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悩み
- 「キャプテン・リノ」ってどんなボードゲームかな?
- 「キャプテン・リノ」が発達障害やグレーゾーンの子どもにおすすめって本当かな?
- 「キャプテン・リノ」の遊び方や注意点について知りたい。
- 児童発達支援や放課後等デイサービスを利用している子どもに「キャプテン・リノ」はオススメかな…。
- 発達障害やグレーゾーンの子どもが「キャプテン・リノ」を楽しく遊べる方法や注意点について知りたい。
今回はこのような疑問や悩みを「複数の画像」と「詳しい商品レビュー」付きで解決します。
私が持っている「キャプテン・リノ」がこちら。
本記事の執筆者情報
私は子どもにかかわる仕事を10年以上経験してきました。
- 元小学校教師(通常学級担任、特別支援学級担任をそれぞれ2年以上経験)
- 元障害児通所支援事業所勤務(放課後等デイサービスで、未就学児から小学生までの発達障害の子どもの支援業務を2年以上経験)
- 心理大学卒業のメンタルケア心理士(心理士資格取得のためにADHDの診断基準であるDSM-5を精神医科学基礎で学習。試験では満点。)
この経験を通して、たくさんの子どもを見てきました。
さっそく結論
「キャプテン・リノ」は見た目から子どもの興味を引き付けみんなで夢中になって楽しめるボードゲームです。
迷うなら買わないと後悔するタイプの人がこちらです。
- 子どもが「幼児」~「小学生」
- みんなで盛り上がりながら楽しめるボードゲームがほしい
- 失敗をイヤがる子どもでも楽しめるようなボードゲームがほしい
- 見た目にインパクトのある楽しいボードゲームがほしい
- 複雑なルールを理解することが苦手な子どもにオススメのボードゲームがほしい
上記の項目に1つでも当てはまったあなたは「キャプテン・リノ」を迷うなら買ったほうがいいかと思います。ちなみに、私が放課後等デイサービスで勤務していたときも「キャプテン・リノ」はありました。それだけ、発達障害やグレーゾーンの子どもにとって遊ばせる価値のある商品だということです。
今回の記事を読むことで、「キャプテン・リノ」を発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめる遊び方がわかるようになります。さらに、「複数の画像」と「詳しい商品レビュー」を見ることで、失敗することなく納得して購入することができるようになります。
目次
「キャプテン・リノ」とは
「キャプテン・リノ」とは、かんたんに説明すると、見た目から子どもの興味を引き付けみんなで夢中になって楽しめるボードゲームです。
「キャプテン・リノ」の基本情報
おすすめプレイ人数 | 2人以上 |
対象年齢 | 5歳以上(4歳も可) |
プレイ時間の目安 | 約10分 |
サイズ | 縦「18」㎝、横「11.5」㎝、高さ「4」㎝ |
箱の中には、
- カード60枚(屋根カード31枚、壁カード28枚、土台1枚)
- キャプテン・リノ
- 説明書
※箱のサイズに比べて中身が少ないのでビックリするかもしれません。
「キャプテン・リノ」の遊び方
「キャプテン・リノ」の遊び方はかんたんで、できるだけ高くカードをみんなで積み上げるボードゲームです。そして、自分の持っている手札の屋根カードを他の人よりも少なくすることを目指します。
準備
土台カードの表裏、どちらを上にするかを決めてテーブルの中央に置きます。(表と裏で難易度が変わります)
屋根カードをよく混ぜて5枚ずつ配ります。(2人だけで遊ぶときは7枚ずつ。)
あまった屋根カードは補充用の山札として土台から離して置きます。
壁カードとリノを土台から離しつつ誰からでも手が届くところに置きます。
遊び方
1人ずつ順番に土台に書かれている線を見て壁カードを上に重ねて、手札の屋根カードから1枚を選んで置きます。
これを順番にくり返します。
ポイント
屋根カードには特別な印がありその種類によって建て方に変化が起きます。
カードの印内容
「ノーマル」
「方向転換」
「1回休み」
「追加のカード」
「2枚重ね」
「キャプテン・リノ」
※詳しい内容は説明書に書かれています。
