの子どもでも、子どもによってそれぞれ伝え方を考えたり変えたりする必要があるのが保育士の仕事です。
また、子どもの性格もそれぞれちがうので、子どもによっては友達とコミュニケーションをとることが苦手な子もいます。そのような子どもに対して、子どもがイヤがらずに、そして、集団の中でもコミュニケーションをとりながら生活できるようにサポートしてあげることも保育園の先生の仕事です。
放課後等デイサービスの場合も、同年代の子どもたちよりも苦手が多かったり発達に遅れがあったりする子どもたちが利用しています。そのような子どもに対して、どのように、
支援したらいいのか
接したらいいのか
教えたらいいのか
を考えながら子ども対応をするので、放課後等デイサービスの仕事でも色々な個性を持つ子どもに「できることを増やすきっかけを用意する」ことは保育士と同じです。
また、放課後等デイサービスは小学生以上の子どもが利用していますが、同年代の子どもたちより発達に遅れがある子どもがたくさん利用しているので、未就学児でもわかるような伝え方を意識しながら子どもに接することがよくあります。そのため、子ども対応では保育園の先生のような子どもたちへの接し方をすることがよくあります。
「子ども1人ひとりに合った伝え方や教え方を考える仕事」という部分でも、保育士と放課後等デイサービスの仕事内容は共通しています。
保育士を辞めるなら放課後等デイサービスへ転職したほうがいいポイント
あなたが保育士の仕事を辞めたいと考えていて、次の仕事でも子どもに関わる仕事がしたいと思っているなら「放課後等デイサービス」へ転職したほうがいいポイントがこちらです。
1つずつ説明します。
放課後等デイサービスでは保育士の需要がとても高い
保育士から放課後等デイサービスへ転職するおすすめのポイントは、放課後等デイサービスでは保育士の需要がとても高いことです。
保育士で働いていた経験があるだけで放課後等デイサービスでは貴重な存在になることができます。なぜなら、放課後等デイサービスでは保育士資格を持っていることは運営側にとって大きなメリットがあるからです。
放課後等デイサービスを運営するためには、「保育士」または「児童指導員」が半数いなければ運営することができません。そのため、保育士資格を持っているあなたが、放課後等デイサービスで働けば「初日から価値ある必要な存在」になることができます。
そのため、放課後等デイサービスの求人には採用条件に「保育士資格所有」と書いてあったり、「保育士資格所有者優遇」と書いてあったりすることがよくあります。
それぐらい、保育士として今働いているあなたが、放課後等デイサービスへ転職すれば即戦力になるだけではなく、必要な存在として働けるようになります。
まずは転職サイトの求人情報で、保育士資格を持っているあなたが放課後等デイサービスで、
優遇される
必要とされる
ことを見るだけでも、転職への期待が持てるはずです。
転職サイトへの登録は無料でできるので、1度、放課後等デイサービスの求人情報を見てみることをおすすめします。
できない子への教え方を考えた経験が活かせる
保育士から放課後等デイサービスへ転職するおすすめのポイントは、できない子への教え方を考えた経験が活かせることです。
保育士の仕事は、子どもたちに、
- 興味関心を育てる
- 自立に向けてできることを増やす
- 生きていくための力を養う
- たくさんの経験をさせる
- 体験を通して子どもの成長を促す
- 集団の中で生活できるようにする
など、子どもにとって今後必要となる能力や経験、体験を提供する仕事です。
そして、子どもにとって、
初めてのこと
できないこと
ができるようになるための手助けをする仕事です。保育園の先生は「できることを増やすための教え方」を、それぞれの子どもの特徴や成長段階に合わせて考えなければいけません。
たとえば、
- 鉛筆で文字を書く
- 着替える
- トイレへ行く
- やりたいことを自分の言葉で表現する
- みんなと一緒に行動する
- ルールを守る
などを子どもに教えるときでも、子ども1人ひとりに合った教え方を考える必要があります。
このような、子どもの成長段階にバラツキがある年代の子どもへの教え方を保育士として考えてきた経験は放課後等デイサービスでも役立ちます。