ゲームの終わりは誰かが手札の屋根カードをすべて置けたときや積み上げたカードが倒壊してしまったときです。
誰かが手札の屋根カードをすべて置けたときは、手札カードを使い切った人が勝ちです。
積み上げたカード(高層マンション)が倒壊してしまったときは、マンションが倒壊した人が負けで、その他の人で手札カードが1番少ない人が勝ちです。
枚数が同じ場合は印カードが多く残っている人が勝ちです。壁カードが全て使われたときは、みんなが勝ちです。
これが「キャプテン・リノ」の遊び方かんたん説明です。なんとなくルールがわかって、画像を見て「楽しそう」「子どもが喜びそう」と思って、小学生以下の子どもに遊ばせようと考えているあなたは「キャプテン・リノ」を子どもに遊ばせて損はないと思います。
発達障害やグレーゾーンの子どもに「キャプテン・リノ」がオススメの理由
「キャプテン・リノ」は発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しく参加してくれるボードゲームです。また、人数制限もなく集団で楽しめるので、とても大きな声で子どもたちは笑いながら遊ぶので場が盛り上がります。
私が勤務していた放課後等デイサービスでは「キャプテン・リノ」をするときは見た目のインパクトも強烈なので、みんな目をキラキラさせながら参加してくれたことを今でも覚えています。
発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめるようにするためには、はじめに子どもの興味関心を惹きつけることが重要です。
「やりたい!」
「楽しそう!」
と子どもに思わせることで、子どもが楽しくボードゲームに参加してくれたり、みんなと仲良く集団でも遊べたりするようになります。そのため、「キャプテン・リノ」は見た目のインパクトが良くて、子どもの興味関心を惹きつけやすいボードゲームなので発達障害やグレーゾーンの子どもにおすすめです。
そして、「キャプテン・リノ」はみんなでカードを高く積み上げていきます。そのため、失敗しても自分だけが悪いのではないことを教えられます。
崩した最後の人だけが悪いのではなく、それまでのみんなで積み上げてきた過程でバランスが崩れたことを教えられるので、子どもに、
失敗しても良い
挑戦することが重要
という、子どもの自立に向けて必要な力を養うことができるようになります。もちろん、集中力も養えます。
「キャプテン・リノ」はアンバランスな状況でドキドキとハラハラの感情を自分がやっているときも友達がやっているときも感じることができるので場が盛り上がり、そして、子どもたちは楽しく夢中になって参加してくれるとっても楽しいボードゲームです。
これが、発達障害やグレーゾーンの子どもに「キャプテン・リノ」がオススメの理由です。ちょっとでも「遊ばせてもいいかも」と思ったのであればこちらから選んで詳しい情報を見てください。
「キャプテン・リノ」の商品レビュー
「キャプテン・リノ」の商品レビューとして、実際に私が子どもたちと遊んだときの感想と、遊んでわかった注意点について紹介します。
「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊んだ感想
「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊んだ感想がこちらです。
- 集中できる
- 楽しい
- かんたん
- 盛り上がる
- ドキドキ感がすごい
- 見た目のインパクトがすごい
「キャプテン・リノ」は箱から出してカードを配って土台カードを場に置いてルール説明と順番を決めたら「はい!スタート!」と、すぐに遊び始められるところがとても良いです。
準備はかんたんですが、子どもたちにカードのルールを説明することに時間がかかりました。
発達障害やグレーゾーンの子どもはルールを説明されても理解することが苦手な子どもが多いので、ルール説明はしたものの「とりあえずやってみよう。」と説明をじっくりすることをやめて、とりあえず始めることにしました。
そして、実際に遊んでみることで、「キャプテン・リノ」で遊ぶときは進行役がしっかりするようにして、ルールは「やりながら教えるね。」と子どもに伝えて「楽しいから、1回やってみよう!」と始めるほうがスムーズで、そして、子どもたちも楽しく遊んでくれるようになることがわかりました。