なぜなら、放課後等デイサービスを利用する子どもたちも成長にバラツキがあります。そして、子どもに合った指導方法を考えて、その場その場で子どもの様子を見ながら対応する必要があるからです。そのため、保育園の先生として「できない子への教え方を考えた経験」を放課後等デイサービスでも活かすことができます。
あなたが子どもたちに当たり前にやってきた接し方が、放課後等デイサービスでもそのまま活かせるようになります。そして、まわりのスタッフから尊敬されます。
仕事中のストレスが解消される
保育士から放課後等デイサービスへ転職するおすすめのポイントは、仕事中のストレスが解消されることです。
仕事中のストレスが解消される理由がこちらの3つです。
- 得意なことを活かせる場面が多い
- 保護者がいつ来るかビクビクしなくて済む
- 1人当たりの担当人数の割合が少ない
得意なことを活かせる場面が多い
保育士の仕事は、所属する保育園の指導計画や指導方針などによって日々の子どもたちへの対応や支援、学習カリキュラムの内容が変わります。
そのため、どんなにあなたの方が優れていて、
- このようにしたら
- こうやってみたら
などと考えていたとしても、所属する保育園の指導方針や上司や主任、そして、先輩の言うことを我慢して聞かなければいけないことがよくあります。
また、学年主任の方針がちょっと納得いかなくても、最低でも1年間は主任の考えに合わせながら仕事をしなければいけないので、どうしても仕事中はストレスが溜まってしまいます。
放課後等デイサービスの場合は、
自分が好きなこと
子どもに合っていると思うこと
などを考えたときに、ある程度、自分の好きなように、または、得意な方向に持ち込んで子どもたちに接したり教えたりすることができます。
そのため、
- もっとこうしたらいいのに…。
- どうしてあんな風にするんだろう…。
- もっと私はこうやってしたいのに…。
などと思ってストレスを溜めることなく働けます。
保護者がいつ来るかビクビクしなくて済む
保育園は、利用する子どもたちのお迎えが、基本的に保護者の仕事の終わり時間、または保護者の希望する時間によって変わります。
予定時間よりも早く来る保護者もいれば遅れる保護者もいるので、子どものお昼寝後は、保護者がいつ来るかわからず、いつも保護者のことを気にしながら子どもたちの相手をしなければいけません。
そのため、苦手な保護者がいる場合は、
「いつ来るんだろう…。」
とビクビクしながら待つことになります。
さらに、子どもに対しても、
- 保護者がいつ来るかわからない
- すでに他の保護者が来ている
ときは、保護者のことが気になって十分な指導ができずに中途半端な子ども対応になることがよくあります。そして、ストレスを溜めるきっかけになります。しかし、放課後等デイサービスの場合は、保護者が子どもを迎えに来るのではなく、子どもを自宅へ送り届けて保護者対応をすることがほとんどです。
そのため、保護者がいつ来るのかとビクビクすることはありません。また、苦手な保護者がいる場合は、他のスタッフに子どもを送迎してもらうことで保護者対応をしなくてすむようになるので、保護者対応が苦手な人は仕事中のストレスをグッと減らすことができます。
1人当たりの担当人数の割合が少ない
保育士と放課後等デイサービスでは1人当たりの担当人数の割合が大きく違います。
※それぞれの園や放課後等デイサービスによって異なる場合があります。
保育士(配置基準)
子どもの年齢 | 1人で担当する子どもの人数 |
0歳児 | 3人 |
1歳児~2歳児 | 6人 |
3歳児 | 20人 |
4歳~5歳児 | 30人 |
※自治体によって異なります。
放課後等デイサービス勤務者
1人で担当する子どもの人数 | 約3名 |
※自治体によって異なります。
※子どもの年齢については児童発達支援を一緒に運営している放課後等デイサービスの場合は、未就学児~18歳(スタッフの数や子どもの状態などで受け入れ対象年齢はそれぞれの放課後等デイサービスによって異なります。)
1人当たりの担当人数の割合が多くなれば、それだけ仕事量が多くなったり大変になったりします。ちょっとしたトラブルが起きたときに1人の子どもだけに対応していると、他の子どもへの対応がおろそかになります。そのようなときに、さらにトラブルが起きれば、まわりのスタッフからは、
「仕事ができない…。」
「もっとちゃんと対応できないの?」
と思われたりすることになります。そして、
「しょうがないでしょ!」