カードのルールを覚えること以外は、カードを積み上げて、ときどき、リノを動かすだけなので、進行さえスムーズにできれば子どもたちは楽しめます。
はじめはカードを曲げて置くことにドキドキしたり躊躇したりする子もいたので進行をスムーズにするためにも、手先が不器用な子や失敗をイヤがるような子などの順番を先にしてあげて、すぐに成功体験を得られるようすることもオススメです。
子どもが慣れてくる頃にはカードもすごい高さになってドキドキとハラハラの緊張感で場が盛り上がりました。
「キャプテン・リノ」はカードが少ない人の勝ちです。そのため、「カードを少なくしたい気持ち」と「みんなで積み上げるカードの高さがもっと高くなるのを見たい気持ち」が合わさって、「キャプテン・リノ」でしか味わえない楽しさがあることに気づきました。
以上が、私が「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊んだ感想です。ちょっとでも「子どもが楽しめそう」と思ったならばこちらから選んで見てください。
「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊ぶときの注意点
「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊ぶときの注意点がこちらです。
注意ポイント
- 集中できる環境作り
- 進行でトラブルを避ける
集中できる環境作り
「キャプテン・リノ」は集中力が必要なボードゲームです。そのため、子どもにとって集中が切れるような環境だと失敗しやすくなります。
とくに発達障害やグレーゾーンの子どもは集中したり夢中になったりしているときにジャマされることをすごくイヤがるので、怒り出したりトラブルになったりすることがよくあります。そのため、「キャプテン・リノ」で遊ぶときにはまわりの環境には気をつけるようにしましょう。
まわりでガチャガチャと騒がしくないかチェックしたり、見ている人はどんな声かけなら良いのか、またはダメなのかなどの「約束」を決めたりして、みんなが楽しみながら集中できる環境づくりを意識するようにしましょう。
補足
机の上で「キャプテン・リノ」をするときは、ちょっと当たっただけでガタガタと揺れて倒れることがあるので気をつけましょう。
カードが高く積み上がれば積み上がるほど、みんなの興味が「いつ倒れるのか」ということに夢中になるので、気づかないうちに机にぶつかる子や、机を触りながらピョンピョン跳びはねる子どもなどがいるので、わざとではなくても机を揺らしてカードが倒れてしまうことがあるので注意しましょう。
進行でトラブルを避ける
「キャプテン・リノ」のルールは発達障害やグレーゾーンの子どもにとってやや難しい部分があるので スムーズにみんなで遊べるように進行のときには気をつけるようにしましょう。
- ルールを理解することが苦手な子
- 否定されることをイヤがる子
- 失敗をイヤがる子
などは、まわりから注意や否定をされることに対してトラブルにならないように進行役の大人がサポートに入るようにしたほうがいいです。また、カードの使い方によっては全く参加できない子もいるので、そのような状況への配慮も必要です。
その場合は次回の順番を1番にするなどの配慮でフォローすることをおすすめします。
また、カードの効果のほとんどが相手へのイヤがらせなので、ケンカやトラブルになりやすい子どもは隣同士にはしないようにすることも忘れないようにしましょう。
「キャプテン・リノ」を発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめる遊び方
「キャプテン・リノ」を発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめる遊び方を3つ紹介します。「キャプテン・リノ」は簡単なルールなのでふつうに遊んでも十分に子どもたちは楽しめますが、私が実際に遊んだときに、
- 子どものたちの実態
- メンバー構成
- 所要時間
などを考えて、子どもたちが楽しめるようにアレンジした方法について紹介します。
アレンジした遊び方
- カードの効果なし