「ぜんぶ対応するなんてムリ!」
とストレスを溜めたり、
「どうしてうまくできないのかな…。」
「また失敗した…。」
と自分を責めたりすることになります。そして、人数が多ければ多いほど子どもへの対応に時間が取られたり、または、やるべき事務作業ができなかったり、連絡帳を書く量が増えたり、保護者対応でバタバタしたりするようになります。
さらに、1人のスタッフが保護者に対応してしまうと、それ以外の子どもたちをまとめて見なければいけなくなって、さらに大変な状況になったりすることも保育士の仕事をしているとよくあります。
放課後等デイサービスの場合は、保育士と違って人数の割合も少ないので1人に対してじっくり対応することができたり、トラブルが起きて対応していても別のスタッフに数人任せるだけでいいので「仕事ができない」と思われたりすることがほとんどありません。そのため、保育士よりもバタバタすることへのストレスもグッと少なくなります。
また、子どもの人数が多ければ多いほど指示が入りにくいことがありますが、子どもの人数が少ない放課後等デイサービスの場合は指示も通りやすくスタッフにも伝えやすくなるので、ストレスを溜めずにスムーズに働けるようになります。
女性が多い職場特有の「人間関係」の不満がなくなる
保育士から放課後等デイサービスへ転職するおすすめのポイントは、女性が多い職場特有の「人間関係」の不満がなくなることです。
保育士の場合は人間関係、職場のスタッフや先輩、上司、同僚との人間関係がギクシャクしたり不満を持ったりすることでストレスを溜めることがよくあります。
元保育士A
保育園では、複数のスタッフで子どもたちの面倒をみます。しかし、子どもへの支援の考え方、仕事に対する向き合い方などは先生によってちがいます。それでも、みんなで協力して、子どものために足並みをそろえて教えばければいけないのに、自分勝手にしようとする先生がいます。そして、不満をもつことがあります。
元保育士B
主任の教育方針や仕事の振り方、また、仕事ができる人なのか、できない人なのかでも、その1年間の仕事が楽しいか楽しくないかなどが決まります。頼れない主任だと1年間がとても長く感じるほどストレスです。
そして、何よりも保育士の職業は女性スタッフが多い職場なので、女性特有の仕事への不満が多くありました。
- 陰口、悪口が多い
- 仕事ができる人、できない人への対応の仕方がちがう
- 保護者の前だけ「できる先生」を演じる
- 指示ばかり多い上司が子ども対応にちょっとでも失敗したらグチグチと文句を言う
- 1度でもトラブルになってしまうと、その後、ギクシャクとした関係がずっと続く
- 仲間内で小さなグループを作って好き勝手に仕事をしようとする
- etc.
放課後等デイサービスの場合は、「複数のスタッフで子どもを見る」という環境は保育園と同じですが、スタッフの男女比にあまり差がない印象です。
※女性スタッフがちょっと多い場合もあれば男性スタッフの方がちょっと多い場合もあるなど、放課後等デイサービスによって違います。
そのため「女性特有の人間関係でギクシャクして仕事がやりにくい」ということがないと思います。
保育士から放課後等デイサービスへ転職するときに失敗しない方法
保育士を辞めて子どもに関わる仕事として「放課後等デイサービスへ転職しよう」と考えるときに、失敗しないためにやっておいて損のないことがこちらです。
1つずつ説明します。
保育士として働きながら情報を集める
保育士を辞めて放課後等デイサービスへ転職して失敗しないようにするためには、保育士として働きながら情報を集めることです。
保育士をしながら放課後等デイサービスの転職情報を集めることは、あなたが今後、転職をするときに向けての安心感になります。
また、働きながら転職情報を集めて調べることで、「本当に放課後等デイサービスの仕事が自分に合っているのか」または、「ストレスは溜まってイヤだけれど、このまま保育士を続けたほうがいいのか」を考えられるきっかけにもなります。
保育士の仕事をしながら転職情報を集める場合は、休日や休憩時間、通勤時間などを利用して放課後等デイサービスの転職情報を調べるようにしましょう。
または、利用している子どもの中に児童発達支援へ通っている子どもがいる場合は、保護者に聞いたり子どもの迎えに来ているスタッフに話を聞いたりすることで情報を集めることができます。
あとで後悔しないように!
あなたの理想的な未来像へ近づけるための行動として、働きながら転職情報を集めることに損はありません。そして、早く行動した人が先に良い求人を見つけたり情報を手に入れたりすることができるので、後悔しないためにも行動しながら考えるようにしましょう。
転職サイトへの登録は無料です。まずは、放課後等デイサービスの転職情報を集めるためにも転職サイトへ登録して、どんな求人があるのか見るだけでも損はないかと思います。
参考
放課後等デイサービスの転職情報について知りたいならこちらの記事をみてください。
放課後等デイサービスの情報を集めることで、このまま「保育士を続けようかな」と思った場合でも、
- 自分の価値を高める
- 将来に向けての保険をつくる
ためにも、今から「資格」を取ることをおすすめします。資格さえ取っておけば、このまま保育士を続けたとしても何かあったときに今後の人生の選択肢を広げることができるようになります。
参考
放課後等デイサービスで働くときに役立つ資格について紹介した記事がこちらです。保育士でも役立つ資格もあるので、これからの長い人生を考えてどちらの職業でも役に立つ資格を今から取っておけば何かあったときにお守りになります。
保育園に勤務することで得た経験を整理する
保育士を辞めて放課後等デイサービスへ転職して失敗しないようにするためには、保育園に勤務することで得た経験を整理することです。
放課後等デイサービスへ転職するときには面接があります。そのため、面接対策をするためにも、あなたが今、保育士として働いていることで放課後等デイサービスへ転職したときに活かせることを今のうちから整理して用意するようにしましょう。
- 子どもに関わることが好き
- 「できない」「わからない」「初めての経験をする」子どもへの対応技術
- 集団の子どもを複数のスタッフで面倒を見る経験
- 保護者対応
- 保育園の現場で得た知識を活かせる
- 子どもにとって理解しやすい支援グッズの作成
ほかにも、放課後等デイサービスへ転職するなら知っておくべき面接対策はあります。気になる方はこちらの記事を見てください。
発達障害の知識についての不安をなくす
保育士を辞めて放課後等デイサービスへ転職して失敗しないようにするためには、発達障害の知識についての不安をなくすことです。
保育士から放課後等デイサービスへ転職した人に話を聞くと、
元保育士
「保育士として学んできた未就学児への対応や支援、技術、知識、経験には自信があったけれど、発達障害についての知識や技術がなくて、最初は子ども対応に不安があった。」
という話を聞きました。そのため、あなたが保育士として働きながら放課後等デイサービスへ転職をしたときに失敗しないためにも、発達障害についての知識を増やすことが放課後等デイサービスへ転職をするときの安心につながる可能性があります。
しかし、放課後等デイサービスは、発達に障害をもっていたり同年代の子どもたちよりも発達に遅れがあったりする子どもたちが利用しています。そして、子どもたちへの対応には、未就学児への対応方法や技術が求められます。
なぜなら、未就学児の子どもでも理解できる説明の仕方をすることで、子どもが話の内容を理解しやすくなるからです。そのため、保育士として、成長にバラツキのある子どもたちに対して対応したり指示を出したり話をしたり遊んだりすることができているならば、放課後等デイサービスで今から働き始めてもあなたは即戦力で働ける価値ある存在になれると思います。
そのため、保育士として働いていて、子どもに関わることが好きならば、とりあえず「働いてみたい」と思える放課後等デイサービスがあるかどうかを転職サイトの求人情報から見てみることをおすすめします。
それでも、発達障害についての知識が無くて不安に思ってしまうあなたはこちらの記事を見てください。
放課後等デイサービスへ転職したときに迷惑をかけることなくスムーズに働き始めたいと考えるあなたは、今のうちから放課後等デイサービスで役立つ資格を取ることをおすすめします。
今の職場にバレてギクシャクしないようにする
保育士を辞めて放課後等デイサービスへ転職して失敗しないようにするためには、今の職場にバレてギクシャクしないようにすることです。