- 高さ計測
- リノを高いところまで連れて行く
カードの効果なし
「カードの効果を無し」にして、単純にみんなで順番にカードを積み重ねていくルールで遊びます。
遊んでいる途中で止まることもなくスムーズにみんなが楽しめるようになります。そして、みんなが平等に楽しめるので発達障害やグレーゾーンの子どもがさいしょに遊ぶときにおすすめです。
勝敗も「倒した人が負け」や「倒れる前にカードを置いた人の勝ち」などにすることで、勝敗もわかりやすくスムーズに遊ぶことができます。
「キャプテン・リノ」の魅力でもあるカードを積み上げる成功体験と高く積み上げて倒れる瞬間を見ることの楽しさを気づかせるきっかけにおすすめです。
高さ計測
3日後、1週間後、1ヶ月後などの期間を決めてどのグループが1番高く積み上げることができるのかを競います。これは放課後等デイサービスなど、子どものメンバーが日々変わるようなところで「キャプテン・リノ」を使って遊んだり活動したりするような場所でおすすめです。
リノを高いところまで連れて行く
カードを積み上げるたびに毎回リノを1段ずついっしょに積み上げる遊び方です。これによりリノをみんなが触れるようになります。
この遊びは、
「リノを使ってない!」
と怒りだした子どもをきっかけにできた遊び方です。難易度も上がりますが、みんながリノを使って遊べるようになるのでおすすめです。
まとめ:「キャプテン・リノ」は発達障害やグレーゾーンの子どもにおすすめのボードゲーム
今回は、「キャプテン・リノ」で子どもが楽しめる遊び方について、「複数の画像」と「詳しい商品レビュー」付きで紹介しました。
「キャプテン・リノ」は見た目から子どもの興味を引き付けみんなで夢中になって楽しめるボードゲームです。
迷うなら買わないと後悔するタイプの人がこちら。
- 子どもが「幼児」~「小学生」
- みんなで盛り上がりながら楽しめるボードゲームがほしい
- 失敗をイヤがる子どもでも楽しめるようなボードゲームがほしい
- 見た目にインパクトのある楽しいボードゲームがほしい
- 複雑なルールを理解することが苦手な子どもにオススメのボードゲームがほしい
上記の項目に1つでも当てはまったあなたは「キャプテン・リノ」を迷うなら買ったほうがいいかと思います。私が放課後等デイサービスで勤務していたときも「キャプテン・リノ」はありました。それだけ、発達障害やグレーゾーンの子どもにとって遊ばせる価値のある商品だということです。
「キャプテン・リノ」の基本情報についてもう1度知りたい方はこちら→「『キャプテン・リノ』とは」
発達障害やグレーゾーンの子どもに「キャプテン・リノ」がオススメの理由がこちらです。
- 私が放課後等デイサービスで勤務していたときも「キャプテン・リノ」があったこと
- 幅広い年代の子どもたちがいっしょに遊べること
- みんなで楽しみながら盛り上がること
- 見た目のインパクトで子どもたちを惹きつけられること
- 失敗してもいいことを教えられること
- ドキドキ、ハラハラの連続で場が盛り上がること
- 集中力を養えること
実際に私が子どもたちと「キャプテン・リノ」で遊んだ感想がこちらです。
- 集中できる
- 楽しい
- かんたん
- 盛り上がる
- ドキドキ感がすごい
- 見た目のインパクトがすごい
遊んでわかった「キャプテン・リノ」で子どもたちと遊ぶときの注意点がこちらです。
注意ポイント
- 集中できる環境作り
- 進行でトラブルを避ける
実際に遊んだ感想についてもう1度詳しく知りたい方はこちら→「『キャプテン・リノ』の商品レビュー」
「キャプテン・リノ」を発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめる遊び方がこちらです。
アレンジした遊び方
- カードの効果なし
- 高さ計測
- リノを高いところまで連れて行く
アレンジした遊び方についてもう1度詳しく知りたい方はこちら→「遊び方のアレンジ方法」
何度も言いますが、「キャプテン・リノ」はルールが簡単で最初から最後まで子どもたちが笑って楽しめるボードゲームです。そして、発達障害やグレーゾーンの子どもが楽しめるオススメのボードゲームです。
悩むなら後悔しないためにも購入したほうがいいかと思います。