保育士を辞める場合は、職場に迷惑をかけないようにするために「年度末に辞める」ことを考えると思います。しかし、園長や上司や同僚に「辞める」と伝える前に、「辞めることを考えている」段階で知られてしまうと、関係がギクシャクしたりあなたへの接し方が悪くなったりする可能性があります。
そうならないためにも、辞めることを伝えるギリギリまではバレずに転職情報を集めることをおすすめします。
参考
働きながら放課後等デイサービスの転職情報を集める方法について知りたい方はこちらの記事を見てください。
注意
「今すぐ仕事を辞めたい!」と考えているけれど、辞めることを伝えられずに悩んで、そして、毎朝、イヤな気持ちになりながら出勤して、そして、イヤな思いをしながら仕事をして、やっと終わったと思っても、「明日も仕事か…。」とため息をついているあなたは、「今すぐ退職する」ことを考えるのもあなたの長い人生にとって重要な選択肢の1つだと思います。
なぜなら、そのまま仕事を頑張りすぎることでストレスを溜めて疲れきってしまっては、いざ、年度末に辞めて、新しい職場へ転職しても、あなたの心が疲れてしまっていて楽しく働けなくなる可能性があるからです。
「どうせ辞めるなら、こんなイヤな思いをする前に早く辞めればよかった…。」
と後悔しないためにも、今できることを考えて行動するようにしましょう。
こんな方法もあります!
- 「辞める」と言えない…。
- 今すぐにでも辞めたいけど伝え方がわからない…。
と悩むあなたは、「退職代行」を利用することをおすすめします。退職代行サービスならば、あなたの代わりに辞める手続きをスムーズにしてくれます。実際に使っている人も多くいるので軽い気持ちで相談してみるといいかと思います。
参考
退職代行サービスを利用するなら、メディア掲載実績が多くて有名な退職代行サービスを利用することでスムーズに今の仕事を辞められます。
こちらの記事では、あなたにおすすめの有名な退職代行サービスを厳選して紹介しています。無料で相談ができるので、今の状況で何もせずにストレスばかりを溜めて後悔するぐらいなら軽い気持ちで相談してみるといいかと思います。
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まとめ:放課後等デイサービスへ転職すれば、保育士の仕事経験を活かして楽しく働けるようになる
今回は、保育士を辞めても子どもに関わる仕事がしたいなら放課後等デイサービスへ転職することがおすすめの理由について紹介しました。
まず、「保育士」と「放課後等デイサービス」の仕事内容に共通点があるのかどうかを知ることも、保育園の先生を辞めて転職先に放課後等デイサービスを選ぶきっかけになります。
「保育士」と「放課後等デイサービス」の仕事の共通点がこちらの3つです。
仕事の共通点
- 子どもに関わる仕事
- 保護者対応
- 色々な個性を持つ子どもに「できることを増やすきっかけ」を用意する
そして、あなたが保育士の仕事を辞めたいと考えていて、次の仕事でも子どもに関わる仕事がしたいと思っているなら「放課後等デイサービス」へ転職したほうがいいポイントがこちらです。
さらに、保育士から放課後等デイサービスへ転職するときに失敗しない方法がこちらです。
今回の記事内容を意識しながら行動することで、あなたが放課後等デイサービスへ転職したときに、保育士の仕事経験を活かして、現場で即戦力になりながら楽しく働けるようになります。
さらに、「職場の人間関係」「プライベートの時間がほとんどない」「子どもたちと楽しく自由に関われる時間が少ない」などの不満が、放課後等デイサービスへ転職すれば解消されることがわかって、あなたの理想とする未来像へ近づけるきっかけになります。
大切なことは「行動しながら考える」ことです。そして、忘れないで欲しいことが、保育士資格を持っているあなたは放課後等デイサービスで優遇されます。
このまま何もせず後悔しないためにも、
など、今からすぐにできる簡単な行動で現状をパッと変えましょう。
今回の記事が少しでも参考になればうれしいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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